テクニカル分析が当たらない! 外れる確率が高い理由とは?

テクニカル分析

株式投資やFX、先物取引で売買のタイミングを見計うためのテクニカル分析は当たらないことが多いと悩んでいる人は多いのではないか。

外れることが多く、必勝法というものがないほどまったくあてにならないこともよくある。チャート分析でうまく行かないのはとても気になる点である。




なぜテクニカル分析は当たらない?

テクニカル分析そのものはあくまでも統計的に見た結果論にしか過ぎない。この後の株価やFX(外国為替市場)がどのように値動きするかは誰もわからない。

チャートで分析した通りの結果になる可能性もあれば、その逆になる可能性もある。

「どんな動きをするかわからない」という事実がある以上は当たらない可能性が大いにある。長期的に負け続ける可能性もあれば、それが短期的に留まる可能性もある。

当たらない期間 外れる可能性 理由
短期的 高い 一時的なドローダウンが多発
長期的 低い 統計データの通りになりやすい

ただし、好ましいとされるテクニカル分析を行えていれば、過去の統計と似たような結果になりやすくなる。長期的に利益が伸びない可能性は低い。

短期的であれば一時的なドローダウンということが否定できないが、長期的な資産の減少となればやり方が間違えていることも考えられる。




1つだけの指標だけだと外れる確率アップ

テクニカル分析という点では同じでも、使う指標の種類が1つだけだと予測が外れる可能性が上がる。本やブログで書かれている理論の通りにはなかなかならない。

当たらない移動平均線

移動平均線だけで外れるテクニカル分析

移動平均線だけ、MACDだけ、サポート&レジスタンスだけというチャート分析で取引すると、これは1つだけの指標を用いて取引するという形になる。

いずれも過去の相場上では統計的にみて当たっている回数が多くても、結果は非常にぶれやすい。当たっていてもそれが単なる偶然による結果というケースも少なくない。

銘柄や投資対象によってはまったく当たらず、本来のシグナルとは反対方向に取引した方が利益が上がったという形にもなりやすい。

  • 1つだけのテクニカル指標…外れる確率アップ
  • 2、3つの指標を併用…ダミーが減る

株式取引やFXにおいてテクニカル分析を判断基準とするのであれば、複数の指標を根拠に判断するのが好ましい。

60%当たれば良い方

テクニカル分析の理想的な勝率

相場を張るにあたって自分の当初の元手が増えるか減るかの確率はいずれも50%である。勝つ確率も負ける確率も5:5というわけだ。

テクニカル分析を行えば過去の相場では統計的に当たっていることが多い。しかし、それでも確率の大きさは決して高くはない。

勝率80%、90%というケースはほとんどないと考えてよい。あったとしてもそれは偶然によるものの可能性が大いにある。

テクニカル分析で当たる可能性は概ね60%も行けばかなり良いと判断できる。逆に言うと、それだけ投資の世界は不確実性が多いということである。

それでも60%も勝てる確率があれば、これは大きな「優位性」といえるだろう。半分以上の期待値があるため、何年も投資に挑戦し続ければ確率論の誤差が消えて利益が上がってくる可能性が高まる。

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