クラレの新卒採用の倍率は20~50倍、各職種の就職難易度も!

クラレ

クラレの新卒採用の倍率は技術系が約20倍、事務系が約50倍と推定。就職難易度はそれぞれ「ふつう」「かなり難」に該当。

ECコース(総合職)、FLコース(事業所基幹職)いずれも水準。転居を伴う異動の有無で、入社んまでの難易度の違いはないと判断。

採用人数はここ数年は70人前後(事務系:約15~20名、技術系:45~60名前後)。化学メーカーではやや多めの人数だが、製造業としても非常に少ない。


職種ごとの就職難易度

職種 難易度(満5点) 推定倍率/レベルの目安
ECコース、技術系 ★★★ 20倍、ふうう
ECコース、事務系 ★★★ 20倍、ふうう
FLコース、技術系 ★★★★★ 50倍、かなり難
ECコース、事務系 ★★★★★ 50倍、かなり難

クラレの技術系、事務系ともにECコース(総合職)、FLコース(事業所基幹職)に分かれて新卒採用を実施しているが、就職難易度はこのような形になる。

事務系と技術系では大きく異なるものの、ECコース、FLコースでの違いはほとんどないと思われる。

化学・素材メーカー上位勢の各企業と事情はほとんど同じ。

誰でも制限なしに応募できる事務系の場合は、さらに採用人数が少ないこともあって、就職難易度は上がる。

《参考:<偏差値表>化学・素材メーカー業界の就職難易度をランキング化

技術系は倍率20倍、難易度は「ふつう」

理系を対象とする技術系

クラレの理系を対象とする技術系の就職難易度は「ふつう」。倍率は約20倍程度と推定。

技術系は公式ウェブサイトでは「化学系(高分子・有機・無機など)、化学工学系、機械工学系、電気・電子工学系、応用物理系、薬学系、バイオ系、建築・土木系」と記載されている。専攻分野の指定がある。

学部で言えば、工学部、理学部のどちらか、またはそれらに準じた学部になるだろう。

理系の学部学科に所属するという特定のグループに該当する学生の中での競争になる。

対象者が上記のように限定されることで、文系の事務系のように不特定多数の学生間での競争にはならない。

採用人数は45~60人ほどということで、誰もが知っている製造業大手としてはやや少ない人数だが、エントリーする学生層が限定される。

とはいえ、会社名や事業内容を考慮すると、就職難易度は「ふつう」、倍率はおよそ20倍と判断。

他の化学メーカーと同様に、技術系は「学校推薦」の制度が使える。教授の指名があることで内定獲得がしやすくなるかもしれない。

事業分野や会社の知名度、勤務地などを考慮すると、応募者数は約1,000人ほどと推定。

参考:クラレの採用大学を公開、学歴フィルターも存在

事務系の倍率は50倍、難易度は「かなり難」

倍率およそ50倍と見込まれる事務系

一方の文系を対象とする事務系の就職難易度は「かなり難」。倍率は約50倍と推定。理系の技術系とは対照的に内定獲得が難しい。

採用人数は毎年15~20人ほど。かなり少ない募集人員。対して、応募者数は1,000人程度になると推定。

正式なデータは公表されていないものの、会社規模や知名度、業界の性質を考慮すると、これくらいになると推測。

募集の対象とする専攻分野は「全学部全学科」。募集要項でこのように記載されている。

実際に応募してくる学生の所属学部は法学部、経済学部、文学部、社会学部、教育学部、商学部、総合政策学部、外国語学部などだが、これらだけでもかなりの数になる。

こうした事情から、クラレの事務系の倍率は50倍と推定。就職難易度は「かなり難」との表現が妥当と判断。

なお、事務系の応募方法は「自由応募」のみ。このような条件により、文系を中心に不特定多数の学生がエントリーしてくる状態に拍車をかける。誰もが平等に選考を受けられるが、内定獲得は誰もが難しいのも確か。

FLコース(事業所基幹職)について

クラレでは、FLコース(事業所基幹職)として各事業所ごとにも採用活動を実施。

事務系、技術系ともに募集要項は存在するものの、多くの年度では「技術系のみ」となっている。

また、各事業所でも就職難易度は若干異なることも考えられる。

他の会社でも当てはまることだが、基本的に地方部の立地ほど就職難易度は下がる傾向。クラレで言うなら、下記のようになると思う。

  • 新潟事業所:やや易
  • 倉敷事業所:やや難
  • 岡山事業所:やや難
  • 西条事業所:やや易

あくまでも私見によるものだが、このような違いになると考える。

過去7年間の採用人数

クラレの過去7年間の採用人数は下記の通り。毎年、新卒採用では概ね20~60名前後で推移。

2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
技術系職種 46 48 50 55 59 44 33
事務系職種 19 16 20 19 17 16 17

内訳では、事務系(文系)は15~20名、技術系(理系)は45~60名ほどで推移。

次にFLコース(事業所基幹職)について。過去7年間の採用人数は下記の通り。

2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年
大卒
院卒
13 8 14 19 20 20 6
高専卒 8 7 5 4 9 2 3

FLコースはECコースと比較してかなり人数が少ない。上記は各事業所をすべて合わせた人数である。

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