東洋大学の推薦・一般入試それぞれの割合を公開!

東洋大学の入試方式別の割合に関しては、全体では一般入試が51.9%、推薦入試が48.1%という結果が出ている。その内、指定校推薦の割合は18.4%との事。

全体の過半数こそは一般入試で受験して入っているが、推薦入試、AO入試、スポーツ特別枠などで入学する学生も半分近くいる。中堅私大の中でも特に特徴がない。

学部による違いは大きい。従来から存在する学部は比較的一般入試の人が多いが、新興学部は推薦で入学する学生が多い傾向が見られる。


学部別:入試方式別の入学者の割合

東洋大学の一般入試、推薦入試の比率
学部 一般入試 指定校推薦 推薦全体
文学部
経済学部 56.1% 13.7% 43.9%
法学部 53.4% 12.6% 46.6%
社会学部 50.7% 14.9% 49.3%
国際学部
国際観光学部
情報連携学部
ライフデザイン学部 52.7% 15.9% 47.3%
理工学部 59.0% 21.8% 41.0%
総合情報学部 37.8% 27.2% 62.2%
生命科学部 43.8% 36.1% 56.2%
食環境科学部 36.2% 23.2% 63.8%
合計 51.9% 18.4% 48.1%

東洋大学の2020年入学者の入試方式別の割合は上記の通り。

文学部、国際学部、国際観光学部、情報連携学部は非公開となっているため不明。今回はカウント対象外とする。

各入試方式を見ると、全体の51.9%が一般入試で入学。推薦入試全体は48.1%、そのうち「指定校推薦」での入学者は18.4%との事。

指定校推薦は18.4%

指定校推薦

私立大学の特徴として、指定校推薦が多いと感じている人は結構いるはず。東洋大学もその例外ではない。約2割程度の学生は、在籍していた高校の中での内部選抜で入学した学生。

ただし、専修大学ほど多くはない。日大よりは確かに多いものの、こちらは付属校推薦がその分多い。

なお、MARCHの各大学と比較しても、東洋大学の指定校推薦入試による入学者の割合は少ない。明治大学以外だと、基本的に2割超の学生がこれに相当するところが多いのがMARCH。

他の大学と比較して

東洋大学は同じ偏差値ランク帯で、首都圏に拠点を置く大学群「日東駒専」の一員と見なされることが多い。

日東駒専の入試方式別の入学者数の比率を見ると、一般入試は下記のようになっている。

  • 日本大学:49.2%
  • 東洋大学:51.9%
  • 駒澤大学:59.4%
  • 専修大学:50.2%

日東駒専の中でも東洋大学の一般入試の割合は特に特徴は見当たらない。日本大学や専修大学と大差ない数値。

一方、前述の通り、「指定校推薦」の割合も特徴はない。下記は、日東駒専の指定校推薦での入学者の割合を示したもの。

  • 日本大学:7.4%
  • 東洋大学:18.4%
  • 駒澤大学:14.8%
  • 専修大学:30.6%

専修大学よりは大幅に少なく、日本大学よりは大幅に高いものの、駒澤大学と大差ない。

各学部の傾向

続いて、東洋大学の各学部の入試方式別の入学者の割合の傾向について考察。

結論を言うと、文系も理系もそれぞれの違いは見当たらない。代わりに、新興学部にて推薦入試が多めとなっている。

他のMARCH・関関同立の各校の傾向を見ると、どこも理系では一般入試の割合が高めなところが多いが、東洋大学はそうではない。

文系

文系

東洋大学では、いくつかの文系学部では入試方式別の入学者数が非公開となっている。そのため、すべての学部を考慮するのは難しい。

とはいえ、経済学部、法学部、社会学部、ライフデザイン学部に限ってみれば、いずれも「一般入試:推薦入試」に比率は55:45といった感じ。

一般入試と推薦入試はほぼ半々。どちらかが大幅にリードするという構造にはなっていなない。

理系

理系

理系の学部は各学部によって大幅に入試方式別の入学者の比率が異なる。

一般入試の割合を見ると、理系の各学部は次のようになっている。

  • 理工学部:59.0%
  • 総合情報学部:37.8%
  • 生命科学部:43.8%
  • 食環境科学部:36.2%

理工学部は一般入試の割合は6割近くと非常に大きい数値だが、総合情報学部、生命科学部、食環境科学部は4割程度かそれ未満。3人中2人は推薦などで入学している。

日東駒専のみならず、私立大学全体と比較しても、一般入試の割合の数値は小さい。

指定校推薦の割合も高い。特に生命科学部では、指定校推薦が全体の36%にも上る。3人に1人以上は選抜の性質がある入試を受けていない。

日東駒専では一歩リードするが

東洋大学では「日東駒専」の4つの大学の中でも偏差値が一歩リードする傾向。

2017年頃までは、東洋大学といえば日本大学の次の難易度というイメージがあったものの、近年は合格者数を絞り込んでいることもあってか、東洋大学の偏差値が上昇。

学習院大学、成蹊大学、成城大学、明治学院大学と偏差値がほぼ同じになりつつある。

日東駒専を最初から目指している人達は、まずは東洋大学を狙う人も多い模様。

第一志望は少ないか

大学1年生の大学生たち

ただし、一般入試では「第一志望」と考える学生は少ない模様。MARCHや地方国公立大学の滑り止めとして受けて合格する人が多いところ。

中央大学、法政大学、学習院大学を受けたが不合格となり、やむを得ず東洋大学に入学するという形、つまり他に選択肢がなくてやむを得ず東洋大学に入学というケースも多い模様。

《参考:日東駒専の序列を順位にすると!? ランキングにしてみた!

実際、一般入試で合格して東洋大学に入学する学生を見ると、「第一志望はMARCHのどこかだった」という学生が多く、東洋大学を第一志望として入学する人は少ない印象。

国公立大学の滑り止めとして東洋大学を受験する人も多い。

まずは学費が安い地方の偏差値50程度の国公立を狙い、東洋大学はその「滑り止め」といった存在になりやすい。

具体的には、群馬大学、宇都宮大学、茨城大学、山梨大学、高崎経済大学、都留文科大学など。

地方受験者は特にこのようなパターンが多いと感じる。


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