三菱UFJニコスの採用大学は、東大、東工大、京大、阪大、北大、神戸大、東北大、筑波大、横浜国大、お茶の水女子大、千葉大、金沢大、弘前大、横浜市大、慶應義塾大、上智大、早稲田大、明治大、青山学院大、立教大、法政大、中央大、学習院大、東京理科大、関西学院大、関西大、同志社大、立命館大、日本大、日本女子大、東京女子大、南山大、金城学院大、愛知淑徳大、椙山女学園大。
出身大学の学校名によって書類選考の合否が決まる「学歴フィルター」は基幹職(総合職)で顕著。
偏差値では私立が60以上、国公立は50以上が目安。ボリュームゾーンは難関国公立と早慶上智、GMARCH・関関同立。
日東駒専・産近甲龍クラスでさえもかなり少ない人数のみ。(エリア職は学歴不問)
主な採用大学

三菱UFJニコスの採用大学は下記の通り。
- 三菱UFJニコスの主な採用大学
- 東京大学、東京工業大学、京都大学、大阪大学、北海道大学、神戸大学、東北大学、筑波大学、横浜国立大学、お茶の水女子大学、千葉大学、金沢大学、弘前大学、横浜市立大学、慶應義塾大学、上智大学、早稲田大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、法政大学、中央大学、学習院大学、東京理科大学、関西学院大学、関西大学、同志社大学、立命館大学、日本大学、日本女子大学、東京女子大学、南山大学、金城学院大学、愛知淑徳大学、椙山女学園大学
上記はマイナビの採用実績校に記載されている大学一覧。
採用人数が毎年100名があるが、その多くは有名な大学ばかりなのがわかる。
学歴フィルターは基幹職(総合職)が対象

三菱UFJニコスの採用大学の傾向のイメージ(基幹職)
前述のように、ボリュームゾーンは難関国公立と早慶上智、GMARCH・関関同立。
俗に言う「学歴フィルター」がある程度確実に存在すると判断。具体的な基準は下記の通り。
- 国公立大学は偏差値50以上(駅弁大学まで)
- 私立大学は概ね偏差値60以上(GMARCH・関関同立以上)
一部例外があるものの、ボリュームゾーンを見ればこのような条件になると判断。
《参考:【就職難易度】三菱UFJニコスの新卒採用の倍率は5~10倍》
同じクレジットカード会社であるJCB(ジェーシービー)と比較しても、学歴フィルターは厳しい印象。
偏差値が低い大学はエリア職と予想
上記の採用実績校にて偏差値が低い大学に該当するのは下記の通り。
- 金城学院大学
- 愛知淑徳大学
- 椙山女学園大学
それ以外は原則としてGMARCH・関関同立と同じ偏差値の大学かそれよりも上ばかり。
これらの低偏差値の大学は、おそらくはエリア職(一般職)での採用と推測。
クレジットカード会社のみならず、日本の国内の企業では全体的に総合職を補完する業務が多い一般職では学歴フィルターはほとんどない傾向がある。三菱UFJニコスもその例外では決してない。
職種別の採用大学の傾向

三菱UFJニコスでは、同一企業でも以下の職種が新卒採用で用意されている。
- 基幹職(総合職)
- エリア職(一般職)
前述の通り、今回のテーマである「学歴フィルター」があるのは前者の「基幹職(総合職)」。
>>三菱UFJニコスの平均年収は700万円と推定、賞与は4.5ヶ月分
同じ三菱UFJフィナンシャルグループに所属するメガバンクの「三菱UFJ銀行」、信託銀行の「三菱UFJ信託銀行」、証券会社の「三菱UFJモルガンスタンレー証券」と事情はほとんど同じ。
クレジットカード会社だからといって、特に目立った違いは全く感じない。
基幹職(総合職)

基幹職(総合職)は早慶上智、GMARCH・関関同立・日東駒専・産近甲龍と旧帝大から国公立全般でほとんどが占められる。
エントリーシートによる書類選考の段階でも、1次面接まで呼ばれるのはGMARCH・関関同立以上のレベルに在籍する大学生または大学院生が大半。
どんなに低く見積もっても、8~9割は国公立大学全般と世間一般で「難関大学」と見なされる大学出身の学生になる見込み。
なお、偏差値が高い大学のため学歴フィルターで有利になると想定されるのは、あくまでも書類選考のみ。1次面接から最終面接までは人物重視になる。
つまり、高学歴勢の中でも特に優秀だと判断された人物だけが最終面接まで進めて、そこでさらに振るいにかけられてようやく内定となる。
エリア職(一般職)
エリア職(一般職)は女性社員が多いこともあって、「○○女子大学」が多い傾向。
そして、学歴不問という点が特徴的。偏差値が低い大学からも採用例がある。
もちろん、基幹職(総合職)と同じように学部学科の指定はない。実際に応募するのは文系全般と多岐にわたる。
なお、三菱UFJニコスのエリア職(一般職)の新卒採用は年度によっては実施されないこともある。その場合は基幹職(総合職)だけの募集となるため、会社全体で見た学歴フィルターはかなり厳しいものとなる。
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業種 | 会社名 |
---|---|
自動車 | トヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車、マツダ、SUBARU、三菱自動車工業、スズキ、ダイハツ、いすゞ自動車、デンソー、アイシン精機、豊田自動織機、ボッシュ、ブリヂストン、日立Astemo |
電機、重機、工作機械 | 日立製作所、ソニー、パナソニック、三菱電機、ファナック、安川電機、三菱重工業、ダイキン工業、小松製作所、クボタ、富士通、東芝、シャープ、京セラ、リコー、日本電産、村田製作所、東京エレクトロン、オムロン、キーエンス、ローム、コニカミノルタ、ミネベアミツミ、シマノ |
鉄道 | JR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州、JR北海道、<鉄道車両メーカー>、<信号機メーカー> |
総合商社 | 三菱商事、伊藤忠商事、三井物産、丸紅、住友商事、豊田通商、双日、兼松 |
電力・ガス | 東京電力、中部電力、関西電力、東京ガス、大阪ガス |
石油(資源エネルギー) | ENEOS(旧JXTG)、出光興産、コスモエネルギーHD、国際石油開発帝石 |
製薬 | 武田薬品工業、大塚製薬、アステラス製薬、第一三共、中外製薬、エーザイ、大日本住友製薬、田辺三菱製薬、塩野義製薬、小野薬品工業、参天製薬、大正製薬、沢井製薬、久光製薬 |
情報通信 | NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、日立ソリューションズ |
コンサル・シンクタンク | 野村総合研究所、三菱総合研究所、みずほ総合研究所、日本総研、大和総研、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、みずほ情報総研、富士通総研、帝国データバンク、東京商工リサーチ |
銀行 | 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、ゆうちょ銀行、三井住友信託銀行、新生銀行、三菱UFJ信託銀行、横浜銀行、千葉銀行、福岡銀行、静岡銀行、京都銀行 |
保険 | 損保ジャパン、東京海上日動、三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、AIG損害保険、日本生命、明治安田生命、第一生命、住友生命、大同生命、富国生命 |
証券 | 野村證券、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガンスタンレー証券、東海東京証券 |
信販 | JCB、三菱UFJニコス、三井住友カード |
政府系金融機関 | 日本銀行、国際協力銀行、日本政策投資銀行、日本取引所グループ、日本証券金融、農林中央金庫、商工中金、日本政策金融公庫、住宅金融支援機構 |
上記では業界別に各企業の採用大学または出身者が多い大学について解説。学歴フィルターの傾向は濃いところと薄いところがある。
東京都江東区在住。1993年生まれ。2016年国立大学卒業。主に鉄道、就職、教育関連の記事を当ブログにて投稿。新卒採用時はJR、大手私鉄などへの就職を希望するも全て不採用。併願した電力、ガス等の他のインフラ、総合商社、製造業大手も全落ち。大手物流業界へ入社。
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