双日の新卒採用の倍率は約50倍、就職難易度も検証

双日

双日の新卒採用の倍率はおよそ50倍と推定。総合職、事務職いずれもほぼ同じと予想。

就職難易度は事務系が「かなり難」に該当。

採用人数はここ数年は100~150人前後で推移。総合職が約90~120人、事務職が約20~30人。総合商社ということで就職先としての人気度が高い。


職種ごとの就職難易度

職種 難易度(満5点) 推定倍率/レベルの目安
総合職 ★★★★★ 50倍、かなり難
事務職 ★★★★★ 50倍、かなり難

双日の総合職・事務職の新卒採用の就職難易度と倍率はこのような形になる。

募集状況から、総合職の方が事務職(一般職)よりも多いものの、応募者数も総合職に偏りやすい。ゆえに、就職難易度はいずれも高く、かなりの倍率になる。

総合商社の中では、確かに三菱商事や伊藤忠商事に比べるとやや応募者数が少ない。とはいえ、内定を獲得できるのはほんの少しの幸運な人だけ。

《参照:総合商社の就職難易度の一覧! 偏差値の順位をランキング化

エントリーシートによる書類選考から最終面接まで残ることさえも困難なほど。

総合職の倍率は50倍、難易度は「かなり難」

総合職

総合職の就職難易度は「かなり難」。倍率は約50倍と推定。

  • 営業
  • 生産管理
  • 人事
  • 総務
  • 調達、経理、法務、知的財産
  • 広報・宣伝
  • 環境管理

採用人数は毎年90~120人ほど。双日の3分の2以上は総合職に所属。

仕事内容は「国内外のトレーディング業務、プロジェクト企画・立案、事業投資などの基幹業務において、主体的に業務を推進する役割を担います」とのこと。

応募できる条件上で学部学科の限定はない。「全学部全学科」と募集要項に記載されている。

このような条件により、文系を中心に不特定多数の学生がエントリーしてくる。製造業のような理系限定のような制限がないことで、応募者が殺到して倍率が増加。

実際に応募してくる学生は法学部、経済学部、文学部、教育学部、商学部、総合政策学部、外国語学部など様々だが、文系人口は大きく、これも競争激化に拍車をかける。

こうした事情から、双日の総合職の倍率は50倍と推定。就職難易度は「かなり難」との表現が妥当と判断。

なお、理系の学生も採用の対象になる。とはいえ、選考そのものは文理区別なく実施されるため、アドバンテージはない。

>>【採用大学】双日の実績校を一覧化、学歴フィルターに関しても

事務職も倍率50倍、難易度は「かなり難」

双日の事務職(一般職)

双日のエリア限定職(一般職)の就職難易度は「かなり難」。倍率は総合職と同じく約50倍程度と推定。

仕事内容は「基幹業務(国内外のトレーディング業務、プロジェクト企画・立案等)の円滑な推進をサポートする事務業務全般。総合職が携わる業務や組織の運営を円滑に進めることができるようにサポートする役割を担います。契約書やビジネス文書の作成、貿易取引における船積書類等の手配、支払・入金の伝票作成など、組織の事務業務全般を担当します。」とのこと。

同様に、応募できる条件上で学部学科の限定はなく、採用対象は「全学部全学科」。

仕事内容が「主」か「従」の違いはあるものの、文理の区別はまったくない。ゆえに、文系を中心に不特定多数の学生がエントリーしてくる。

総合職よりは応募者数は少ないと見込まれるものの、採用人数も少なめのため、結果的に就職難易度は変わらない。

したがって、就職難易度は「かなり難」、倍率は約50倍と判断。

なお、事務職は女性社員の割合は大きい。男性はかなり少ない。

他社と比較して

総合商社

双日は総合商社の中では上位勢ではない。「5大商社」のランク外であり、知名度も上位企業ほど高くはない。

とはいえ、一般的な上場企業と比較すれば遥かに知名度のある会社であるのは確か。

少なくとも総合商社への就職を目指している学生なら9割以上は知っているはず。

5大商社にはエントリーしたが、双日にはしなかったという学生はそう多くはない。

ゆえに、就職難易度の違いはないと考えてよいだろう。

>>総合商社の平均年収は1,000万円超! なぜ高いのか?

第一志望は少なめか?

ただし、双日を第一志望と考えている学生はやや少ないと感じる。

総合商社を目指している人なら、第一志望の企業は三菱商事、伊藤忠商事、三井物産などになるはず。

双日はあくまでも第2、第3の選択肢として受けるにとどまる。

他の業界と比べて

他の人気業界

ところで、双日をはじめとする総合商社は数ある業界の中でも特に就職先として希望する人が多い。

人気業界は、鉄道、航空、電力・ガス、化学・素材、食品などだが、総合商社もこれらの仲間に入るだろう。

以前は金融業が大人気だったが、近年は激務という印象が強く、学生たちが敬遠する流れが見られる。

そんな中でも、総合商社は世界で活躍できて華やかなイメージが強い。

そして、5大商社では不採用になってしまう学生が多数存在し、その需要が双日のようなやや規模が小さめの総合商社に流れてくる。

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