ファイザーの新卒採用の倍率は10~30倍、就職難易度を公開

ファイザー

ファイザーの新卒採用の倍率は医薬開発職、生産技術職が約30倍、MRは約10倍と予想。就職難易度はそれぞれ「やや難」「やや易」に相当。

製薬会社では最も入社が難しい企業で、外資系製薬として一般的な水準。理系は日系の製薬会社とほとんど同じと推定。

採用人数に関しては、日本国内ではすべての職種・部門合わせると約20~30人ほどとの事。製薬会社の中ではやや少ない人数。


職種・部門ごとの就職難易度

職種 難易度(満5点) 推定倍率/レベルの目安
MR ★★ 10倍、やや易
医薬開発職 ★★★★ 30倍、やや難
生産技術職 ★★★★ 30倍、やや難

ファイザーにて新卒採用を実施している職種・部門それぞれの就職難易度はこのような形になる。

本選考とは別にインターンシップも用意されているが、このインターンシップの選考の倍率も上記とほぼ同じと予想。

基本的に理系向けで、薬学系や生物・バイオ系のような専門的な知識が必要となり、専攻分野が特定層に限られる。ゆえに、知名度の割には倍率自体はやや低めと感じる。

それでも、世間一般の企業の中では人気で、上場企業の平均よりは大幅に高い。

《参考:製薬業界の就職難易度の一覧! 偏差値の順位をランキング化

医薬開発職の倍率30倍、難易度は「やや難」

M&D

ファイザーの医薬開発職の就職難易度は「やや難」。倍率は約30倍と推定。

仕事内容は言うまでもなく、薬品の研究・開発。応募人員は推定300人程度と考える。

募集対象の学部学科に関しては基本的に薬学部、農学部、理工系学部。募集要項では「理系」と明確に記載されている。

さらに、院卒または6年制学部卒以上の学歴のみを対象とする。4年制の学部卒は対象外。

書類選考から面接まで、理系の学部学科に所属するという特定のグループに該当する学生の中での競争になる。文系の事務系のように不特定多数の学生間での競争にはならない。

コロナワクチンで有名なファイザーは大学生にとっては比較的華やかな印象が大きい会社であるものの、入社時点で高い専門性を求められる分野であるため、応募できる学生は限られる。

>>ファイザーの採用大学を公開! 学歴フィルターはやや緩やか

生産技術職の倍率30倍、難易度は「やや難」

生産技術職

ファイザーの生産技術職の就職難易度も「やや難」。倍率は約30倍と推定。

仕事内容は生産設備の考案や管理など。募集対象は同じく理系の学生のみ。医薬開発職との違いは、生産技術職は4年制学部卒も応募可能という点のみ。

大学生人口のほとんどを占める文系は対象外ということで、応募できる学生は限られる。

実際に応募する学生としては、機械工学関連などの工学部の学生が多い模様。

ただ、機械製品を手掛ける製造業と比較すると倍率および就職難易度は高い。採用人数が少ないことが影響。

MR職の倍率は10倍、難易度は「やや易」

MR職

一方のMR職の就職難易度は「やや易」。倍率は約10倍と推定。理系の研究職、開発職とは対照的に人気度が低い。

日系の製薬会社であれば、MRは文系の学生が応募できるという性質から、応募者が多く集まって難易度が上昇。

例えば、武田薬品工業、第一三共、アステラス製薬などでは、MRは「全学部全学科」と募集要項に明記されている。このような条件により、実際のところは法・経・文・商・外などの学部の学生が応募。

しかし、ファイザーはMRでも理系限定で、文系は採用の対象外。理系の学生で営業職を希望する人は稀なこともあって、なかなか応募者が集まらない模様。基本的に、薬学系や理工系の学生たちは、研究開発関連を希望する。

ゆえに、ファイザーの中でも特に不人気な職種となっている。医薬開発職や生産技術職に比べても大幅に難易度は下がる。

補足

補足

ファイザーは外資系金融の中でも難しい就職先。

しかも製薬業界という性質もあって、さらに人気度に拍車をかける。ファイザーもこれらの1社である。

インターン参加はやはり有利に

ファイザーでは一部の職種・部門にて学生を対象としたインターンシップを開催している。

日本企業だと、「インターン」というと複数日に渡る会社説明会と職業体験が合わさったような性質が強い傾向があるが、ファイザーのような外資系金融は選考直結型。

インターンシップは実際に仕事をして、企業側は学生が実際にどれくらい仕事ができるのかを見ている。その後、本選考へと進むが、インターンでの出来具合が評価されれば内定、評価が低ければ不採用となる。

とはいえ、いきなり本選考の面接に来た学生よりはインターン参加者の方が有利になると感じる。

社員との接触もインターンシップではあるため、一種の「忖度」が本選考ではあると推測。

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上記では製薬会社、化学・素材メーカー各社の新卒採用の倍率と就職難易度について解説。