
大阪ガスでは毎年新卒採用が実施されているが、就職難易度はかなり高いレベルになる。倍率はおよそ30~50倍ほどになると予想する。
募集されている職種は大きく分けると2つある。それが以下の通りである。
- ゼネラル/スペシャリストコース
- プロフェッショナルコース
いずれも大卒および院卒向けの採用であるが、就職の難易度としては違いが見られる。それぞれの倍率も異なる。
職種ごとの難易度
職種 | 難易度 | 概要 |
ゼネラル/スペシャリスト(文系) | ★★★★★ | 事務系総合職
最も倍率が高い |
ゼネラル/スペシャリスト(理系) | ★★★★★ | 技術系総合職
理系の中で人気 |
プロフェッショナル | ★★★ | 専門職
総合職ではなく人気度低 |
大阪ガスの新卒採用の職種ごとの難易度は上のようになる。
5段階でレベルを分けると、ゼネラル/スペシャリスト・コースは超難しいという分類に入る。選考そのものは文系と理系に分かれるものの、いずれも倍率はかなり大きい。
各職種では25人前後の人材を採用している。ゼネラル/スペシャリストコースになると、応募者数は1,000人前後かそれ以上になるだろう。
ゼネラル/スペシャリストは最難関レベル
大阪ガスでは他の会社でいう「総合職」のことをゼネラル/スペシャリストと呼んでいる。

ゼネラル/スペシャリストの中でも新卒採用は文系を中心とした事務系と理系を対象とした技術系に分かれる。
いずれも倍率はかなり高く、50倍くらいになっても決して不思議ではない。それ以上の数値になる可能性も否定できない。
就活中の大学生、大学院生の間では総合職として就職することが理想だと見られることが多い。そのため、大阪ガスではゼネラル/スペシャリストが人気の応募先となっている。
大手のガス会社ということで経営はかなり安定している。競争も緩やかであるため、激務というイメージが小さく、働きやすい企業ととらえられる点もあり、倍率が高くなっている。
プロフェッショナルコースはやや易

同じ大阪ガスでもプロフェッショナルコースは「やや易」というレベルになる。総合職に該当するゼネラル/スペシャリストよりも応募者数が少なく、その分倍率が低いと考えられる。
プロフェッショナルコースの仕事内容は、営業・メンテナンス・施工管理・オペレーティング・保安業務などである。
一般的な会社であれば「専門職」に該当する内容である。誰もが嫌がる仕事というわけではないものの、学生の間ではどうしても固定的というイメージがつく。
入社後も幅広いキャリアを候補として用意しておきたいと考える人が多いこともあり、プロフェッショナルコースよりもゼネラル/スペシャリストコースの方が文系・理系ともに人気が高い。
ただし、不人気のプロフェッショナルコースだからといって簡単に内定がもらえるわけではない。採用人数以上の応募者があり、買い手市場になっていることには変わりない。
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東京都江東区在住。1993年生まれ。2016年国立大学卒業。主に鉄道、就職、教育関連の記事を当ブログにて投稿。新卒採用時はJR、大手私鉄などへの就職を希望するも全て不採用。併願した電力、ガス等の他のインフラ、総合商社、製造業大手も全落ち。大手物流業界へ入社。
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