農林中央金庫の新卒採用の倍率は30~50倍、就職難易度は超難関

農林中央金庫

農林中央金庫の新卒採用の倍率は総合職・特定職は約50倍、一般職は約30倍になると予想。就職難易度は政府系金融では比較的低いものの、金融機関の中では高い。

採用人数は毎年150名ほど。内訳は総合職が60~80人、特定職が4~9人、一般職が30~70人が相場。

一方、特別民間法人ということで政府系金融に近い存在。ゆえに、応募者数が数千人には達するはず。ESの段階では100倍ほどに到達する可能性が考えられる。


職種ごとの就職難易度

職種 難易度(満5点) 推定倍率/レベルの目安
総合職 ★★★★★ 50倍、かなり難関
特定職 ★★★★★ 50倍、かなり難関
一般職 ★★★★ 30倍、やや難

農林中央金庫の総合職・特定職・一般職の就職難易度はこのような形になる。

どちらも採用人数は決して多いわけではない。就職難易度は特に高く、かなりの倍率になる点ではいずれの職種も同じ。

少なくともメガバンクである三菱UFJ銀行や三井住友銀行、みずほ銀行などを大幅に超えるレベル。

《参考:金融業界(銀行/証券/保険)の就職難易度の一覧! 偏差値をランキング化

総合職は50倍、難易度は「かなり難」

総合職

総合職の就職難易度は「かなり難」。倍率は約50倍前後と推定。

全国転勤があって海外への赴任もあり、将来的な幹部候補となる職種。

公務員から銀行などの金融業界を志望する学生が多くは応募。大学生の間いでは、知名度こそはそれほど高くないものの、特殊民間法人という立ち位置から「安定している」とのことで大人気。

エントリーシートを提出したほとんどの応募者は第一志望とするだろう。

ゆえに、倍率は50倍にはなると考えられる。就職難易度は「かなり難」。内定を獲得するのは相当優秀な人材のみ。

なお、給料水準こそは大手メガバンクと大差はない。報酬にメリットあることで人気の就職先となっているわけではない。

>>農林中央金庫の平均年収は約800万円と推定、賞与は6ヶ月分ほど

特定職も50倍、難易度は「かなり難」

特定職

特定職の就職難易度も「かなり難」。倍率は約50倍と推定。

業務内容については、「コーポレート部門のIT統括部、事務企画部という2つの部署において、事務、ITにかかる企画立案、総括管理などの業務」と募集要項には記載。

専門分野特定は通常の民間の銀行でも、IT企画・SE、クオンツ・データサイエンティストなどの名前で採用されているところが多い。

給料水準は総合職と同じ水準。違いは仕事内容に限られる。

総合職とは違って専攻分野が一部で問われるため、応募者は文系なら経済学部や法学部、理系なら金融工学系が中心。

とはいえ、採用人数が10名未満と非常に少ないため、関係分野を大学で学んでいる学生の間での競争率は高い。

ゆえに、就職難易度は「かなり難」、倍率は約50倍ほどになると推定。

一般職が約30倍、難易度は「やや難」

GPR職

一般職の就職難易度も「かなり難」。倍率は同じく約50倍程度と推定。

前述の総合職は全国および海外転勤がある一方、一般職はエリア限定という条件が付いている。転居を伴う異動はない。

旧来から女性社員の割合は大きいが、総合職よりは応募者数がある程度は少ないと推定。

ゆえに、就職難易度は「やや難」、倍率は約50倍と判断。

他社と比較して

農林中央金庫は、就職市場では農林中央金庫はメガバンクを上回る。

世間一般では「銀行=三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行…」と想像するかもしれない。

ただ、一般的な銀行などのように金融業界を目指している学生だけが応募するところではない。

特殊民間法人ということで、公務員や独立行政法人を目指している学生も多く応募。

民間の銀行と比較して

メガバンクの1つの三菱UFJ銀行

民間の銀行の代表といえるのは、次のメガバンク3行。

  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行

いずれも金融業界では就職難易度が高いところであるが、農林中央金庫よりは遥かに低い。

まず、採用人数の桁が違う。メガバンク3行ではいずれも、総合職だけでも数百名には達する。エリア総合職や一般職と合わせると、新卒採用で毎年300名以上の採用。

農林中央金庫の10倍以上も多い学生に内定を出すため、倍率はまったく異なるのが想像できる。

外資系金融機関である、ゴールドマンサックス、モルガンスタンレーなどと比較しても、農林中央金庫は肩を並べるだろう。

農林中央金庫は政府の強い影響下に置かれたことから、公務員の性質が大きく、これらの民間の銀行とは完全に性質的に異なるのは確か。

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