東京エレクトロンの採用倍率は約20倍、就職難易度も検証

東京エレクトロン

東京エレクトロンの大卒及び院卒の新卒採用の倍率は全体では10~20倍程度と推定。職種別では事務系が約20倍、技術系が約10倍くらいと推定。

就職難易度に関しては、事務系が「ふつう」、技術系が「やや易」に該当。

採用人数はここ数年は70~200人前後で推移している。年度によってバラツキがあるものの、平均的に考えると上記のようになるだろう。


職種ごとの就職難易度

職種 難易度(満5点) 推定倍率/レベルの目安
事務系(文系) ★★★ 20倍、ふつう
技術系(理工系) ★★ 10倍、やや易

東京エレクトロンの事務系・技術系新卒採用の就職難易度はこのような形になる。

募集人数の面で、技術系は事務系の3~4倍くらいに達する一方、専門性(大学で学んでいる専攻分野)の有無で条件が異なることが影響。

当然ながら就職難易度は、技術系より事務系の方が圧倒的に競争が激しい。倍率もそれに伴ってやや高い数値となっている。

ただし、総合電機メーカー他社(特に日立製作所・ソニーなど)に比べると大手企業の割には文系・理系ともにやや倍率が低め。

《参照:電機メーカー業界の就職難易度の一覧! 偏差値の順位をランキング化

東証一部上場としては標準的な水準ではないか。

技術系の倍率は10倍、難易度は「やや易」

就職難易度がやや易の技術系

技術系の就職難易度は全社採用で「やや易」レベル。倍率は約10倍と推定。院卒、大卒いずれもほぼ同水準。

入社する社員の3分の2以上はこの技術職に該当。

その年の内定者の数や世の中の景気によって変わってくるものの、平均するとこれくらいになると考える。

応募できるのは理工学系の学部学科に所属している学生に限定。募集要項でも「エンジニアに関しては、理工系学部学科のみ」と限定の記載がある。

さらに、理系という括りの学部学科でも機械系、情報系の専攻が主な対象者で、生物・バイオ系では残念ながら採用の対象ではない。

理工学系統の理系の学生の中での内定の争いとなり、しかも採用人数も多いことから、倍率は大手企業でも低い水準。

こうした点から、推定倍率は約10倍が限度で、就職難易度は「やや易」という表現が妥当ではないか。

>>東京エレクトロンの採用大学を公開! やはり学歴フィルターあり

事務系は倍率が20倍、難易度が「ふつう」

東京エレクトロンの事務系

事務系の就職難易度は「ふつう」。倍率は約20倍と推定。

採用人数は毎年50人ほど。全体の4分の1に過ぎない。

一方、東京エレクトロンの事務職に応募できる条件上で学部学科の限定はない。営業でも管理部門でも「全学部全学科」と募集要項に記載されている。

このような条件により、事務系では不特定多数の学生がエントリーしてくる。理系限定のような制限がないことで、応募者が殺到して倍率が増加。

さらに、文系人口は大きく、これも競争激化に拍車をかける。日本国内の大学生の文系・理系の比率を見ても、7割近くは文系に属する。

理系の学生だと「自分の専攻を活かしたい」といった動機でエントリーする例が大半だが、文系となればそのような理由はない。「年収が高いから」「知っている会社だから」「大手だから」などが率直な動機ではないか。

こうした事情から、東京エレクトロンの事務系の倍率は20倍と推定。就職難易度は「ふつう」との表現が妥当と判断。

もっとも、知名度では東京エレクトロンは電機メーカーの中でもそれほど高くはない。日立製作所、ソニー、三菱電機、パナソニックの方が同じ事務系でもはるかに倍率および就職難易度が高い。

他社と比較:業界内では難易度低

東京エレクトロンの就職難易度を他社と比較すると、以下のようにまとめられる。

  • 総合電機メーカーでは難易度低
  • 知名度の割には人気

東京エレクトロンは総合電機メーカーの中でも社名はかなり有名というほどではなく、「東京エレクトロン」という会社名そのものを知らない人も結構いる。

とはいえ、年収が高い有数の製造業ではあるため、給料面を重視する学生からは人気が高い。

高い給料が人気度を後押し

年収1,000万円を超える東京エレクトロン

電機メーカーの中でも就職先ランキングで上位に来るところと言えば、以下の企業が代表的。

  • 日立製作所
  • ソニー
  • 三菱電機
  • パナソニック

東京エレクトロンはここまで社名の知名度が高くはない。

しかし、給料が高いところが他社を圧倒する。東京エレクトロンの年収は平均で1,000万円を超える。総合商社やメガバンクなどに匹敵する。

ただ単に電機メーカーを志望している人にとっては、テレビCMを放映する最大手を好むものの、年収面を重視する学生にとっては東京エレクトロンは理想の会社なのかもしれない。

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