日本新薬の採用大学と就職難易度(倍率)の調査結果

日本新薬

日本新薬の採用大学は偏差値50以上の全国の大学から採用されている。

出身大学の学校名によって書類選考の合否が決まる「学歴フィルター」は緩やかと判断。中堅私大からも多数の採用がある一方、偏差値が40以下の大学からも多数の採用には乏しい。

新卒採用の倍率は、医薬品研究・開発系は約10倍、それ以外のMR、食品研究・開発系、生産技術職は約30倍になると予想。就職難易度はそれぞれ数ある企業のの中でも「やや易」から「やや難」に該当。


主な採用大学

日本新薬の採用大学は下記の通り。

主なの採用大学
東京大学、京都大学、東京工業大学、大阪大学、神戸大学、名古屋大学、東北大学、九州大学、北海道大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、法政大学、学習院大学、東京理科大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学、筑波大学、横浜国立大学、千葉大学、横浜市立大学、名古屋市立大学、大阪府立大学、大阪市立大学、金沢大学、岡山大学、広島大学、信州大学、静岡大学、熊本大学、小樽商科大学、北海道教育大学、岩手大学、秋田大学、山形大学、福島大学、茨城大学、岐阜大学、三重大学、富山大学、奈良女子大学、和歌山大学、鳥取大学、島根大学、山口大学、香川大学、徳島大学、愛媛大学、高知大学、佐賀大学、長崎大学、鹿児島大学、琉球大学、秋田県立大学、国際教養大学、静岡県立大学、福井県立大学、京都府立大学、兵庫県立大学、県立広島大学、下関市立大学、北九州市立大学、長崎県立大学、成城大学、明治学院大学、日本女子大学、日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学、京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学、南山大学、名城大学、東京農業大学、西南学院大学、福岡大学、帯広畜産大学、東北薬科大学、東京医科歯科大学、城西大学、東京薬科大学、東邦大学、北里大学、星薬科大学、武蔵野大学、岐阜薬科大学、京都薬科大学、大阪薬科大学、神戸薬科大学、熊本県立大学

上記はマイナビ「日本新薬」にて掲載されている採用実績校の大学。

採用人数は毎年50名にも上るが、全体的には難関大学ばかり。例外もいくつかあるとはいえ、主流派はある程度学力がないと入れないところばかり。

学歴フィルターの基準は偏差値50

中堅大学

上記の採用実績校から、全体像では俗に言う「学歴フィルター」があると読み取れる。

国公立・私立それぞれ以下のような特徴が見られる。

  • 国公立大学:特に制限なし
  • 私立大学:偏差値50以上

国公立大学は地方立地のところからも採用例があり、特に制限はない。

私立大学も「中堅私大」に相当する日東駒専、産近甲龍、南愛名中、四工大などだが、偏差値50以上の大学はどこも採用例がある。

偏差値50に満たない大学は、俗に言う「Fラン」と呼ばれる大学を含めて採用例はない。大手企業でよく見られる学歴フィルターならではの特徴には少なからず当てはまる。

《参考:就職の「学歴フィルター」、大学名でのボーダーラインの基準とは!?

学歴フィルターの対象範囲

日本新薬における大学群ごとの採用の有無をまとめると、次のようになる。

大学群/職種 採用の有無
旧帝大
早慶上智
難関国公立
GMARCH、関関同立
地方国立(駅弁大学)
底辺公立
日東駒専、産近甲龍、四工大
大東亜帝国、摂神追桃
Fラン

偏差値ランク帯で採用実績が空白となっている大学群はない。

他の製薬会社と比較して、特に大きな違いはない。業界問わず、大手企業の場合では、就職先としてある程度人気の会社だと、上記のようになりやすい。

就職難易度と倍率

職種 難易度(満5点) 推定倍率/レベルの目安
医薬品研究・開発職 ★★ 10倍、やや易
食品研究・開発職 ★★★★ 30倍、やや難
生産技術職 ★★★★ 30倍、やや難
MR ★★★★ 30倍、やや難

日本新薬にて新卒採用を実施する職種は大卒・院卒向け。医薬品研究職(インフォマティクス含む)、臨床開発職・信頼性保証職(臨床開発職、PV職、薬事申請職)、MA職・学術職、MR職、食品研究職、コーポレートスタッフ職(グローバル、薬系、法務、アカウンティング、情報IT、他)が該当。

いずれも同時に選考が行われる。正式なデータこそ公表されていないものの、上記の競争率になると予想。

採用人数は毎年60名前後で推移。会社の知名度や事業内容を考慮すると、応募者数は合計で約1,000人前後と思われる。

《参考:製薬業界の就職難易度の一覧! 偏差値の順位をランキング化

医薬品研究・開発職

理系の院卒を対象とする研究職

日本新薬の医薬品研究・開発系の職種は、理系の大学院卒を対象とする研究職の就職難易度は「ふつう」。倍率は約10倍程度と推定。

募集対象の学部学科に関しては基本的に薬学部、農学部、理工系学部。専攻分野の指定が職種ごとに設けられている。院卒(修士了)または6年制大学卒業(薬学部など)であることが条件。

募集の範囲が狭いほど、原則として応募者数は下がり、その分就職難易度は下がる。

書類選考から面接まで、理系の学部学科に所属するという特定のグループに該当する学生の中での競争になる。一般的な製薬会社の文系のように不特定多数の学生間での競争にはならない。

食品研究・開発職

食品研究・開発系の就職難易度は「やや難」。倍率は約30倍程度と推定。

職種も専攻分野の指定があり、農学部、理工系学部の学部卒から院卒までを対象とする。

ただし、医薬品に比べて専攻分野がある程度広いこと、しかも食品という身近な対象であることもあって、就職を希望する学生は結構多い。

しかも、募集人数も医薬品より少ないため、倍率及び就職難易度は自然と上がる。

生産技術職

生産技術職もまた、理系の院卒または学部卒を対象。就職難易度は「やや難」。倍率は約30倍程度と推定。

募集対象の学部学科に関しては基本的に機械系や化学系の理工系学部。同じく専攻分野の指定が職種ごとに設けられている。

文系を対象とはしないため、応募人数はそれほど多くはならない。

しかし、募集人数も医薬品より少ないため、倍率及び就職難易度は自然と上がる。

MR職(文系)

MR職の対象となる文系の学生たち

一方の文系を対象とするMR職の就職難易度は「ふつう」。倍率は約20倍と推定。

理系の品質管理職と比較すると、応募人数は多くなりやすい。募

募集の対象とする専攻分野は「全学部全学科」。専攻分野は一切問われず、採用ターゲットとなる学部学科はない。

応募する人は確かに多いものの、募集人員もその分多いこともあって、倍率と就職難易度では大きな違いはないと考える。

こうした事情から、日本新薬のMR職の倍率は20倍と推定。大手企業の中での就職難易度は「ふつう」との表現が妥当と判断。

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上記では製薬会社、化学・素材メーカー各社の新卒採用の倍率と就職難易度について解説。