クロスバイクにヘルメットはダサいか? 被らない派多数

クロスバイクに乗る人の中でもヘルメットを着用しているのはあまりいないのが現状ではないでしょうか。ダサいという声もゼロではなく、ノーヘルでサイクリングする人が主張する理由ともなっているようです。

ロードバイクに限っていえば、ヘルメットをかぶっている人の割合が圧倒的多数派となっています。車道を走るロードバイクを見ると、7割以上の人が着用している党に感じます。

>>着用率は何%? ロードバイクでヘルメットをかぶる人の割合!

しかし、クロスバイクになるとヘルメットなしで乗っている人が多く、大人気のGiant Escape R3のような代表的な自転車でも、ヘルメットありの割合は3割にも満たないのではないでしょうか。


ダサい? 恥ずかしい?

クロスバイクとヘルメット

クロスバイクでヘルメットをかぶらない人の場合、自転車にヘルメットはかっこよくはなく、恥ずかしいことであるように感じているみたいです。

一般的なママチャリでは、確かにヘルメットを着用している人はほとんどいませんね。

中学生までの子供はかぶっているケースが多いですが、これら逆に「ヘルメット=中学生以下の学生」というイメージにつながっているのも確かなようです。

学校では、自転車通学時のヘルメットが義務付けられていますので、不満があってもかぶらざるを得ません。そして、これが負のイメージを植え付けているとも考えられます。

ノーヘルこそがかっこいいという発想に至るのも不自然ではありません。高校生以上になると、自転車ではヘルメットをかぶらないのが基本という考え方はここで生まれるといっても過言ではないでしょう。

そして、スポーツタイプの自転車であるクロスバイクでも、ヘルメットをかぶらない派の人々もまた、「大人が自転車でヘルメット」は恥ずかしいと考えているのかもしれいません。

クロスバイクはスポーツタイプ

しかし、スポーツタイプの自転車は一般的なママチャリとはまったくの別物であるのも確かです。

>>クロスバイクに「ヘルメット」は果たして必要か?

ロードバイクと同じように、高速で走るための自転車で、時速20キロメートルを超えるスピードを簡単に出せる設計になっています。

スピードを出すのであれば、当然ながらそれに見合った安全対策も必要になるのは確かです。何かにぶつかったり、転倒したりする確率はママチャリよりも圧倒的に大きいです。

これを考慮すると、ママチャリではいらなかったヘルメットも、クロスバイクでは必要になるでしょう。

両足が地面につくほどサドルを低くし、歩道走行がメインで、スピードも時速20キロメートル以下の低速で走るのであれば、クロスバイクでもヘルメットをかぶらなくても問題はないかもしれません。

しかし、性能を活かして飛ばしたいのであれば、ヘルメットを被るのが前提となるでしょう。クロスバイクはロードバイクよりは遅いのは事実ですが、それでもヘルメット着用が好ましいことには変わりありません。