オリックスの採用大学は東大、京大、一橋大、阪大、神戸大、名大、早稲田大、慶應義塾大、上智大、明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大、学習院大、東京理科大、関西大、関西学院大、同志社大、立命館大、千葉大、東京外大、東京農工大、埼玉大、大阪府大、大阪市大、滋賀大、成蹊大、成城大、日本女子大、日大、東洋大、駒澤大、専修大、近畿大、甲南大、関西外大、同志社女子大、獨協大、武蔵大等。
文系・理系どちらも出身大学の学校名によって書類選考の合否が決まる「学歴フィルター」が存在すると判断。全般的に、旧帝大、早慶、MARCH、関関同立が目立つ。
総合職、一般職のどちらも含まれる。また、オリックス(株)、オリックス自動車、・オリックス銀行、オリックス生命保険、オリックス・レンテックの5社が含まれる。
目次
主な採用大学

オリックスの採用大学は下記の通り。
- オリックスの主な採用大学
- 東京大学、京都大学、一橋大学、大阪大学、神戸大学、名古屋大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、学習院大学、東京理科大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学、千葉大学、東京外国語大学、東京農工大学、埼玉大学、大阪府立大学、大阪市立大学、滋賀大学、成蹊大学、成城大学、日本女子大学、日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学、近畿大学、甲南大学、関西外国語大学、同志社女子大学、獨協大学、武蔵大学
上記はマイナビにて就職実績一覧に「オリックス」が掲載されているのが確認できた大学。
採用人数が毎年100名前後があるが、上記の一覧から一部を除くと、出身大学は誰もが知っている有名な大学が多いのが読み取れる。
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大学別採用人数
下記はオリックスの大学別採用人数。

オリックスの大学別採用人数(2020年4月入社分)
大学名 | 採用人数 |
---|---|
京都大学 | 5名 |
神戸大学 | 3名 |
早稲田大学 | 15名 |
慶應義塾大学 | 5名 |
明治大学 | 18名 |
青山学院大学 | 4名 |
立教大学 | 10名 |
中央大学 | 7名 |
法政大学 | 15名 |
学習院大学 | 6名 |
関西大学 | 13名 |
関西学院大学 | 16名 |
同志社大学 | 11名 |
立命館大学 | 3名 |
埼玉大学 | 3名 |
大阪市立大学 | 5名 |
滋賀大学 | 3名 |
明治学院大学 | 3名 |
日本大学 | 7名 |
近畿大学 | 5名 |
帝京大学 | 3名 |
長崎純心大学 | 12名 |
上記は2020年4月入社の主要大学別就職者数を示した表である。
10名を輩出したのは、早稲田大学、明治大学、立教大学、法政大学、関西大学、関西学院大学、同志社大学、そして長崎純心大学の8校。例外はあるものの、多くは難関大学出身。
上記は入社した新入社員をすべて表示したデータではないものの、難関国公立もしくは難関私立(MARCH、関関同立以上)が主流層であることは読み取れる。
《参考:就職の「学歴フィルター」、大学名でのボーダーラインの基準とは!?》
学歴フィルターの対象範囲
オリックスにおける大学群ごとの採用の有無をまとめると、次のようになる。
大学群/職種 | 事務系(文系) |
---|---|
旧帝大 | 有 |
早慶上智 | 有 |
難関国公立 | 有 |
GMARCH、関関同立 | 有 |
地方国立(駅弁大学) | 有 |
底辺公立 | 無 |
日東駒専、産近甲龍 | 有 |
大東亜帝国、摂神追桃 | 少 |
Fラン | 少 |
ボリュームゾーンは国公立全般と早慶上智、GMARCH・関関同立、そして薬科大学各校。
俗に言う「学歴フィルター」がある程度確実に存在すると判断。原則として、具体的な基準は下記の通りと感じる。
- 国公立大学は全般(駅弁大学含む)
- 私立大学は日東駒専・産近甲龍以上がメイン
絶対的な下限となる条件ではないものの、これに満たない大学からの採用は大幅に少ない。
主流層の偏差値上の下限は、国公立大学は地方国立の50程度、私立大学は55前後。これ未満でも採用はゼロではないものの、割合的には少ない。他の製薬会社とはほぼ類似。
採用されやすい大学はどこ?

オリックスにて採用されやすい大学とそうではない大学を一覧化すると、下記のようになるだろう。
有利/不利 | 対象大学 |
---|---|
優勢 | 旧帝大+3(東京大学、一橋大学、東京工業大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、九州大学、東北大学、北海道大学) 早慶上智(早稲田大学、慶応義塾大学、上智大学) 筑波大学、横浜国立大学、千葉大学、電気通信大学、大阪府立大学、大阪市立大学、名古屋市立大学 GMARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、学習院大学)、東京理科大学 関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学) 薬科大学各校 |
中立 | 地方国公立大学 日東駒専(日本大学、東洋大学、駒沢大学、専修大学) 産近甲龍(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学) 南愛名中(南山大学、愛知大学、名城大学、中京大学) |
劣勢 | 上記以外の中堅私大レベルの大学 |
論外 | 上記以外 |
一部例外があるものの、原則として各大学群ごとの優劣はこのようになる。
偏差値が高いところほど優勢、低いところほど劣勢。
優勢は難関国公立、MARCH・関関同立以上
まず就職者数で多いのが、旧帝大(東京大学、名古屋大学、京都大学、大阪大学、九州大学、東北大学、北海道大学)とそれに準じる一橋大学、東京工業大学、神戸大、そして早慶上智(早稲田大学、慶応義塾大学、上智大学)。ここは揺るぎない大学で、不利になることはまず有り得ない。
旧帝大に次ぐ難関国公立大学に該当する筑波大学、横浜国立大学、千葉大学、東京都立大学、名古屋工業大学、大阪府立大学、大阪市立大学、広島大学、岡山大学、金沢大学なども在籍学生数の割には多め。
次に、GMARCH(明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、学習院大学)、関関同立(関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学)。ここまでは優勢の範囲。原則、不利になることはない。
上記の大学であれば、オリックスの新卒採用にて俗に言う「学歴フィルター」に引っかかる可能性はほとんどないだろう。
不採用となれば、理由は「所属している大学名」以外の要素になるはず。総合職、一般職どちらもこの点では共通。
地方国公立は「中立」

地方国公立大学は中立に相当。
「駅弁大学」と称される地方の国立大学からも採用は幾分かあるが、滋賀大学のような一部に限られる。
偏差値50程度の大学でも、大都市圏の立地のところからの採用は確かにあるものの、地方部からの採用には乏しい状況。
在籍学生数が少ないこともあって、その分超大手への就職事例はそう多くはないという点が理由と考える。
「学歴フィルター」に引っかかって採用例が少ないという意味ではないだろう。駅弁大学だからという理由で、書類選考で何かマイナスな要素が働くことはまずないだろう。
日東駒専、産近甲龍も「中立」?

日東駒専の代表である日本大学
日東駒専(日本大学、東洋大学、駒沢大学、専修大学)・産近甲龍(京都産業大学、近畿大学、甲南大学、龍谷大学)、南愛名中(南山大学、愛知大学、名城大学、中京大学)などの中堅私大は「中立」。
就職実績があるものの、在籍学生数が多い割には実際に内定がもらえる学生の人数が少ないと感じる。偏差値の面で「並み」であることから、難関大学よりは劣勢。
日本大学、近畿大学、南山大学、名城大学、西南学院大学、福岡大学が具体的な「中堅私大」に相当するが、いずれも人数の面ではそう多くはないだろう。
その他は「劣勢」
大東亜帝国(大東文化大学、東海大学、亜細亜大学、帝京大学、国士舘大学)、摂神追桃(摂南大学、神戸学院大学、追手門学院大学、桃山学院大学)もまた、ゼロではないが人数的には少ない。
いずれの大学も超大手企業となると「学歴フィルター」ではじかれる可能性があるところ。
また、俗に言う「Fランク大学」からの採用にも乏しい。
また、オリックスでは総合職と一般職があるが、偏差値50に満たない大学は基本的に「一般職」の採用がほとんどと思われる。
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業種 | 会社名 |
---|---|
自動車 | トヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車、マツダ、SUBARU、三菱自動車工業、スズキ、ダイハツ、いすゞ自動車、デンソー、アイシン精機、豊田自動織機、ボッシュ、ブリヂストン、日立Astemo |
電機、重機、工作機械 | 日立製作所、ソニー、パナソニック、三菱電機、ファナック、安川電機、三菱重工業、ダイキン工業、小松製作所、クボタ、富士通、東芝、シャープ、京セラ、リコー、日本電産、村田製作所、東京エレクトロン、オムロン、キーエンス、ローム、コニカミノルタ、ミネベアミツミ、シマノ |
鉄道 | JR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州、JR北海道、<鉄道車両メーカー>、<信号機メーカー> |
総合商社 | 三菱商事、伊藤忠商事、三井物産、丸紅、住友商事、豊田通商、双日、兼松 |
電力・ガス | 東京電力、中部電力、関西電力、東京ガス、大阪ガス |
石油(資源エネルギー) | ENEOS(旧JXTG)、出光興産、コスモエネルギーHD、国際石油開発帝石 |
製薬 | 武田薬品工業、大塚製薬、アステラス製薬、第一三共、中外製薬、エーザイ、大日本住友製薬、田辺三菱製薬、塩野義製薬、小野薬品工業、参天製薬、大正製薬、沢井製薬、久光製薬 |
情報通信 | NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、日立ソリューションズ |
コンサル・シンクタンク | 野村総合研究所、三菱総合研究所、みずほ総合研究所、日本総研、大和総研、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、みずほ情報総研、富士通総研、帝国データバンク、東京商工リサーチ |
銀行 | 三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、ゆうちょ銀行、三井住友信託銀行、新生銀行、三菱UFJ信託銀行、横浜銀行、千葉銀行、福岡銀行、静岡銀行、京都銀行 |
保険 | 損保ジャパン、東京海上日動、三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、AIG損害保険、日本生命、明治安田生命、第一生命、住友生命、大同生命、富国生命 |
証券 | 野村證券、大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券、三菱UFJモルガンスタンレー証券、東海東京証券 |
信販 | JCB、三菱UFJニコス、三井住友カード |
政府系金融機関 | 日本銀行、国際協力銀行、日本政策投資銀行、日本取引所グループ、日本証券金融、農林中央金庫、商工中金、日本政策金融公庫、住宅金融支援機構 |
上記では業界別に各企業の採用大学または出身者が多い大学について解説。学歴フィルターの傾向は濃いところと薄いところがある。
東京都江東区在住。1993年生まれ。2016年国立大学卒業。主に鉄道、就職、教育関連の記事を当ブログにて投稿。新卒採用時はJR、大手私鉄などへの就職を希望するも全て不採用。併願した電力、ガス等の他のインフラ、総合商社、製造業大手も全落ち。大手物流業界へ入社。
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