理系なら就職は楽? 文系よりも有利になる理由が3つある!

就職が楽になる理系

大卒向けの新卒採用においては理系の方が就職の難易度は低い傾向が見られる。つまり、就活が楽になるとも言い換えられる。

一般的には昔から理系学生は文系よりも就職で有利になるといわれている。好景気の時はどちらも同じくらいになるが、経済状況が悪化して不景気になると一気に理系が優勢になる。

新聞やテレビのニュースでも内定率の数値は文系よりも理系の方が高い。工学部・理学部だと苦戦を強いられる大学生及び大学院生が少ない。




理系が就職で有利になる理由

  • 製造業の技術職の採用が多い
  • 理系人口が少ない
  • 文系での代用が利かない

理系の学部学科に所属する学生が就職で有利になりやすい理由といえば、上のような要素が考えられる。

いずれも文系の就職事情とは対照的な内容となっている。

【就活】文系だと就職に不利!? 内定の獲得が厳しいって本当?

製造業界の技術職の採用人数が多い

理系がほしい製造業の技術職

まず、特に工学部・理学部の人材を求めている製造業の技術職の採用人数が多いことが挙げられる。

技術職といえば、設計や開発、研究に携わる要員であるが、ここでは理系の学生をほしがる。

すでに学校で必要な分野を学んでいるため、企業側にとっては探し求めている条件と一致しやすい。

日本の産業の中心といえばモノを作る業界で、すなわち製造業ということになる。常に人手不足が深刻な問題となっている業界でもあり、理系学生の獲得には苦戦している会社も少なくない。

中小企業だと人材確保ができていないというニュースがよく聞かれるが、大手企業も決して例外ではない。

需要に対して供給が追いついていないため、理系学生にとっては就職の難易度がその分下がる。




理系人口が少ない

日本国内の大学生の総数を見ると、文系・理系の割合ではそれぞれ70%、30%という感じになっている。

つまり、学生の人口の3分の1しか理系の人がいないというわけだ。ここから、理系人口は少ないということがわかる。

しかし、製造業界は日本の中心的な産業で、必要な人材が多い。これにより、就活における競争も下がる。

為替レートの変動で円高が進んで海外進出の国内の産業の空洞化が社会的な問題となることが度々あるが、それでも採用数はあまり下がらない。

文系だと学生数が多いため、良い就職先を巡る戦いは供給過多で激しさを増すが、理系は供給不足のため逆の現象が起きる。

人物面では優秀とは言えなくても、理系であれば内定がもらえやすいのはこのためだ。




文系では代用が利かない

ところで、製造業界などで募集している技術職の応募条件が理系限定となっている点については理由がある。

工学部・理学部では技術職の業務内容に必要な知識を学校で学んで身に着けている。

一方の文系学生となると、学校では仕事に必要な知識は学んでいない。企業にとっては技術職として雇うまでの能力がないと判断されてしまう。

理系学生を対象として採用ではどうしても文系学生での代用が利かない。

理系がほしい企業と就職事情

いくら文系の学生を採用するという選択肢があるとはいえ、できれば理系が好ましいということには変わりない。

内定がもらえやすいのは文系よりも理系で就職が楽になるという結果になる理由がわかる。

なお、医学部や薬学部に至ってはさらにこの流れが加速する。かなり専門的な分野になるため、もはや文系ではまったく代わりとなりえない。

到底の学部学科に所属する人しか採用できない環境である。採用する人が「だれでもよい」というわけにいかない事情がある。