【就職難易度】豊田中央研究所の新卒採用の倍率は推定100倍

豊田中央研究所

豊田中央研究所の新卒採用の倍率は全体では100倍程度と推定。研究職でこれくらいの数値には達すると考えられる。

採用人数はすべて合わせると5~20人前後で毎年推移している。一方の応募者数は数千人規模になるのはほぼ確実。

就職難易度に関しては一言で言うと「かなり難」というレベルだろう。内定獲得ができる学生は優秀な人物と判断した人に限られるのは言うまでもない。

会社名の知名度そのものは親会社のトヨタ自動車に比べると下がるが、仕事内容が「研究」で大学生、大学院生にとっては一種のあこがれのような存在。ゆえに大人気の就職先である。


職種ごとの就職難易度

職種 難易度(満5点) 推定倍率/レベルの目安
事務系総合職(文系が主流) ★★★★★ 100倍超
研究職(理系限定) ★★★★★ 100倍超

豊田中央研究所の新卒採用の就職難易度はこのような形になる。

事務系総合職、研究職ともに採用人数が少ない上、多数の応募者が殺到するため、倍率はどちらも100倍以上の領域になると考えられる。

トヨタ自動車などの一般的な自動車メーカーでは、技術系は採用人数に対して応募者数はそこまでは肥大化しない。応募する学生が工学部などに限られるため、事務系と比べて倍率が下がる。

しかし、豊田中央研究所は特に研究が中心の会社ということもあって、「理系なら競争率が下がる」ことは考えにくい。

「理高文低」と言われる就職市場でも、難関に内定が取れるところではない。

参照:自動車業界の就職ランキング! 各社の新卒の偏差値の一覧

事務系は難易度が「かなり難」

事務系総合職

事務系総合職の就職難易度は「かなり難」。倍率は約100倍と推定。

事務系とは、募集要項では次のように記載されている。

  • 研究企画マネジメント
  • 調達
  • 産官学連携
  • 安全管理
  • 施設管理
  • 経理、人事
  • グループ連携
  • ITインフラ

全学部全学科を対象としているが、応募者の大半は文系の学生である。仕事内容は他の製造業とほぼ同じと考えてよい。

全学部全学科はつまり「誰でも応募できる」ことを意味する。日本の学生の割合別で見ても文系が全体の7割を占めていることもあり、事務系に応募する人数が多くなるのは避けられない。

こうした背景をもとに考えると、豊田中央研究所の事務系総合職の倍率は100倍以上には達すると考える。

もっとも、採用人数がゼロの年も多い。数年に一度少人数採用されるにとどまるため、そもそも応募できないことも少なくない。。

研究職の難易度も「かなり難」

豊田中央研究所の研究職

研究職の就職難易度は「かなり難」。倍率は約100倍と推定。

トヨタグループの将来に関する研究が主な仕事内容。完全に理系限定の職種。

豊田中央研究所も募集要項にて「募集学部・学科:機械、電気・電子、情報工学、数学・情報科学、化学、物理、材料、生物等の学科」と明記。

応募できる学生が限られているものの、それでも大量に応募のある会社のため、倍率は100倍程度が1つの目安になると考える。

就職難易度は「かなり難」という表現が妥当ではないか。大手企業の中でも特に内定獲得が困難で、トヨタグループでももちろんトップ。

同じく正式データがないため実際の数値とは異なるかもしれないが、背景の事情をもとに考えるとこのあたりが適当かと思う。

出身大学はどこが多い?

採用大学

「学歴フィルター」とは、出身大学で選考での有利・不利が決まる制度を指す。膨大なESを効率よく振るいにかける手段として使われる。

豊田中央研究所の採用大学を見てみると、学校名を偏差値別で見てみると以下のような感じになっている。

内定者の採用大学
社員数の大小 主な大学
毎年採用実績校に載る大学 旧帝大:東京大、京都大、北海道大、東北大、名古屋大、大阪大、九州大、東工・一橋・神戸など

早慶上智:早稲田・慶應・上智

名古屋工業大、筑波大学、大阪府立大学
少ない 上記以外の私立大学

>>就職の「学歴フィルター」、大学名でのボーダーラインの基準とは!?

豊田中央研究所では完全に難関大学が優勢。トヨタグループはもともと高学歴に偏っているとの声があるが、豊田中央研究所は特に学歴社会といえるような印象。

事務系総合職・研究職どちらも厳しい競争のため、難関大学出身者が多い。後述するの採用実績校に記載されている大学名を見ても、100%誰もが知っている大学しかない。

国公立大なら旧帝大クラス、私立なら早慶上智クラス。ここまでの高学歴勢の採用が中心。

参照:〈学歴調査〉トヨタグループの採用実績校、大学名を一覧化

採用実績校

就活サイト「マイナビ」では、豊田中央研究所の採用実績校は以下のように記載されている。

豊田中央研究所の採用大学

<大学院>
大阪大学、大阪府立大学、お茶の水女子大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、首都大学東京、筑波大学、東京大学、東京工業大学、東北大学、名古屋大学、名古屋工業大学、北海道大学、明治大学、早稲田大学

引用:マイナビ2021「株式会社豊田中央研究所」

旧帝大、早慶レベルの超難関大学で過半数。

上位国公立大学と呼ばれる筑波大学、首都大学東京(現東京都立大学)、大阪府立大学、お茶の水女子大学の採用もあり、MARCHの一員である明治大学も掲載されているものの、少数派と読み取れる。

勤務地が愛知県内という事情もあって、特に名古屋大学、名古屋工業大学の2校からはほぼ毎年採用がある。

大学院卒がほとんど

院卒

上記の採用実績校の通り、豊田中央研究所では大学院卒を中心に採用。年度によっては100%院卒のみのこともある。

工学部卒でも、学部卒ではNGなんてこともある。

旧帝大の1つである名古屋大学に在籍する場合でも、大学院生しか相手にされない可能性も大いに考えられる。

トヨタ自動車、豊田自動織機などでは学部卒・院卒いずれも採用の対象だが、豊田中央研究所はこれとはまた違う

おすすめ記事