<募集状況>鉄鋼業界の新卒の採用人数の一覧

鉄鋼業界

鉄鋼業界の大卒・院卒向けの新卒採用における採用人数は、日本製鉄では285人、JFEスチールが204人、神戸製鋼所が148人、日立金属が77人、大同特殊鋼が58人、三菱製鋼が35人。いずれも2019年4月入社分の結果。

会社規模が大きくなるほど募集人員も多くなり、特に鉄鋼大手3社は100~300人前後の規模。

内訳では、技術系が全体の7~8割ほどを占め、残りの2~3割が事務系という構成。


過去3年間の採用人数

会社 2019年度 2018年度 2017年度
日本製鉄 285名 325名 317名
JFEスチール 204名 170名 214名
神戸製鋼所 148名 154名 183名
日立金属 77名 78名 44名
大同特殊鋼 58名 48名 53名
三菱製鋼 35名 53名 53名

上記は鉄鋼業界各社の過去3年間の新卒採用人数を示した表。

技術系と事務系を合計した人数である。高卒採用のような、最終学歴が大卒以上を対象とした学生とは別に選考が実施される人員は含まれない。

技術系

下記は、採用された人員のうち、技術系職種の採用人数を示したもの。

技術系職種の採用人数
会社 2019年度 2018年度 2017年度
日本製鉄 205名 239名 232名
JFEスチール 153名 130名 151名
神戸製鋼所 102名 107名 132名
日立金属 50名 52名 34名
大同特殊鋼 38名 32名 32名
三菱製鋼 非公開 非公開 非公開

基本的に技術系として入社するのが「理系」に該当する学部学科を卒業した社員。

具体的には理工学部または専攻科が中心。

業務内容は、操業技術、設備技術、品質管理、研究開発、開発設計、技術営業などになる。

事務系

下記は、採用された人員のうち、事務系職種の採用人数を示したもの。

事務系職種の採用人数
会社 2019年度 2018年度 2017年度
日本製鉄 80名 86名 85名
JFEスチール 51名 40名 63名
神戸製鋼所 46名 47名 51名
日立金属 26名 26名 10名
大同特殊鋼 20名 16名 21名
三菱製鋼 非公開 非公開 非公開

事務系ではどこの企業でも対象とする専攻分野には指定がなく、「全学部全学科」となる。とはいえ、実際に入社するのは「文系」に該当する学部学科を卒業した社員が大半。

具体的には法学部、経済学部、経営学部、商学部、社会学部、文学部、社会学部外国語学部、教育学部などが中心。

業務内容は、企画、営業(国内・海外)、総務、人事、経理、資金管理、購買・調達など。

全体的な傾向

就活中の大学生たち

鉄鋼業界は他の業界に比べると1つの企業ごとの採用人数は比較的多め。

特に粗鋼生産を行う大手3社では、毎年100人以上の採用を実施している。中でも日本製鉄は300人前後の募集人員で、国内の製造業でもトップクラスの1つ。

一方、粗鋼生産には携わらない特殊鋼メーカーでは50人前後の採用のところが多い。日立金属、大同特殊鋼、三菱製鋼がこれに該当。

今後の予想

今後の鉄鋼業界の募集人員の予想に関しては、「横ばい」が続くと思われる。

人員削減を行う企業はここ最近ではあまり実施されていない。

業界規模に関しても、世間一般の景気動向によって左右される。

世界鉄鋼協会(worldsteel)によると、日本国内でも粗鋼生産量は2015~2019年まで5年連続で生産量が減少。粗鋼生産の分野であ業界は全体的に縮小しているのは確か。

しかし、各社では新素材の開発や電力事業などへの参入を行っていることもあり、会社そのものとしては衰退はしていない。

その一方、大きな成長こそはみられない。ゆえに、今後も採用人数は横ばい状態が続くと思われる。

各社の応募状況

鉄鋼業界各社への応募状況については、基本的に業界上位であるほど応募者数が多くなる。

各社ともにエントリーした学生数に関してこそは公表していないものの、合同企業説明会での聴衆者数、知名度、事業内容、勤務地を考慮するとある程度までは予想が付く。

各社の応募人員に関しては、下記のページにて詳しく解説。

日本製鉄、JFEスチール、神戸製鋼所では募集人員が多い一方、業界上位ということで大学生や大学院生からの注目度も高い。

注目度が大きければ、その分正式にエントリーする人数も多くなる。


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