楽天の採用倍率は5~10倍、就職難易度も職種別に公開

楽天

楽天の新卒採用の倍率は文系・理系ともに約10倍と推定。就職難易度は大手企業の中では「やや易」該当。ビジネス総合コース、知財・法務・財務経理コースはほぼ同じ。FinTechコースはさらに易化。

採用人数はここ数年は300~800人前後で推移。年度ごとによって大きな差があるものの、数百人規模になるのは確か。

大手企業でも特に多い人数こともあって、IT業界でも特に有名な企業の1社であるものの、難関企業というほどではない。


職種ごとの就職難易度

職種 難易度(満5点) 推定倍率/レベルの目安
ビジネス総合コース ★★ 10倍、やや易
FinTechコース 5倍、簡単
知財コース ★★ 10倍、やや易
法務コース ★★ 10倍、やや易
財務経理コース ★★ 10倍、やや易
クリエイティブコース ★★ 10倍、やや易

楽天の各職種の新卒採用の就職難易度はこのような形になる。いずれも総合職に相当し、院卒、大学などを対象とする。

文系・理系の違いはいずれもない。

ビジネス総合コースは、他の会社で言う「総合職」に相当。

《参考:情報・通信業界の就職の難易度とは!? 偏差値の順位をランキング化

ビジネス総合コース

ビジネス総合コースの就職難易度は「やや易」。倍率は約10倍と推定。文系・理系の区別はない。

正式なデータは公表されていないものの、会社規模や知名度、業界の性質を考慮すると、これくらいになると推測。

詳細な職種は、コンサルティング営業職、企画職、マーケティング職、クリエィティブ職、コーポレート職(人事/総務/法務/経理/財務)などがあるが、採用は一括で実施。

募集の対象とする専攻分野は「全学部全学科」。実際に応募してくる学生の所属学部は法学部、経済学部、文学部、社会学部、教育学部、商学部、総合政策学部、外国語学部など。

楽天といえば、誰もが知っている会社なのは言うまでもない。

ただし、労働環境としては良くない評判などがあってか、有名なIT企業としては不人気と感じる。

営業ノルマが厳しいといった声が少なくない。(例えば、楽天カードの新規契約者のノルマがあるなど)

FinTechコースは倍率5倍、難易度は簡単

 

楽天の理系を対象とするFinTechコースの就職難易度は「簡単」。倍率は5倍程度と推定。

楽天Edy、楽天ペイ、あるいは銀行、証券、保険などに携わる職種。

電子マネー、金融などに興味関心のある学生が応募する職種だが、金融系に興味関心のある人はそもそもメガバンクなどを目指すこともあって、応募者数はそれほど多くはない模様。

倍率は約5倍ほどが目安、就職難易度は「簡単」と判断。

知財・法務・財務経理コース

知財コース、法務コース、財務経理コースの就職難易度は「やや易」。倍率は約10倍と推定。

応募者はほとんど文系で、法学部、商学部、経済学部のいずれかが多い様子。

管理部門に特化した職種だが、募集の対象となる専攻分野に属する学生の総数が多いこともあって、ビジネス総合コースと難易度の面では同じと判断。

他社と比較して

前述の通り、楽天は誰もが知っている会社である一方、労働環境としての評判で良い内容に欠ける点、募集人数がかなり多い点から、就職難易度は大手IT業界でも低め。

特に、安定志向のある学生だと、楽天は就職先候補から大きく外れるかもしれない。

See Also:楽天の採用大学を公開! 学歴フィルターはないが…

情報通信業界として

情報通信業大手のNTT東日本

楽天は、情報通信業界でも誰もが知っている会社。

類似企業として、下記が併願先になりやすいだろう。

  • Google、ヤフー、LINEなどの大手IT業界
  • NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、NTT東日本
  • NTTデータ、日立ソリューションズ、日立システムズ、大塚商会、TISなどの情報通信業

Google、ヤフー、LINEなどは言うまでもなく誰もが知っているIT業界で、華やかなイメージも大きいため、就職難易度はもはや天文学的なレベル。

NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、NTT東日本などの携帯キャリアとその関連会社もまた、楽天よりも「ホワイト企業」のようなイメージが強いため、就職先として人気。

これらの会社は楽天よりもはるかに入社が困難なところ。

一方、それ以外の情報通信業とはそれほど差はないと思われる。

特に、大手企業傘下のシステムインテグレーターは、「具体的に何をする会社なのか分からない」と感じる学生が多いためか、やや競争は緩やか。

楽天もこれたの大手メーカー傘下のシステムインテグレーターと同じレベルと思われる。

この点、技術系(理系)、事務系(文系)どちらも共通。

採用人数(過去3年間)

楽天の過去3年間の採用人数は下記の通り。

  • 2020年4月:47名
  • 2019年4月:40名
  • 2018年4月:41名

各年度、平均すると40名程前後で推移。

大手企業の中でも特に多い人数。NTTグループ各社の中ではふつう。


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