【駅メロ】都営新宿線にも「発車メロディ」は導入されないのか?

都営新宿線には今のところ発車メロディがつけられていない。一部駅にはベルが鳴るが、ほとんどの場合はドア閉め放送のみで音楽などの曲は流れていない。しかし、ホームドア設置工事が終われば導入される可能性がある。

発車メロディは電車が出発することを乗客に知らせる役割がある。複数の鉄道会社で導入されているが、中でもJR東日本は首都圏のほとんどの駅で投入していることもあってかなり有名だ。各駅にとって曲は異なり、その土地に合った曲を使っている例もある。

都営地下鉄の中では大江戸線で発車メロディが導入されている。三田線のもあるが、こちらも場合は全駅共通でありオリジナル性はない。東京メトロ南北線で以前使われていた曲と同じ発車メロディを使っている。


ホームドア設置工事と同時に導入?

発車メロディー

出典:wikipedia

都営新宿線では2019年を目途にすべての駅にホームドアが設置されることが予定されている。駅構内で大規模な工事が行われるわけであるが、その際には放送設備も変わることになる。

ホームドアが設置されれば、「黄色い線までお下がりください。」というアナウンスはいらなくなる。物理的にホームの端を歩けないようになるため、このフレーズは省略される。

放送設備が変更されるのと同時に発車メロディも導入される可能性がある。東京メトロでも、ホームドア設置と同時に発車サイン音を付け加えた路線が多い。都営新宿線でもメトロ線と同じように駅メロが付けられるものとみられる。

JRよりは短い!?

舞浜駅

ただし、発車メロディが導入されたとしても曲の長さはJR東日本のものよりは短いだろう。東京メトロでも6・7秒程度のもので運用されている。一方駅メロで有名なJR東日本の場合は15秒程度のものが多い。

この理由は、地下鉄はJRよりも停車時間が短いからである。JR線では30秒くらいの停車時間がある。小さな駅でも比較的長めに止まる。一方の地下鉄の場合は15~20秒くらいが大半である。

ダイヤ上、乗降がすんだらすぐに発車するという設定になっている。長い時間発車メロディを流すことに費やすわけにはいかない。そんな事情もあって、都営新宿線に発車メロディが付けられたとしても曲の長さは短いことが予想される。

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