YouTubeへ投稿したりするための動画編集に必要なCPUの性能スペックの目安について比較してみる。絶対に不可欠な最低ラインとはどの型式になるのか。
インターネットやメール用の低スペックのCPUでは、残念ながら動画編集には対応できない。高負荷がかかる作業となるため、メモリなどとともに高性能の製品を使用しなければならない。
Intel製CPUの目安
IntelのCPUの種類 | 判定 | 判定 | |
Core i9 | 優 | 余裕でクリア | |
Core i7 | 優 | 余裕でクリア | |
Core i5 | 良 | ふつうにクリア | |
Core i3 | 可 | 重大な問題はないが重いかも | |
Pentium | 不可 | すぐにフリーズ、完全に力不足 | |
Celeron | 不可 | 論外 |
画像編集ソフトとして以下の2つのものを使用した場合を仮定する。いずれも広く使われる有料ソフトであり、本格的に画像編集に取り組むのであれば不可欠なものといっても過言ではない。
- Photoshop
- Illustrator
パソコンのCPUの性能は非常に重要になる。非力なプロセッサではとても円滑に動作できず、途中でフルーズするなど遅い動きになる。
最悪の場合、ソフトが途中で強制終了になることもある。
できればCore i5以上のランク
画像編集に必要なCPUとしては、推奨されるのはCore i5以上のランクのものになる。これを満たしていれば、編集中にカクカクしたり、途中でフリーズする可能性はグッと下がる。
Core i3でも対応できないことはないものの、「どうしても予算が付かない場合」に限って容認することができるといったレベルである。
作業中に固まるケースもよくあり、求められる動作にCPUの性能が追いついていない場面も出てくる。
これからパソコンを買うのであれば、デスクトップでもノートPCでもCPUに関しては、Intel製ならCore i5以上のものを搭載したモデルを購入することを強く推奨する。
Core i7は100%パーフェクト
もし予算に余裕があるのであれば、Core i7のCPUを搭載したパソコンを使用するのがベストである。
Core i7はIntel製のCPUでも上位モデルであり、性能にはまったく問題がない。Photoshopやillustratorを使った画像編集の際にもCore i5よりさらに動作が快適になる。
決して「絶対Core i7でないといけない」というわけではないものの、出来るのであればこのレベルのCPUを搭載したパソコンを使いたいところではある。
AMD製のCPUの目安
AMDのCPUの種類 | 判定 | 判定 | |
Ryzen 7 | 優 | 余裕でクリア | |
Ryzen 5 | 良 | 特に問題ないが思いと感じるかも | |
Ryzen 3 | 可 | カクカク固まる、動作が遅い | |
Aシリーズ | 不可 | 論外 |
AMDのCPUの場合はRyzenシリーズを搭載したパソコンが好ましい。Aシリーズのように、それ未満の性能しかないものだと、画像編集の際にカクカクしたり、クラッシュする可能性が高まる。
可能であれば、Ryzen 5以上のハイスペックのCPUを搭載したパソコンを使うのが好ましい。性能が高ければ、その分画像編集の速度がアップする。
Photoshopやillustratorのいずれも、Intel製のCPUと同じようにハイパフォーマンス型のものでなければ、途中でクラッシュしたり、固まったあげくに強制終了になることが多くなる。