【東武】古い車両が多いのはなぜ? その理由に迫る!

東武鉄道には東上線とスカイツリーラインの2つの主要な路線がある。いずれも同じ会社が運営しているが、線路では直接つながってはいない。しかし、同じ共通点がある。それは、古い車両が他の鉄道路線と比べて多いという点だ。

たしかに、最新型の車両も走っているのは間違いない。とはいえ、その多くは地下鉄へ直通するダイヤで使われるのがほとんどであり、東武線内で完結するダイヤでは古い車両が用いられる場合が多い。

東武10000系

wikipediaより

特に、郊外へと行くと8000系というかなり古いものが走っている。池袋や浅草といった都心へ乗り入れる場合であっても、同じように旧式の車両である10000系シリーズが使われている。

これらの車両は自動放送が付いていなかったり、加速性能が悪かったりする。地下鉄へ乗り入れる性能を満たしていないため、地下鉄には乗り入れていない。東武線内のみ走っている。

旧式が多い理由とは?

東武線の場合、都心とは離れた郊外に広く路線を持っている。埼玉県北部、群馬県、栃木県にも複数の路線を持っている。しかし、これらの路線では都市部とは違って利用者数が少ない。もし最新型の車両を導入すると採算が合わなくなってしなう。

都市部に集中している鉄道会社と比べると、鉄道事業での経営状況はあまりよくはない。これが理由となり、新型車両があまり導入されていないのである。

これは東武鉄道に当てはまることではない。他の会社にもあてはまる。首都圏の中では珍しいが、中京・関西地区に行けば決して珍しくはない。

近鉄や南海電車などでは、旧式の鉄道車両が今でも多く使われている。最近型のものが首都圏ほど導入はされていない。一部だけが新型車両に置き換わっているだけとなっている。

仮に無理して車両の置き換えに力を注いでしまうと、今度は運賃が高くなってしまう。そうなると、利用者である乗客にはメリットがなくなる。

多少の快適性が犠牲となったとしても、運賃はなるべく安いのが好ましいのは確かであろう。

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東武スカイツリーライン、最高速度は遅い!?


浅草から東武動物公園までの路線名称であるのが東武スカイツリーラインである。特急、快速、区間快速、急行、準急などのさまざまな列車種別が存在する線路であり、北千住から北越谷にかけては複々線となっている。

この複々線区間の延長は私鉄の中では一番長い。これによって、多様な列車種別が走っていても余裕のあるダイヤが実現できている。

しかし、最高速度は他の鉄道会社と比べて遅い。特急は最高時速120kmまで出すが、快速・区間快速は105km/h、急行以下の種別では最高100km/hしか出さない。

急行の直通先である東急田園都市線は最高110km/hであり、並行するJR宇都宮線もそれと同じスピードであることを考えると、東武スカイツリーラインの最高速度の数値は遅いといえる。

東武スカイツリーラインは関東平野を走る路線であるため、カーブが少なく線形の良い路線となっている。物理的にスピードが出せないというわけではない。実際、特急列車に関しては最高速度を維持しやすい環境になっている。

ところが、追加料金が不要な列車では100km/h程度に抑えられている。実際の運転では、概ね85~90km/hで流し運転を行う場合が多い。首都圏の私鉄の中ではゆっくりではないだろうか。

なぜ遅い?

東武10000系

wikipediaより

東武スカイツリーラインの最高速度が遅い理由に関しては、車両の性質が挙げられる。つい最近まで8000系という1960年代の古い車両が走っていた。旧式であるため、スピードは出せない設計になっている。

また、現役で運用に就いている10000系に関しても性能的には100km/hまでしか出せない。これが最高速度が低く抑えられている理由であると考えられる。

列車の運行ダイヤは主に一番性能が低い車両に合わせて設定される。つまり、今の東武スカイツリーラインの普通列車のダイヤはこの10000系の性能に合わせて作られているというわけだ。

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「駅員」という仕事はやはり大変なのか?

JRなどの鉄道会社では絶対に不可欠な職種、それが「駅員」である。電車を利用する人であれば必ず仕事をしている姿を目にする人であるが、仕事の内容は大変であるという見方も多い。

電車は朝早くから夜遅くまで動いている。電車が八知っている時間帯は当然駅も開いている。そして、駅が開いている間は誰か職員が最低でも1人はいる。

このため、駅員の勤務状況はかなり不規則であり、日勤だけでなく早番・遅番、さらには泊まり勤務もある。体力的に難しい人の場合は耐えるのがつらいかもしれない。

大変なのは不規則性だけではない。仕事の内容も対象に入る。電車を利用する乗客と一番接する機会が多いのは駅係員である。つまり、クレームが入りやすいのも駅の現場ということになる。

中には鉄道に関する不満に関する暴言を吐く人も存在し、さらには駅員に対する暴力事件も発生することがしばしばある。精神的な苦痛を受ける場面も少なくないのがこの仕事といっても決して過言ではない。

やりがいに関してはさまざまだ。駅の場合は仕事内容が大きく変化することは稀であるため、一通り仕事を覚えてしまうと後はただひたすら同じことを繰り返すだけである。切符の販売や設備の管理を繰り返すだけとなる例も多い。

鉄道員という仕事に完全に身を捧げたい人であれば、こうした作業は決して苦であるとは感じないかもしれない。しかし、ただ「安定しているから」といった理由で入社すると大変と感じる人もいる。

鉄道に興味関心を持っている人であれば一度は憧れる存在の職業の1つである駅係員であるが、実際の仕事の環境や内容は決して楽なものではないのは確かだ。

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