製造業はホワイト、それともブラック!? 働きやすい業種なのか?

ホワイト企業が多い製造業

製造業はホワイト企業が多いのか、それともブラック企業が多いのか。業界としては「働きやすい会社」がどれくらいあるのか、今回は調べてみた。

結論から言うと、モノづくりに携わる会社は比較的ブラック企業が少ない。すなわち、待遇が良好なホワイト企業が多い傾向にある。

しかし、それでもこれは大手企業に視点を置いた場合の話である。事業規模が小さい中小企業となると、大きな欠陥がある確率がアップするのは避けられない。




製造業の悪いイメージとホワイト企業

イメージ 実際の傾向
重労働・危険作業がある 安全管理が徹底

→勤務時間などのしっかりした管理体制

人間性に欠ける人が多い 職人気質・技術者が多い

→性格的に穏やかな人が目立つ

給料水準が低い 決して低くはなく、安定している

暗いイメージの製造業

製造業という業界は、就活をしている学生からの評判は決して良いとは言えない。華やかなイメージに欠け、3K(キツイ・汚い・危険)のような暗いイメージが強くなりやすい。

高度経済成長期に活躍したば今はもう時代遅れというようなイメージ、つまり昭和の印象が出やすいところでもある。ブラック企業を連想する人もいるだろう。

しかし、実態はそうではない。働きやすい環境が整っていたり、人間関係が良い部分もある。ホワイト企業に該当する会社も数多く見られるのは確かな事実である。




年間休日が多い、休みがしっかり取れる

休みがしっかりとれる製造業

製造業のメリットの1つとして、年間休日が比較的多い点が挙げられる。休みがしっかりとれる業界であり、休日を返上してまで働く「休日出勤」が少ないところにも当てはまる。

製造業の労働市場の場所は工場である。工場が稼働すれば従業員がそこで働くことになるが、稼働しない日はほとんどが休みということになる。

特に機械製造業では土日は工場が休みに入る。これに伴って、土日は休日になって「完全週休二日制」が実現される。

工場のラインの立ち上げやメンテナンスなどのイレギュラーなときを除いては「休日出勤」の必要性も薄い。

休みがしっかりとれる環境が整っている会社が多いのが特徴というわけだ。

残業時間が極端に長くなることが少ない

残業時間が少ない製造業

残業時間はどこの業界でも少なからず存在する。この点では製造業も例外ではない。忙しい時期になる12月や3月になれば、どこの会社でも自然と時間外労働が増える。

しかし、他の業界と比べると残業時間が極端な時間まで長くなる可能性が低い。

モノを作るという性質から、勤務状況はしっかりと管理されているところがほとんど。作業事故などの労働災害が起こりやすい場であるためだ。

作業にはリスクが付くため、可能な限り社員が安全に働ける環境を整える義務が生じる。長時間労働は疲労による災害が起こる原因となるため、各社でこれを避けなければならないという意識が強い。

勤務体制の管理が行き届いていない他の業種と比べると厳しい製造業だからこそ長時間労働が生じにくい。

このような残業時間が長くなりにくいシステムが整っている点もまたメリットではないか。




穏やかな人が多い

変な人が少ない製造業

製造業の中でも特に工場では気が短いなどの人間性に問題があるような社員が少ない傾向も見られる。上司の部下家のパワハラが起こりにくい。

もちろん個人によって異なるのは確かだが、全体的な流れではほかの業界と比べるとすぐに大声で怒鳴る(キレる)人や不理屈を唱える人が少ない。

要約すると、「変な人が少ない」のが製造業の特徴である。

職人気質や技術者が主流といっても過言ではない。そのため、人間関係に起因するトラブルが起こりにくい。

故に働きやすい環境が整いやすく、社員が途中で辞めてしまうリスクも下がる。ブラック企業に該当する会社にある特徴があまり存在しないのが製造業ならではのメリットとも判断できるだろう。

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