TOEICの大学生の平均点とは!? 大学別の一覧!

大学別のTOEICスコアの平均点

TOEICの大学生の受験者のスコアの平均点は568点というデータが出ている。大学別や学年別でも統計が出ているが、学校ごとでの差はかなり大きいようだ。

受験で言うと、入試のレベルは圧倒的に東大などの旧帝大が上位を占めている一方、英語力に限られたTOEICではやや異なる。

文系・理系で比較しても圧倒的に文系の方が点数が高い傾向が見られる。当たり前ではあるが、英文学科系は強い。



各大学ごとのTOEICの平均点の一覧

各大学別でのTOEICの平均点を公表しているTOEIC TOWN『大学別TOEIC平均スコアランキング』(https://toeic-town.net/university-toeic-ranking/)によると、一覧表は次の通りになる。

TOEICスコアの平均点 大学 レベルの目安
938点 上智大学ー国際教養学部 ノンネイティブスピーカーとして完璧
920点 国際教養大学
877点 東京外国語大学ー外国語学部英語学科 英語力がかなり高い
874点 国際基督教大学
865点 上智大学ー外国語学部英語学科
800点 東京大学大学院生(全体)
783点 同志社女子大学ー国際教養学科 ある程度英語ができる
770点 早稲田大学ー国際教養学部
762点 神戸市外国語大学ー外国語学部英語学科
752点 東京大学ー文科三類
750点 慶応義塾大学ー総合政策学部・環境情報学部
732点 上智大学(全体)
725点 広島大学ー教育学部
719点 東京外国語大学(全体)
703点 東京大学大学院生(理系)
689点 青山学院大学(全体) 英語力はふつう
688点 東京大学(全体)
667点 関西外国語大学ー外国語学部英語学科
650点 日本外国語専門学校
648点 神戸大学(全体)
641点 同志社大学(全体)
640点 東京工業大学(全体)
630点 立教大学(全体)
628点 京都大学(全体)
617点 中央大学(全体)
615点 明治大学

参照:就職でのTOEICの点数の目安! 有利になるのはいくつから?

TOEICの各大学別の平均点はこんな感じだ。大学内で実施されるIPテストということで、公開テストとはまた違う問題が出題されるものの、レベルはほとんど差はない。

学部学科ごとで見ると、圧倒的に英文学科などが上位にランクインしている。ただ、それ以上に大学の授業は完全に英語で実施されるところが最上位に入っている。

大学入試では合格するのが難しいとされる東大・京大では、TOEICのスコアの平均点はそれほど高くはない。

学年別でのTOEICのスコアの平均点

公開テスト IPテスト
全体(1~4年生) 568点 443点
1年生 No data 427点
2年生 438点
3年生 482点
4年生 502点

TOEICでも完全な外部で試験を行う「公開テスト」と学内試験である「IPテスト」の2種類がある。後者は団体受験という形で、企業内で実施される例もある。

大学生の平均点を見ると、2つでは大きな差が開いている。公開テストは568点である一方、IPテストは443点と低い。

背景には次のような理由があるものと考える。

  • 公開テストは意欲のある大学生だけが受験
  • TOEICスコアを提出することが単位取得の条件の例がIPテストで多い

公開テストは完全な任意によるものになりやすい。一方の学内で行われるIPテストでは強制的な感覚で受けさせられることが少なくない。

単位取得のためにTOEICを受験してそのスコアを提出するというケースがその代表的だ。

英語に対して消極的な学生でも受けざるを得ない形になり、英語の勉学に積極的ではない人までもが受ける。意欲の差が点数の落差にもつながっていると思われる。

東大・京大などの旧帝大は低い?

旧帝大である東大・京大のTOEIC点数が低い事情

日本の大学の中でも最難関とも言われている東大および京大のTOEICの点数の平均値を見ると、ほかと比べて劣っているのがわかる。

  • 東大の平均=688点
  • 京大の平均=628点

どちらも600点台にとどまっている。

800点台以上に入っているのは特定の学部学科のみになっているが、大学全体で見ても最高峰であるはずの東大・京大は700点にすらランクインしていない。

東京外国語大学は単科大学のため実質的に特定の学部学科と判断できるが、青山学院大学は完全な総合大学である。ここよりも点数が低いのがわかる。

京大に至っては同志社大学、東京工業大学、立教大学にも負けている。

裏事情もある

TOEICの平均点が高い大学を見ると、いずれも特定の学部学科に限定した場合のところが多数派を占めている。

上智大学国際教養学部などは、学校での講義は完全に英語で行われている。ふつうの一般的な大学は日本語で行われるため、事情がまったく異なる。

常日頃から英語に触れているため、当然ながら他の大学と比べて平均点が上がるのは避けられない。

それ以外を見ても、「国際教養学部」、「英文学科」、「英語学科」という名称が目立つ。英語の勉強に特化したところが強い。

東大・京大の600点台のスコアはあくまでも全学部全学科を対象とした場合の平均点である。

英語に特化した人達を対象にしているわけではないことが、TOEICのスコアが低いと感じる理由にはなっているだろう。

>>理系vs文系、2者を徹底比較! それぞれのメリット・デメリットを調査

MARCH、関関同立でも高い理由

文系が主流のMARCH、関関同立

東大・京大よりもMARCH、関関同立のようなクラスの私立大学が全学部全学科を対象とした場合でもTOEICの平均点が高い理由とは何か。

いずれの大学群も最難関とは言い難く、あくまでも上位クラスという分類に過ぎない。東大・京大のような旧帝大よりも偏差値的には下がる。

それでもTOEICのスコアが高い理由には、学部学科の構成があるだろう。

今回ランクインしている青山学院大学、同志社大学、立教大学、中央大学はどれをとっても主役は文系である。理工学部の学生は相対的に少ない。

英語力では理系よりも文系の方が高い傾向にある。つまり、文系学生が多い大学ほどTOEICのスコアの平均点が上がる。

東大・京大は主に理系学生が多いため、文系が主役の私立大学よりも不利な条件に立たされるのは仕方がない。

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