ソニーの新卒採用の就職難易度! 倍率は50倍くらいが目安

ソニー

ソニーの新卒採用の就職難易度について調査してみた。倍率は大卒・院卒向けの就職では50倍程度の競争となると予想。電気メーカー、あるいは製造業全体の中でも経営が安定している会社のため、人気が高い。

職種に関しては、新卒採用では大きく2つに分かれる。事務系・技術系の2コースだ。難易度は他の製造業と同じく事務系の方が技術系よりも難しい。

大学生全体の構成にて文系の学生の方が理系の学生よりも多いこと、ソニーの採用人数が技術系が多いことが理由である。


職種ごとの就職難易度

職種 難易度(満5点) 推定倍率/レベルの目安
事務系 ★★★★★ 最難関、70~100倍
技術系 ★★★★ やや難、30倍

職種別の就職難易度は、事務系が「最難関」、技術系が「難」。

同じ会社とはいえ、人員計画は2つでまったく異なる。採用人数が少ない事務系は、内定を獲得できる学生数が少ないため、難易度が上がっている。

自社製品の開発や研究、生産のためにはどうしても多くの人手が必要になる一方、営業や事務作業のための人員はそこまで多く必要としないため、技術系の採用人数が多い形になっている。

近年は、日本国内のメーカーはアジア系の新興企業の躍進で苦戦を強いられているところが多い。しかし、ソニーに限ってはそのような状況がまったくといっていいほど見えない。

順調に利益を上げられていることから、新卒の採用でもソニーへの入社を希望する学生が多い。

理系の倍率は30倍くらいか

ソニーの技術系の倍率

理系の学生であれば、基本的には技術系の職種に応募することとなる。そして、採用人数が多いのもこの技術系のコースである。

ソニーでは全体で約300人ほどの人数を採用している。内定者もそれとほぼ同じくらいの数になるだろう。

技術系はその中の200人程度である。3分の2は理系向けの募集というわけだ。製品の開発や設計に携わる人が必要になるため、このように技術職が中心となっている。

その一方で、技術系の職種へ応募するのは工学部などの学部学科に所属する学生が大半である。仕事内容に関連する分野に携わってきた人が求められているためだ。

ソニーでは技術系も事務系も全学部全学科を対象としているが、実際には理系の中でも工学系の勉強をしてきた人が内定の根拠となりやすい。

特定の学部に所属する学生同士で内定を競うこととなるため、倍率も比較的低い水準に収まる。

なお、ソニーでは技術系でも詳細の仕事内容で分かれて採用選考が行われる。

  • ソフトウェア・信号/情報処理
  • メカ・メカトロニクス
  • 半導体・デバイス・材料
  • 電気
  • 光学
  • 品質・環境・調達
  • ライフサイエンス
  • コーポレート機能(技術)
  • R&D WILL

いずれの分野もそれぞれで大きく異なるとは考えにくい。

事務系は70~100倍に達するか

ソニーの事務系の倍率

事務系の募集では、主に文系学生が応募者の中心となる。事務職では、専門的な知識を必要とはされないことから、学部学科はまったくといっていいほど問われない。

誰でも応募できる条件となっている一方、倍率は大きくなる。事務職に限定すれば、70~100倍くらいが倍率の目安となるのではないか。

公式なデータは発表されていないものの、知らない人はいないほど大手企業であり、経営状況も良好で安定していることから、競争もこれくらいになると考える。

>>文系のメーカー(製造業)への就職は難しい? 倍率はいくつに!?

倍率はかなりの高い数値となることには変わりない。内定を獲得できるのは、ソニーにエントリーシートを提出した応募者の中のほんのわずかな学生のみだ。

なお、文系も理系も製造業界においては、ソニーは倍率のトップクラスに入る。最人気クラスの会社であるからこそ、入社したいと考える学生が多い。

事務系も仕事内容ごとで選考活動が行われる。

  • セールス&マーケティング=営業
  • ビジネスマネジメント&ファイナンス=経営管理・経理・財務
  • コーポレートスタッフ=人事、広報、CSR、渉外、秘書
  • プロダクト&サービスプランニング=企画
  • リーガル&ライセンス=法務

他社を見る限りでは、管理部門は全体的に人気が高く、高倍率になりやすい。逆に営業に当たる「セールス&マーケティング」は、文系を対象とする職種では最も難易度が低いだろう。

他社と比較して

ソニーの就職難易度を他社と比較すると、以下のようにまとめられる。

  • 総合電機メーカーではトップ?
  • 文系・理系ともに難関
  • 第一志望が多数

BtoCで、テレビCMの放映することで、電機メーカーでも特に応募者が殺到しやすい企業の1つ。

総合電機メーカーではトップか

総合電機メーカー最大手の日立製作所

ソニーの新卒採用の倍率と就職難易度は、総合電機メーカーではトップと考えてよいほど。

  • 日立製作所
  • パナソニック
  • 三菱電機
  • 富士通
  • キヤノン
  • 東芝
  • 日本電気(NEC)
  • シャープ

総合電機メーカーは他にも上記のような会社が業界大手に君臨する。しかし、これらの中でもソニーは大学生の中でのイメージが少し異なる。

プレイステーションやXperiaなどの最新機器を手掛け、しかも製品自体も個人向けが多数ある。

日立製作所、パナソニック、三菱電機を併願する人も多いだろうが、ソニーはその中でも第一志望が多い印象も大きい。

総合電機メーカーのみならず、自動車業界重機・工作機械メーカーなどと比較しても就職難易度は高いと感じる。

出身大学はどこが多い?

「学歴フィルター」とは、出身大学で選考での有利・不利が決まる制度を指す。膨大なESを効率よく振るいにかける手段として使われる。

ソニーもまたこのように出身大学で選考で有利・不利が出る可能性が否定できない。エントリーシートによる書類選考では特に重要な要素になりやすい。

<内定者の出身大学>
社員数の大小 主な大学
多い 旧帝大:東京大、京都大、北海道大、東北大、名古屋大、大阪大、九州大、東工・一橋・神戸など

早慶上智:早稲田・慶應・上智

ふつう MARCH:明治大・青学大・立教大・中央大・法政大

関関同立:関西大・関西学院大・同志社大・立命館大

上位ランクの国公立大

少ない 日東駒専・産近甲龍クラスの私立大学

地方の公立大学

かなり少ない 上記以外の私立大学

事務系・技術系いずれの職種においても所属する大学名が多かれ少なかれ影響する。中でも事務系は厳しい競争のため、より難関大学出身者が多いイメージが強い。

採用者数が多いのはやはり偏差値が上位の難関大学になる。国公立大なら旧帝大クラス、私立なら早慶上智クラス。

誰もが知っていて、しかも学力が高い大学と評価されているところばかりだ。この辺りが内定者の出身大学のボリュームゾーンではないか。

MARCH、地方の国公立大もいるが割合的にはあまり多くはない。複数の人が内定を獲得するものの、ボリュームゾーンからは外れる。

>>就職の「学歴フィルター」、大学名でのボーダーラインの基準とは!?

中堅以下の偏差値の学校に所属する学生にとってはよりハードルが上がると考える。ボリュームゾーンからは大きく外れる。

学生総数が多い日東駒専・産近甲龍を参考にしても、その規模の大きさの割にはキャノンから内定を獲得できる人が少ない。

出身大学だけで有利・不利が決まる「学歴フィルター」が完全に使われるわけではないものの、選考に少しは影響してしまうのが現状ではないか。


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