イオンラウンジは一部の店舗に設置されている無料でコーヒーや紅茶が飲める場所である。最近は混雑する傾向が強く、土日となれば30分以上の待ち時間となることもある。
イオンゴールドカードやオーナーズカード(株主優待)がある人が使えるスペースで、特定の人に限られているが、それでも満席になることが少なくない。
最近開店したばかりの店舗だとイオンラウンジが広いところが多いため、長蛇の列にはなかなかなりにくいものの、古い店舗だと席数が少ないことで長蛇の列ができやすい。
イオンモールは大混雑
イオンラウンジといっても、イオンモールの場合とイオン(旧ジャスコ・サティ)単独店舗の場合がある。
どちらかというと、イオンモール型の店舗で混雑が激しくなる傾向にある。休日は子供連れの家族が多い。
買い物客の絶対数はどうしてもモール型の方が多いため、単独店舗よりも行列ができやすい。
中でも土日の午後がピークとなる。具体的には13時~16時頃までが一番ショッピング客が多い時間帯である。お昼ご飯を食べ終わるとイオンラウンジに向かうという人が多い。
また、ちょっとくつろぐ場としても利用する人が多い。そんな時間帯であるためみんなが殺到して、入り口には空席待ちの行列ができる。
イオンラウンジの入室制限が1日1回までというルールになっているのは、このように混雑が激しいためだと考えられる。
イオンラウンジは1日何回まで? 複数店舗なら2回目も入れる!?
単独店舗だと、ほとんどの客は食料品だけを買いに来たというパターンが多いことから、イオンラウンジはそれほど混雑しない。
満席となってもモールの店舗ほどの長い行列とはなりにくい。そして、家族連れも空くなく、1~2人でイオンラウンジに入るという例が多い気がする。
2013年以降に開店した店なら比較的空いている
同じイオンラウンジでも、2013年以降に開店した店舗だと比較的空いている。最近完成した店舗は、どこもイオンラウンジの面積が広いところが多い。
例外もあって最近できた店でもイオンラウンジが狭いところもあるが、特にモールだと広い例がほとんどだ。
2012年以前にできた店だとイオンラウンジが狭いところが多い。昔はイオンラウンジがそれほど人気なかったためである。
かつてはそれほどイオンゴールドカードやオーナーズカードを持っている人がいなかったため、混雑も緩やかだった。それにより、スペースも小さくて十分だったという背景がある。
関西地区はイオンラウンジ目当ての人が多い
イオンラウンジの混雑度は地域によっても差が見られる。東京やその周辺にあたる首都圏だと比較的空いている。
関東地区は休日の午後でも長い行列ができるほど来店客が殺到する光景は少ない。本拠地の千葉県を含め、待ち時間が30分以上になる店舗は少数派である。
中部地区もそれほど混雑はしない。大都市圏で店舗が多い地域であるが、イオンラウンジを並んでまで入りたいという人はそう多くはないのだろう。
対照的に関西地区は長い行列ができやすい。大阪・京都・奈良・兵庫の各府県ではどこの店舗でも待ち時間が30分以上にあるケースが決して珍しくはない。
座席数が多い最近できた店舗であっても土日となれば午前中からイオンラウンジの入口付近に列ができる。
地域によってイオンラウンジの混雑が大きく違っているのは確かだろう。