やはり強制!? 残業を拒否して断ってみた結果こうなった!

残業を拒否した結果

会社員である私が終業時刻を過ぎての残業を拒否してみた。時間外労働を断って定時で自宅に帰ろうとしたところどうなったのか。

もちろん、上司からは𠮟られることになる。業務時間の一部であって強制のものという見解が広く浸透していると感じた。

今回は普通の職場では半ば当たり前の行為となっている「残業」の拒否行為をテーマにする。




残業時間=例外という認識が欠如

会社員である人なら誰もが毎日のように経験するのが残業である。正確には「時間外労働」という言葉が正しいが、これは上司から指示、つまり命令されて行うのが今の世である。

労働基準法では勤務時間の上限は1日=8時間と明確に定められている。しかし、その通りに働いている人は少数派である。

時間外労働するのが当たり前になる会社

大半は9,10時間働くこととなり、これが残業である。夕方の17~18時に退社できる人は、正社員だとそう多くはない。

雇用主と労働者が双方で協定(36協定)を事前に締結すれば時間外労働も合法になるが、これはあくまでも「残業が可能」という意味であって、「残業を強制させる」という意味ではない。

参照:【階級別】残業時間の目安とは!? あなたはどのレベルになる?




残業を拒否してみた!

ある金曜日のこと、私は今日は残業を一切せずに定時退勤すると上司に申し上げた。今住んでいる場所からおよそ100キロ離れた実家へ帰省したいから、というのを理由にした。

以下は私と上司(課長)のやり取りである。

会話の内容
課長、今日は定時で帰らせてもたってもよろしいでしょうか?
上司 ん? 何で? 理由は?
実家に帰省したくて。ちょっと遠いので早めに出たいのです。
上司 まあ、気持ちがわからないわけではないが、お前のこの後の仕事、誰がやるの?
それは…。何とも申し上げられません。
上司 いやいや。それじゃダメでしょ。一応会社には定時というものがあるけど、これはあくまでも最低限度の時間であって、帰るのは仕事が終わってからでしょ。
しかしながら、残業はあくまでも任意の付加的な労働時間でして…。
上司 そんなわけないだろ! 残業も業務、つまり強制に決まっているだろ。
どうしても定時で帰るのは難しいですか?
上司 当たり前だろ。体調がかなり悪いなどだったらまだわかるが。帰省くらいじゃ認められん。

上司に怒られた

そんんわけで、残業を拒否して帰ろうとした結果、私は上司である課長から怒られることとなった。

言葉にするとあまりそうは感じ取れないが、口頭でのやり取りではとても緊張の走ったやり取りだった。

終業時間は確かに1日8時間で、始業時刻が8時、終業時刻が17時であるのは間違いないが、自宅に帰れるのは自分の仕事が完全100%終わってからの話で、残業は強制であると指導されることとなった。

残業時間も通常の勤務時間と同じように業務命令の下で働く時間で、法律で決められているように「任意の付加的な労働」という要素はまったくない。これを感じるやり取りだった。

なお、結局退社できたのは本来の終業時刻から3時間後の20時だった。当然ながら、実家へ帰省するのも翌日の朝のことだった。

実態は「強制」なのが残業

強要される残業

今の世の中では残業なしでは成り立たないといっても過言ではない。1日8時間労働というのは、本当に優れた一部のホワイト企業だけが実現できている制度だろう。

ふつうの会社では、1日8時間労働+残業時間こそが基本的な労働時間となっている。「基本的な労働時間」であるため、従業員がこれを拒否することは事実上不可能といえる。

今回の私のように無理やり断って定時で帰ろうとすることはできるが、おそらく上司や経営者に反論されることになるだろう。

上司や経営陣とうまく和を持って人間関係を良好に保つためには、嫌でも渋々残業を毎日行っていくしかない。

数多くの業種や職種があり、転職市場でも「残業ゼロ」といったフレーズを時々目にするものの、本当に時間外労働が存在しないところはないと私は感じる。

残業ゼロを目指しているという意味であって、それが実現できているという意味ではないのかもしれない。

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