日産自動車に学歴フィルターはあるか!? 就職に大学名は重要?

日産自動車の採用大学では、旧帝大をはじめとする国公立大学から早慶上智、MARCH、関関同立までが多い一方、日東駒専、産近甲龍クラスの中堅私大からも一定の実績がある。

採用の選考での学歴フィルターはやや薄め。大学名だけでES審査や面接で有利になったり不利になったりする傾向は大手企業としては少ない。

新卒採用の世界では、大手い企業を中心に出身大学によってランク付けされることはあるようだ。かつては強い学歴社会だったが、近年は人物重視に変わりつつある。

日産自動車も自動車業界大手3社の1つということで、そのような傾向が見られていた。

昔からの人気企業のため、倍率が高くて内定をめぐる戦いが激しいのは今も昔も変わらない。


採用大学

日産自動車の採用実績校について、リクナビでは以下のように記載されている。

日産自動車の採用実績校

青山学院大学、茨城大学、岩手大学、宇都宮大学、大阪市立大学、大阪大学、大阪府立大学、岡山大学、お茶の水女子大学、金沢大学、関西大学、学習院大学、九州工業大学、九州大学、京都工芸繊維大学、京都大学、熊本大学、群馬大学、慶應義塾大学、工学院大学、神戸大学、埼玉大学、静岡大学、島根大学、首都大学東京、信州大学、上智大学、創価大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、電気通信大学、東海大学、東京外国語大学、東京芸術大学、東京工業大学、東京大学、東京電機大学、東京都市大学、東京農工大学、東京理科大学、東北芸術工科大学、東北大学、徳山大学、同志社大学、長岡技術科学大学、長崎大学、名古屋大学、奈良女子大学、新潟大学、日本大学、一橋大学、広島大学、福井大学、福岡大学、法政大学、北海道大学、三重大学、明治大学、横浜国立大学、立教大学、立命館アジア太平洋大学、立命館大学、早稲田大学

引用:リクナビ2021

上記は事務系・技術系いずれも含んだもの。学部卒・院卒の区別もない。

大学別採用人数

日産自動車の大学別採用人数

日産自動車の大学別採用人数(2020年4月入社)

上記は日産自動車の大学別採用人数を示したグラフ。下記はその内訳。

日産自動車の大学別採用人数
大学名 採用人数
東京大学 7名
京都大学 10名
東京工業大学 18名
大阪大学 7名
名古屋大学 5名
東北大学 13名
九州大学 20名
北海道大学 6名
早稲田大学 13名
慶應義塾大学 16名
上智大学 8名
明治大学 6名
同志社大学 10名
立命館大学 6名
筑波大学 8名
横浜国立大学 14名
東京都立大学 10名
芝浦工業大学 7名
関東学院大学 7名
東海大学 5名

上記は2020年4月入社の主要大学別就職者数を示した表である。これは大学通信ONLINEの調査によるもの。

偏差値の偏りは比較的少ない

トヨタ自動車とは違って、日産自動車では偏差値の偏りが少ない。

大手企業の場合、採用大学では旧帝大、早慶上智、その他上位の国公立大学に偏っているところが目立つ。「学歴フィルター」と言われるものがこれに当たる。

一方、日産自動車の場合は有名な難関大学から中堅私大、低偏差値の私大まで様々。

東大・京大もあるが、東海大学、東北芸術工科大学、立命館アジア太平洋大学などからの採用もある。

ただし、完全なる「Fランク大学」のようなところはほとんど入っていないもの確か。

あくまでも大手企業の中で比較した場合の偏差値の分布に視点を置いた時の話ではある。

 

直接的な学歴フィルターがない背景

日産自動車

日産自動車では、新卒の採用の分野でも最近はグローバル化が進んでいる。日本国内の大学生や大学院生を狙っているだけでなく、海外の人材獲得にも力を入れている。留学生にも目を向けている。

かつてのような偏差値の高い有名な難関大学にだけ視点を向けていた傾向はもう見られない。

そのため、東大・京大のような旧帝大や最難関私立の早慶上智に所属する学生だからといって有利になるわけではない。

出身校に高いネームバリューがあっても、日産で内定をもらえるとは限らない。書類選考や面接で不採用になる確率は小さくは決してない。

学歴フィルターは文系でも理系でもともにあてにならない。この点で、難関大学の学生にとってはメリットがないかもしれない。

内定者は高学歴が多い

ただし、内定者の大学を見ると有名なところが多い。偏差値が高くて入試で合格するのが難しい学校が大きな割合を占めている。

中堅以下の大学からの人もゼロではない。Fランクと言われる私立大学を出ている例もあるのは否定できない。

学歴フィルター

しかし、各大学に所属する学生数から考えると、どうしても日産自動車へ入社した人の出身大学別だと入るのが難しいところが多く目に入る。

無名な大学を出ている人は少数派であることは否定できない。間接的には学歴フィルターと受け止めることもできなくはない。

大手企業で経営が安定した会社だと、どこでも見られる傾向だが、採用のグローバル化を推進している日産自動車に関しても例外ではない。

国公立大学は全般的に採用あり

国公立大学

国公立大学で多い採用校

  • 東京大学、一橋大学、東京工業大学、東京外国語大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、九州大学、北海道大学
  • 千葉大学、横浜国立大学、筑波大学、東京都立大学、電気通信大学
  • その他国公立大学

国公立大学は旧帝大、筑横千・千金広岡などはもちろんのこと、地方国立大学(いわゆる駅弁大学)からの採用がある。

旧帝大などに偏っているわけではない。地方部の偏差値50前後の大学からも多数の採用例がある。

これらに在籍していも、大学名で不利になることは基本的にないものと考えられる。

ただ、日産自動車の拠点が関東地方ということもあって、首都圏の大学からの採用が多い。西日本の地域からの採用は少ない。

大学のレベルよりも地域的な要因が影響する

私立大学はMARCH、関関同立以上が多め

私立大学

私立大学で多い採用校

  • 早稲田大学、慶応義塾大学、上智大学、東京理科大学
  • MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)
  • 関関同立(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学)
  • 日東駒専、産近甲龍はやや少なめ

私立大学も偏差値が低い大学の採用があるものの、全体的に見るとMARCH、関関同立以上のレベルの出身者が多い傾向。

私立大学のトップに君臨する早稲田大学、慶応義塾大学の2つをはじめ、上智大学、東京理科大学、国際基督教大学、さらにはMARCHが主流層に当たる。

MARCHは5つの大学いずれも違いは特にない。明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学いずれも不利に立たされる大学はない。

一方、日東駒専、産近甲龍クラスになると人数では少ない。

学生数が多い大学が並ぶが、その多さの割には日産自動車に就職する人が少ない。

なぜ学歴フィルターの結果に?

なぜ大学名でふるいにかけていないはずなのに、実際に内定をもらっているのは有名校出身者ばかりなのか。

その理由は選考での実力にあると考えられる。学力の高い人はそうではない人よりも、ESの内容や面接での受け答え、持っておる能力やスキルの質が高い。

偏差値が低い大学に所属する人でも、高い実力を持っている人は存在する。しかし、割合的には少ない。

統計的に見れば、難関大学の学生の方が全体的なレベルが高い。そのため、就職倍率が高い日産自動車へ入社できる人も高学歴の人が多くなっているのだろう。


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