小野薬品の新卒採用の倍率は20~30倍! 就職難易度の目安も公開

小野薬品工業

小野薬品工業の新卒採用の倍率はMR職が約30倍、開発職、製造技術職、MA職、PV職は約20倍と推定。就職難易度それぞれ「やや難」「ふつう」に該当。

採用人数はここ数年は100人前後。製薬会社の中ではやや多めの人数。大手製薬会社の中では知名度がやや低めなこともあって、入社までの道のりも上位勢よりは下がる。

とはいえ、大手企業ということで、やはり書類選考でほとんどの応募者が落とされるのは確実。1次面接から最終面接まで進んで内定を獲得するのは相当難しい。


職種ごとの就職難易度

職種 難易度(満5点) 推定倍率/レベルの目安
MR職 ★★★★ 30倍、やや難
開発職 ★★★ 20倍、ふつう
製造技術職 ★★★ 20倍、ふつう
MA職 ★★★ 20倍、ふつう
PV職 ★★★ 20倍、ふつう

小野薬品工業の開発職、製造技術職、MA職、MR職、PV職の新卒採用の就職難易度はこのような形になる。いずれも大卒・院卒向け。

他の製薬会社と同様、基本的に理系の職種よりも文系向けのMRの方が倍率こそは高くなりやすい。理由も他社と全く同じで、専攻分野の指定がなく、誰でも応募可能なためである。

一方の理系の研究職、開発職は専攻分野の指定があるため、小野薬品工業の中では相対的に難易度は下がる。

《参考:製薬業界の就職難易度の一覧! 偏差値の順位をランキング化

開発、製造技術、MA、PVは倍率20倍、難易度は「ふつう」

開発、製造技術、MA、PVを対象とする薬学部の学生

小野薬品工業の理系を対象とする開発職、製造技術職、MA職、PV職の就職難易度は「ふつう」。倍率は約20倍程度と推定。

募集対象の学部学科に関しては基本的に薬学部、農学部、理工系学部。専攻分野の指定が職種ごとに設けられている。また、多くが院卒(修士了)または6年制大学卒業(薬学部など)であることが条件。

募集要項でも下記のように掲載。

◇開発職:2021年3月大学卒業見込み、または大学院(博士課程含む)修了見込みの方(理系,薬学系

◇製造技術職:2021年3月大学卒業見込み、または大学院(博士課程含む)修了見込みの方(機械・電気・化学・薬学を含む理系

◇MR職:2021年3月大学卒業見込み、または大学院(博士課程含む)修了見込みの方

◇ファーマコヴィジランス職:2021年3月大学卒業見込み、または大学院(博士課程含む)修了見
込みの方で、TOEIC730点以上、または、それに準じる英語能力のある方(薬学系

◇MA職:2021年3月に6年制大学卒業見込み、大学院(博士課程含む)修了見込みの方(理系

引用:リクナビ2022「小野薬品工業株式会社」

募集の範囲が狭いほど、原則として応募者数は下がり、その分就職難易度は下がる。

書類選考から面接まで、理系の学部学科に所属するという特定のグループに該当する学生の中での競争になる。文系の事務系のように不特定多数の学生間での競争にはならない。

小野薬品工業は大学生にとっては比較的華やかな印象が大きい会社であるものの、入社時点で高い専門性を求められる分野であるため、応募できる学生は限られる。

こうした事情を考えると、倍率は約20倍ほどが相場と推定。大手企業の中での就職難易度は「ふつう」に相当。

MR職の倍率は30倍、難易度は「やや難」

MR職の対象となる文系の学生たち

一方の文系を対象とするMR職の就職難易度は「かなり難」。倍率は約30倍と推定。

他の製薬会社と同じ内容になるが、理系の研究職、開発職とは対照的に内定獲得が難しい。

文系向けのこれらの職種だけでも応募者数は1,000人近くになるのではないかと推定。正式なデータは公表されていないものの、会社規模や知名度、業界の性質を考慮すると、これくらいになると推測。

募集の対象とする専攻分野は「全学部全学科」。専攻分野は一切問われず、採用ターゲットとなる学部学科はない。

実際に応募してくる学生の所属学部は法学部、経済学部、文学部、教育学部、商学部、総合政策学部、外国語学部などだが、これらだけでもかなりの数になる。

こうした事情から、小野薬品工業のMR職の倍率は30倍と推定。大手企業の中での就職難易度は「やや難」との表現が妥当と判断。

他社と比較して

製薬会社

小野薬品工業の就職難易度を他社と比較すると、以下のようにまとめられる。

  • 大手製薬会社の中では「やや低」
  • 採用人数が多め

参考:小野薬品の採用大学を公開! 学歴フィルターは少しだけ

国内製薬会社の中では決して上位ではない。製薬会社以外の一般的な業界であれば、この辺りのポジションだとやや不人気の企業となりやすいものの、製薬会社は別。

ただ、小野薬品工業は採用人数が100名前後となっていて、製薬会社の中ではかなり多い方に分類される。

知名度が比較的低いこと、採用人数が多いことから、新卒採用の倍率及び就職難易度は大手製薬会社の中では低いと判断。

武田薬品工業や大塚製薬、第一三共、アステラス製薬などと併願する学生はかなり多いものの、「第一志望」と考える人が少ない模様。

おすすめ記事

製薬・化学の就職難易度/倍率について
業種 会社名
製薬会社 武田薬品工業大塚製薬アステラス製薬第一三共中外製薬エーザイ大日本住友製薬田辺三菱製薬塩野義製薬小野薬品工業参天製薬大正製薬沢井製薬久光製薬日本新薬持田製薬小林製薬杏林製薬東和薬品大鵬薬品あすか製薬ゼリア新薬シミック
〃(外資) ファイザーアストラゼネカジョンソンエンドジョンソンノバルティスファーマ
化学・素材 三菱ケミカル住友化学旭化成積水化学工業三井化学富士フイルム信越化学工業東レ東ソー大陽日酸DIC帝人日東電工花王日本ペイント昭和電工マテリアルズ宇部興産昭和電工関西ペイントJSR三菱ガス化学クラレエア・ウォーターコーセー資生堂
   

上記では製薬会社、化学・素材メーカー各社の新卒採用の倍率と就職難易度について解説。