証券会社の離職率(新卒3年以内)の目安! 各社を一覧化

証券会社の新卒入社後3年以内の離職率

証券会社の新卒3年以内の離職率の目安の一覧を掲載。具体的な数値を公表しているところはその割合、未公表のところは推定値を表示。全体的だと概ね10~30%で推移している。

同じ証券会社でも大手から中堅規模、さらにはIT関連にも分類されるインターネット証券があるが、それぞれでやや離職率には違いがある。

入社後の定着率は2つではやや異なる流れが見られる。大手であるほどすぐに退職する人は少ないが、それでも1割前後にはなる。金融業界ということで決して低い割合ではない。



証券会社大手5社の離職率の目安

銀行名 離職率 概要
野村証券 10-15% 証券最大手
大和証券 10-15% 規模では第2位
みずほ証券 15-25% メガバンク系
SMBC日興証券 15-25% メガバンク系
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 15-25% メガバンク系

証券会社の大手5社には野村証券、大和証券、みずほ証券、SMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が該当する。

いずれも離職率に関する公式データは公表されていない。したがって、上記の割合は目安の1つには過ぎない。

新卒での採用人数、会社の評判、仕事内容と会社のネームバリューから考えると、いずれも最低でも10~15%には達するだろう。

野村証券と大和証券は最大値は15%程度、メガバンク系の証券会社は最大値は25%ほどと推定される。

野村証券

野村証券の新卒入社後3年以内の離職率は推定10~15%と算出。

会社の規模は証券業界トップの規模。金融業界としても特に有名な会社であり、入社が難しい企業である。

そのため、実際に入社しても「辞めるのはもったいない」として多少は仕事内容や労働時間、その他待遇に不満があっても継続する人がいる。

ただし、証券会社ということで仕事内容が激務であること、特に営業となればノルマがあったりして続けるのが難しいと感じる人が少なくない。

有給消化率でも50~60%で推移している。金融業界、証券会社では「ふつう」かむしろ高い数値だが、大手企業としてはかなり低い。

こうした背景から、野村証券の新卒3年以内の離職率は1割台と考えられる。

大和証券

大和証券も正式な離職率または定着率を公表していない。推定では同じく10~15%ほど。

業界は第2位の規模を誇る大手証券会社で、新卒で入社する難易度はかなり高い。その一方で、「働きやすい職場」かというとそうとは断定できない。

有給消化率でも50~60%くらいが上限になり、大部分を使い切るという行動が取れない社員が多い。子の時点で長く働ける条件には乏しいと予想できる。

仕事内容、給料水準、残業時間、年間休日の日数には大きな違いが見たらない。したがって、他の証券会社と同じく定着率は高い根拠に欠ける。

3年後の時点で退職した人が1割を超えると働きやすさの面で心配しやすくなるが、大和証券はこれを満たしてしまう。

みずほ証券

みずほ証券はメガバンクの1行であるみずほ銀行のグループ会社「みずほフィナンシャルグループ」の一員である。

給料水準、残業時間、年間休日の日数に関してはみずほ銀行と同じ水準である。証券分野でも大きな違いはない。

ただし、新卒入社後3年以内の離職率は銀行よりも高いことが予想される。銀行は1割未満で7,8%で推移している。

対するみずほ証券の方は15%以上になると推定。会社そのものの取り扱う金融商品の性質、仕事内容を見れば、銀行よりは高くなるのはやむを得ない。

職種や部署によっても違いがあるとはいえ、離職率は15~25%くらいと判断。

なお、これはあくまでも会社全体での数値である。一部の話では3割を超えるところもあるようだ。一部の部署に視点を置けば半数はすぐに辞めることを示している。

SMBC日興証券

SMBC日興証券はメガバンクの1行である三井住友銀行のグループ会社「三井住友フィナンシャルグループ」の一員である。

給料水準、残業時間、年間休日の日数に関しても同じく三井住友銀行とほぼ同じ水準である。

募集要項上の内容は証券分野でも銀行でも大きな違いは特に見当たらない。

それでも新卒入社後3年以内の離職率は銀行よりも高く、銀行は1割未満で6,7%で推移しているが、証券事業を行うSMBC日興証券はもっと高いだろう。

15~25%ほどになると推定。取り扱う金融商品の性質、仕事内容を見れば、銀行よりはノルマ達成で特に環境が厳しさを増す。これくらいの数値のように高いのはやむを得ない。

SMBC日興証券の離職率に関する情報でも、新卒入社後3年以内の離職率が3割を超えるという内容も見かける。確かに営業になればそれくらいにはなるのは仕方がない。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券

三菱UFJモルガン・スタンレー証券もまたメガバンクの1行である三菱UFJ銀行のグループ会社「三菱UFJフィナンシャル・グループ」の一員である。

給料水準、残業時間、年間休日の日数に関しても同じく三菱UFJ銀行とほぼ同じ水準であり、メガバンク並みである。

募集要項上の内容は証券分野でも銀行でも気になる相違点は特にない。ここでもまた、気になる点になるのは離職率だろう。

普通に考えれば、新卒入社後3年以内の離職率は銀行よりも高い。銀行は1割未満で7,8%で推移しているが、証券事業を行う三菱UFJモルガン・スタンレー証券はもっと高い。

他のメガバンク系証券会社と同じく15~25%ほどになると推定。

投資という性質が大きい金融商品を取り扱うこととそれによる仕事内容を見れば、銀行よりも評価されるまでの環境は厳しい。

1,2割台になるのはやむを得ない。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の離職率に関する情報でも、新卒入社後3年以内の離職率が3割を超えるという内容も見かける。さらに営業職では5割(全体の半分)が辞めていくという文章もある。

中堅証券会社の離職率

離職率が3割にもなる証券会社

中堅規模の主な証券会社

SBI証券、東海東京証券、岡三証券、SMBCフレンド証券、マネックス証券、楽天証券、松井証券、丸三証券、カブドットコム証券、岩井コスモ証券、いちよし証券、東洋証券、水戸証券、アイザワ証券、GMOクリック証券

新卒入社後3年以内の離職率…15~30%

上記の証券会社では大手5社よりもさらに新卒入社後3年以内の離職率が高くなると予想。

いずれも離職率を公表していないわけ実際の数値は不明だが、推定値として15~30%が1つの目安になる。営業に限れば50%近くの事例もある。

ネット証券だと営業としてのノルマがそれほど厳しくはないため、離職率はその中でも低く、15~20%には収まるかもしれない。

一方の店舗型の従来の証券会社では商品販売実績に関するノルマが厳しい傾向にあり、営業職を中心に離職率は30%近くになる。

営業に限れば、それ以上の高い割合になることも十分に考えられる。実際にところ、50%になることもあるようだ。

給料水準が若干低いこと、会社のネームバリューそのものがあまり高くはなく、誰もが憧れる大企業というわけではなくなる。

新卒で入社した人たちなら、第1回目の転職に踏み切る可能性がその分高くなり、結果的に定着率が下がるという循環になる。

おすすめ記事