三菱商事の新卒採用の倍率は約100倍、就職難易度は「最難関」

三菱商事

三菱商事の新卒採用(総合職)の倍率はおよそ100倍と推定。就職難易度はもはや「最難関」に該当。

総合商社の中でも最も就職先として人気。内定獲得までのハードルは日本国内でもトップクラスの企業。

採用人数はここ数年は100~200人前後で推移。募集人員の面ではやや多い人数であるものの、それを大幅に超える応募が殺到。エントリー数は1万人かそれ以上には達すると予想。

ES提出の時点で100倍近くに達し、ほとんどの応募者が落とされるのが現状。


職種ごとの就職難易度

職種 難易度(満5点) 推定倍率/レベルの目安
総合職 ★★★★★ 100倍、最難関

三菱商事の新卒採用で募集のある職種は「総合職(スタッフ職)」のみ。就職難易度はこのような形になる。

業界第1位の総合商社で、業界全体を通じてかなり人気の高い就職先ということで、応募者数は膨大な数に膨れ上がる。

就職難易度はいずれも高く、かなりの倍率になるのは確か。

《参照:総合商社の就職難易度の一覧! 偏差値の順位をランキング化

エントリーシートによる書類選考から最終面接まで残ることさえも困難なほど。

※以前は「一般職」という採用区分があったが、現在は廃止。

総合職の倍率は100倍、難易度は「最難関」

総合職として勤務する社員

前述の通り、三菱商事の総合職の就職難易度は「最難関」。倍率は約100倍と推定。

採用人数は毎年100~200人ほど。

商社(卸売業)を目指している学生が第一志望するところの1社が三菱商事

総合商社は新卒の就職ランキングでは複数社が上位にランクイン。その中でも、三菱商事業界首位のため、誰もがエントリーする企業。

応募できる条件上で学部学科の限定はない。「全学部全学科」と募集要項に記載されている。

このような条件により、文系を中心に不特定多数の学生がエントリーしてくる。

実際に応募してくる学生は法学部、経済学部、文学部、教育学部、商学部、総合政策学部、外国語学部など様々だが、文系人口は大きく、これも競争激化に拍車をかける。

こうした事情から、三菱商事の総合職の倍率は100倍と推定。就職難易度は「かなり難」との表現が妥当と判断。

なお、理系の人材も募集しているが、製造業のような理系限定のような制限がない。とはいえ、専攻分野の性質から、文系とは違ってアドバンテージがある。(後述)

>>三菱商事の採用大学を調査! 学歴フィルターの事情も考察

理系人材は優遇されやすい

理系人材

三菱商事をはじめとする総合商社は事業内容の性質上、営業がほとんどということもあって、文系出身者が大多数。

技術系職種への就職が基本の理系出身者はかなり少ない。

とはいえ、理系の採用がゼロということはない。実際のところ、取り扱う製品の技術的な分野や社内コンピューターシステムに携わる人材として、理工系を中心とした学部学科からも一定の採用がある。

製造業のように、「事務職」「技術職」という区分はないものの、一定数の理系の採用は必ずある。

そんな中、応募する理系学生の割合は文系に比べてかなり小さい。採用枠は理系という限られた枠内での競争になる。

したがって、理系の学生にとっての実質的な倍率はやや下がる。就職難易度も文系に比べて大幅に低い。

他社と比較して

次に、他の企業との就職難易度の違いについて比較。

前述の通り、三菱商事よりも就職難易度は高い企業はかなり稀。

一部の外資系金融や政府系金融機関、あるいは鉄道会社や航空会社の総合職などに限られる。

総合商社の中でもトップ

就職先として大人気の総合商社

三菱商事はいわゆる「5大商社」の中でも筆頭。

誰もが社名を知っているはず。少なくとも総合商社への就職を目指している学生なら全員は知っているはず。

他の5大商社にはエントリーしたが、三菱商事にはしなかったという学生はそう多くはない。

例えば、「伊藤忠商事と三井物産にはエントリーしたが、三菱商事にはエントリーしなかった」という学生はゼロなはず。

ゆえに、就職難易度が落ちる隙は存在しない。

>>総合商社の平均年収は1,000万円超! なぜ高いのか?

他の業界と比べて

資源関連業界

ところで、三菱商事をはじめとする総合商社は数ある業界の中でも特に就職先として希望する人が多い。

人気業界は、鉄道、航空、電力・ガス、化学・素材、食品などだが、総合商社もこれらの仲間に入るだろう。

以前は金融業が大人気だったが、近年は激務という印象が強く、学生たちが敬遠する流れが見られる。

総合商社が人気な理由は以下の通り。

  • 年収が高い(平均1,000万円超)
  • 世界で活躍できて華やかなイメージが強い点
  • 会社の知名度が高い一方、BtoB(個人向けではない)

なお、近年は海外への転勤や駐在を嫌うという学生が増える傾向がある。とはいえ、少なくとも三菱商事などの総合商社を狙う人はこれには全く該当しない。

総合商社ならではの、「海外に行ける」、「グローバル」、そして「給料が高い」といった華やかなイメージが応募者の間では少なくとも転勤の心配など浮かんでこないだろう。

こんな特徴も

ところで、採用に当たって求められる要素が存在。総合商社である三菱商事ならではの特徴だろう。

具体的には、偏差値が高い難関大学に所属していること、高い英語力を持っていることの2点。

《こちらも参考に:就職でのTOEICの点数の目安! 有利になるのはいくつから?

学歴フィルターで効率的に選考か

三菱商事の学歴フィルター

そこで、書類選考の手段となるのが大学名でふるいにかけるという方法だ。

三菱商事の場合は学閥が強いということもあって、東大・京大などの旧帝大(他は北大・東北大・名古屋大・阪大・九大)と呼ばれるトップクラスの国公立大学や早慶などの一部の難関私立大の学生が面接まで進める人のほとんどの割合を占める。

とはいえ、面接まで進めたとしてもその先の道のりもまた遠いものである。1次面接で倍率は10倍程度に圧縮されるのは確かだろう。しかし、それでも10人に1人しか内定を獲得できないというわけだ。

ここから先は、たとえ所属する大学名が旧帝大や早慶であったとしても面接で落とされて不採用になる可能性がかなり高い。

内定よりも不採用になる確率の方が高いのは変わらない。本用に入社できるのはごく一部の超優秀な学生に限られてしまう。

英語は必須条件!

英語力が必要な三菱商事の新卒採用

ところで、三菱商事は海外に展開するグローバル企業であるため、新卒で入社する場合でも英語力は必須となる。

TOEICのスコアは900点以上ないと厳しいかもしれない。また、そのほかにも第二外国語が自由自在に操れればさらにプラスとなる。

参照:総合商社への就職でTOEICスコアは最低でも何点必要!?

とはいえ、TOEICのスコアが高いからと言って直ちに内定が出るというわけではない。

面接などを通じて本当に三菱商事に向いている人材だけが採用される。英語力、あるいは言語力は最低限必要な知識でしかない。

留学の経験も採用時にはプラスの評価となる可能性も高い。こちらもまた絶対条件ではないが、海外で働く機会があるという点ではあったほうが良いかもしれない。


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