
ソフトバンクの新卒採用の就職難易度はどれくらいになるのか。倍率ではおよそ30倍前後になると見られ、有名な大手企業ということで「やや難」というレベルといえる。
総合職は大卒および院卒向けの採用となっている。携帯電話会社というイメージが強い会社だが、システムインフラやソフトウェアの開発会社としても注目されている。
当然ながら、だれもが知っている有名企業ということで倍率は決して小さくはない。内定までの難易度は高く、簡単に入社できるところでないのは確かだろう。
ソフトバンクは総合職でも3つの職種がある
職種 | 難易度(満5点) | レベルの目安 |
総合コース | ★★★★★ | 難 |
営業コース | ★★★ | やや易 |
エンジニアコース | ★★★ | やや易 |
ソフトバンクでは同じ総合職でも募集されている職種は3つ用意されている。総合コース・営業コース・エンジニアコースの3種類だ。

他の会社でいうと、総合コースは事務職、営業コースは名前の通り営業職、エンジニアコースは技術職に該当する。
総合と営業は主に文系の学部の学生、エンジニアは工学部や理学部に所属する理系学生をターゲットとしている。
総合コースは人気が高い

最も人気が高い職種は総合コースになる。主に事務関係の仕事が多い職種ということで、仕事が厳しいというイメージが営業や販売などの職種と比べて薄いからだと考えられる。
文系の学生が多いことも、総合コースが人気になる要因となっている。国公立・しりつを問わずさまざまな大学からの応募が殺到する。
ソフトバンクではすべての職種を合わせて採用人数は400人ほどとなっているが、これには地域限定職(一般職)に当たるアソシエイト職や販売職の人数が多く含まれている。
総合職そのものは50~150人ほどとなっていて、応募者数が多くなる現状に対しては少ない。その分倍率も高くなり、就職の難易度も上がる。
営業とエンジニアはやや易
一方の営業コースとエンジニアコースは総合コースに比べて競争は低くなり、入社までの難易度も若干だが下がる。
総合職の営業とはあくまでも法人向けの営業のことであるが、それでもノルマが多い「営業」というイメージが強くなりやすいため、決して人気が高いとはいえない。

エンジニアコースは理系学生が採用のターゲットとなっている。理工学系の大学生、大学院生を狙っているものの、これらの学部学科に所属する人はそう多くない。
近年は特に理系学生の採用に苦しむ企業が多く、技術者は完全に売り手市場となっている。
そのため、ソフトバンクでもエンジニアコースの競争は文系向けの職種よりも低く、就職の難易度もやや簡単にはなる。
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東京都江東区在住。1993年生まれ。2016年国立大学卒業。主に鉄道、就職、教育関連の記事を当ブログにて投稿。新卒採用時はJR、大手私鉄などへの就職を希望するも全て不採用。併願した電力、ガス等の他のインフラ、総合商社、製造業大手も全落ち。大手物流業界へ入社。
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