こんな人におすすめ
- 初めてロードバイク購入
- 通勤・通学に利用(10㎞以上の道のり)
- 値段の安さを重視
入門用ロードバイクとして人気のあるGiantのContend 2について、評判はどんなものなのか。どんなメリットが売れている要因となっているのか。また、用途や実用性はどうなのか。評価のポイントも合わせて紹介していく。
値段は8万円台と、ルック車以外の本格的なロードバイクの中では最安値クラスである。これ以上低価格な自転車もあるが、それらはいずれも形だけがスポーツタイプとなっているだけであって、実際には重量が重かったり、ギヤ数が少なかったりするなど、重大な欠点を持っている。
一方、Giant Contend 2であれば、重量は9kg台で、ロードバイクとして認められる基準の1つである10kg未満の範囲内であることから、車体は軽いといえるだろう。ギア数も、フロント2段、リア8段の合計24段変速となっていて、決してルック車とは言えない。
値段が格安なうえ、本格的な10万円以下の入門ロードバイクとして、そのコストパフォーマンスは高いことで、ユーザーからは良い評判を獲得しているのは間違いない。
通勤・通学に最適!
初めてロードバイクを買う場合、多くの人がGiant Contend 2を候補の1つに入れる。それだけ、有名であり人気の車種なのである。
用途としては、主に通勤や通学のための自転車として使う人が多いというのが私の印象である。
価格が安く、高級自転車を狙った盗難の心配も他の車種と比較して低いこともあって、気軽に外に駐輪できる。
さらに、スポーツ自転車の初心者にはとてもありがたい「補助ブレーキ」もついている。これによって、上半身を起こした状態(一般的な自転車と同じ姿勢)であってもブレーキをかけることができ、歩行者や信号などが多い街中を走る際には大いに役立つ。
重量も9kg台であるため、ママチャリ、あるいはクロスバイク、マウンテンバイクよりも軽い。
発信時も楽々加速することができ、巡航速度もスピードを出した状態を維持できる。体力のある人で平坦な道を走っている状態であれば、簡単に30km/hを出すことができるだろう。
こうした点が評価され、人気の10万円以下のロードバイクとしての地位を獲得している。通勤・通学先が、ママチャリでは厳しいであろう片道10㎞を超える距離がある場合には、とてもおすすめの自転車であろう。
さらに、本格的なロードバイクでもあることから、週末などの休日にはサイクリング(ポタリングに使う自転車としても大変おすすめである。街乗りだけなく、郊外や河川敷・公園などのサイクリングロードを走ってもロードバイクならではの楽しみを感じられる。