東京電力HDの新卒採用の倍率とは!? 就職難易度は今も高い?

東京電力ホールディングスの新卒採用の倍率は約20~30倍くらいになると予想する。企業規模やブランド力、採用人数から考えるとかなりの競争になりそうだが、福島第一原発事故による業績悪化などを考えるとこれくらいに収まると思う。

就職難易度は、同じ電力業界、あるいはインフラ業界の中ではやや低い方に入る。しかし、それでも就活市場全体としては結構人気の企業という地位になる。




事務系・技術系の難易度

職種 難易度 概要
事務系(文系) ★★★★ 事務系総合職

最も倍率が高い

技術系(理系) ★★★ 技術系総合職

若干難易度が低い

東京電力ホールディングスでは、選考の段階で事務系と技術系の2コースに分かれる。書類選考から面接まで基本的には職種別で実施される。

就職難易度に関しても、事務系と技術系では違いが見られる。前者は主に文系向け、後者は工学部や理学部に所属する理系が中心となる。

全体的な傾向として、理系の学生の供給力が不足している状態が続いている。これにより、東京電力HDの新卒採用でも理系の技術系は就職難易度が若干下がる。

したがって、文系が多く応募する事務系の採用が難しい。内定獲得までも道のりは険しい。

事務系は誰もが応募する

事務系の新卒採用

事務系の対象としている学部学科は「全学部全学科」となっている。これにより、文系の学生が数多く応募してくる。

日本の大学生の7割前後は文系といわれている。国公立、私立問わず文系といわれる学部学科に所属する大学生が圧倒的多数派なのが現状。

東京電力ホールディングスの採用では事務系しか応募できない。これにより、事務系の選考では応募者が過剰状態に毎年なる。




技術系は限られた学生しか応募できない

技術系の採用

一方の技術系の方は理工系の学生しか応募できない。特に、電気、機械、原子力、化学、土木、建築などの分野を勉強している理系学生をターゲットとしている。

これらの学部学科に所属する学生の数はそう多くはない。そもそも理系に分類される学生の割合が全体の3割程度しかいない。

一方で東京電力をはじめとする電力会社では理系の学生を多く採用したいという意向を持っている。

こうした背景から、東京電力ホールディングスでも理工学部に所属する学生をターゲットとする技術系の難易度はそれほど高くはならないと予想される。

原発事故の影響

東京電力はかつては経営が安定している一大企業としてかなり人気の就職先となっていた。誰もが憧れる会社で、社会的なステータスも高かった。

しかし、原発事故によって東京電力は莫大な賠償金を支払うこととなり、事故後の対応は今も全く終わっていない。

他の電力会社とは対照的に業績が良いとは言えない。そのため、東京電力へ就職したいと考える学生は少なくなった。

それでも、誰もが知っている会社という点では人気度がゼロにはなっていない。少なからず東京電力へ就職したいと考える人もいる。

買い手市場か売り手市場かとなると、東京電力は買い手市場に入るだろう。文系のみならず、理系も採用人数よりは応募者数の方が大きい。

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