SSDにしてもインターネット回線が遅いという問題を抱えている人は多いのではないか。
HDDと比べると読み込み速度が速いというメリットがあるSSDで、パソコンの起動時間が短いのが何よりも大きな特徴となっている。
しかし、インターネットのスピードに関しては変わらないという意見が少なくない。HDDでもSSDでもブラウザの動作が重い例は結構ある。
ネットサーフィンにSSDは関係ない?
SSD | HDD | |
データ転送速度 | 速い | 遅い |
起動時間 | 速い | 遅い |
SSDの最大のメリットといえば、HDDよりもデータ転送速度、特に読み込み速度が速いという点である。
ネットサーフィンの場合、そもそもディスクストレージとのやり取りがあまり行われてない。
それよりも重要なのはインターネット接続の回線速度の方である。YouTubeなどの動画コンテンツの再生には下りのダウンロード速度の速さが求められる。
SSDでもHDDでも、回線速度が遅いとネットサーフィンの際の動作の軽さでは同じになる。したがって、SSDにしたところでネットが速くなることはあまりないといえる。
CPU・メモリの性能も重要
パソコンの性能はSSDやHDDだけで決まるわけでない。CPUやメモリも大きく関わってくる。
SSDが搭載されているパソコンであっても、CPUの処理能力が低かったり、メモリの容量が少ないものだと動作が重くなる原因となる。
ネットサーフィンではメモリ不足がよく起こることがある。ブラウザによって異なるが、YouTubeなどの動画コンテンツの再生になるとメモリを結構食う。
最近では4GBのメモリだとやや不足気味になることがある。動画を視聴することが多いのであれば、最低8GBのメモリが好ましい。