鉄道会社の就職難易度の一覧! 偏差値の順位をランキング化

鉄道会社の就職難易度の偏差値一覧

鉄道会社の就職難易度について偏差値の順にランキング形式にする。JR・私鉄各社の新卒採用におけるレベルを、知名度や採用人数から判定。大卒・高卒両方を対象とする。

鉄道業界はまたインフラ企業にも該当する。都市部に路線を持つ企業はどこも経営状況が良いケースが多く、しかも安定している。不景気に強い業界ということから、就活中の学生からは人気度の高い就職先となっている。

当然ながら、それによって倍率も大きくなる。内定をめぐる競争が激しいことから、就職難易度も高くなりやすい。

なお、鉄道会社には大きく分けて2つの職種がある。総合職と現業職の2コースに分かれる。




鉄道会社の「総合職」の偏差値一覧

偏差値 会社
85 JR東海、JR東日本
80 JR西日本東京メトロ、東急電鉄、東武鉄道小田急電鉄
75 京王電鉄、西武鉄道、京急電鉄、阪急電鉄近鉄、阪神電鉄
70 JR九州、京成電鉄、相鉄、京阪電鉄、南海電鉄、名鉄、西鉄
65 JR北海道、JR四国、JR貨物

埼玉高速鉄道、東葉高速鉄道、東京モノレール、山陽電鉄などの中小私鉄

総合職の就職難易度はとてつもなく高い。まずJR本州3社のような最大手の鉄道会社でさえ採用人数は限られる。50~100人ほどに収まることが多い。

携わる仕事はさまざまであり、将来的な幹部候補となる職種でもあるため、応募者は不特定多数にのぼる。

書類選考の時点で倍率が数百倍に達する。効率的に選考を進めることを目的に大学名で選抜する「学歴フィルター」も取り入れられているとみられている。

>>鉄道業界の「総合職」への就職、倍率や難易度はかなり高い!?

>>鉄道会社への就職に「学歴フィルター」はあるって本当か!?

偏差値85:最難関はJR東海とJR東日本

鉄道会社の総合職の就職難易度

鉄道会社の総合職の中でも特に就職難易度が高いのはJR東海とJR東日本になる。鉄道のみならずインフラ会社を目指す人なら絶対に受ける企業といえる存在。

JR東海もJR東日本もドル箱路線を保有することから、会社の収益性は大きい。しかも、誰もが知っている会社である。

そして、人口が多い首都圏も影響下にあるため、多数の学生が殺到する。倍率は数百倍単位になるだろう。完全に売り手市場である。

内定獲得のためには運の要素が不可欠。人物面だけではとても採用されるのは難しい。そもそも大多数は書類選考で落とされる。面接まで行ける人ですら勝ち組に入るほどだ。

文系・理系どちらも就職の難易度は変わらない。全体的には理系の方が簡単との声もあるが、このレベルになると流石に同じくらい難しい。




偏差値80:同じく難しいレベル

偏差値80もまた、JR東海・東日本に次いで難易度が高い。大学生・大学院生の中でも誰もが知っている鉄道会社になる。

大阪を中心とする関西圏をカバーするJR西日本、首都圏のトップクラスの私鉄各社がランクインする。

日頃から使っていない人でさえ知っている。知名度が全国的に高いため、やはり大量の学生が新卒採用に応募する。

ほとんどの人はESの時点で落とされる。面接まで行ける人はごく少数派であり、大半は書類選考でアウトとなる。

偏差値70~75も難関

鉄道会社の総合職となると、都市部の私鉄すべても就職難易度はかなり高い。知名度は全国的にはそれほど高くはない私鉄各社でさえ、偏差値は70~75に入る。

応募者数はそう多くはならなくても、今度は採用人数がかなり少なくなる。JRとは違って、私鉄では10人ほどしか採用しないところも少なくない。多くても50人ほどに限られる。

JR九州は全国的に知られているため、採用人数は50~100人またはそれ以上にのぼるものの、上場企業で注目されているため、倍率は高くて難易度が高い。

偏差値65:赤字JRと中小私鉄の総合職

JR北海道、JR四国、JR貨物はいずれも赤字またはそれに近い状態となっている。会社の収益性が悪い。

しかし、それでも鉄道会社として知らない人はいないため、新卒採用では人気が高い。

中小私鉄になると、知名度は下がってローカルな企業となるが、それでも鉄道という社会インフラという性質から、やはり大学生・大学院生の間では該当する地域に住む人の間では人気。

こうした背景から、下位JRと中小私鉄の総合職も就職難易度はそれなりに高い。しかも、採用人数は数名というところも多くなり、内定をめぐる争いは激しい。

鉄道会社の「現業職」の偏差値一覧

鉄道現業職の就職難易度

鉄道現業職の例

偏差値 会社
65 JR東海JR東日本
60 JR西日本東京メトロ、東急電鉄、東武鉄道、小田急電鉄、京王電鉄、西武鉄道、京急電鉄、阪急電鉄、近鉄、阪神電鉄
55 JR九州、京成電鉄、相鉄、京阪電鉄、南海電鉄、名鉄、西鉄
50 JR北海道、JR四国、それ以外の私鉄

一方の鉄道会社でも「現業職」になると就職難易度は大きく下がる。鉄道の運行や管理メンテナンスに携わる仕事内容になる。専門職とも呼ばれる職種になる。

総合職とは違って、完全に携わる領域は鉄道事業のみとなる。オフィス勤務が多い総合職とは別になる。

学歴に関しても、高卒を対象とした募集もある。最近は大卒も増えてきたが、まだまだ大卒と高卒で人材を分け合っている。

応募する人は限られる。その一方で採用人数は総合職よりも多い。人手を多く必要とする労働集約型でもあるため、偏差値もその分下がる。

>>鉄道現業職へ就職!難易度や倍率はどれくらい?

偏差値65:JR東海、JR東日本

偏差値65に入るのは、こちらもやはりJR東海とJR東日本である。応募者が毎年殺到する。

JR各社では鉄道現業職のことを「プロフェッショナル職」と呼ぶ。採用人数は数百人単位になる。そのため倍率は高くはならない。

これらの会社では、プロフェッショナル職の中でもさらに運輸コースと技術コースに分かれる。

運輸は駅員・車掌・運転士になる職種で、つまり鉄道職員の代表的な存在。技術や線路や車両、駅の設備の維持管理に携わる職種で、鉄道運行の裏方の仕事である。同じく現場第一線で活躍する。

面接まで進める人もかなり多い。とはいえ、鉄道に深く携わることに興味関心がない場合には、実際に入社してもきついと感じるばかりとなってしまう。

偏差値55~60:JR西日本、JR九州、大手私鉄

偏差値60にはJR西日本と大手私鉄の現業職がランクインする。鉄道専門職で、同じく限られた人たちが応募するが、知名度が高いことから人気度は依然として高い。

偏差値55にはJR九州、若干マイナーだが大手私鉄という会社がランクイン。採用人数は本州のJR3社と比べると大幅に少ないものの、その分応募する人も少なくなる。

倍率もそれほどの数値にはならないところが少なくない。書類選考で落とされる可能性は十分考えられるが、総合職のようにバタバタと不採用になるわけではない。

学校名などの学歴フィルターはなく、人物面が重視されることには変わりない。高卒・大卒ともに難易度はそう変わらない。

業界別の就職難易度

業界ごとの就職難易度と偏差値
ゼネコン・建設会社 重工業
情報・通信 物流・倉庫
石油 化学メーカー
インフラ 食品メーカー
製薬メーカー 総合商社
自動車メーカー マスコミ(テレビ・新聞・出版)

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