大学生のスマートフォンのOSのシェアに関して、iPhoneとandroidではそれぞれどれくらいの割合なのか。10代後半・20代前半のスマホの利用状況を含めて、今回のテーマとしてみた。
世代別のスマートフォンのシェアを見ると、若い年齢層になるほどiPhoneの所有率が高く、反対にandroidの所有率が低い傾向が見られる。
もっとも偏りが見られるのは高校生で、その中でも特に女子学生のiPhoneが高い。大学生についても、ここまで偏ってはいない。
大学生のスマホのOS別のシェア
iPhone | android | その他 | |
割合 | 66.3% | 29.6% | 4.1% |
男女問わず、人気なのはアップル社のiPhoneとなっている。高校生の場合は70~80%の人がiPhoneを所有しているものの、大学生も似たような傾向ということがわかる。
Googleが主体のandroidのスマートフォンを使っている人は3分の1に留まる。人気がないのがわかる。
3分の2がiPhoneを所有
就職のナビサイトで有名な会社マイナビの調査結果によると、大学生の3分の2に当たる66%の人がiPhoneを使っている。iOSのスマホをこれだけ多くの学生が利用している。
Androidを使っている大学生は全体の30%にとどまっている。
したがって、iPhoneとandroidを比較した場合、圧倒的に前者の方が所有率が高くて人気の機種ということがわかる。
iPhoneは操作が簡単でおしゃれというイメージが若い人の間で特に強いのが、このような情勢になっている理由だと考えられる。
Androidは機能こそは充実しているものの、デザイン性や使いやすさよりも機能面を重視させていることから、価格帯が同じであってもiPhoneに劣っている。
女子高校生でAndroidってダサい!? シェアが少ない理由とは?
本体価格が安い機種も豊富にラインアップされていることから、近年はandroidを選ぶ大学生も増えているようだ。
しかし、それでもiPhone優勢という構造には変わりない。
みんなが使っているからiPhoneに?
大学生などの若い年齢層になるほどiPhoneの所有率が高くなる理由として、iPhone自体の流行性が考えられる。
若年層はどうしても世の中の流行に敏感になる。年齢が上がるにつれて鈍感になる傾向が見られる。
高校生のiPhoneとAndroidのシェアの割合! 男女別ではどうなる?
「みんなが使っているから」自分もiPhoneを選ぶというケースも少なくないようだ。
周囲の人が特定のスマートフォンを使っていれば、自分もそれを使いたいと考えが自然と出てくる。学校という世界は年齢が同じか近い人が集まる場所である。
さまざまな年齢の人が集まる職場などとは違うため、スマホのシェアも人気のiPhoneに偏るのだろう。