スマホを持っている日本国内の男性のうち、アップル社のiPhoneを使う人の割合は全体の60%というデータが出ている。Androidを使う男性は40%くらいにしか過ぎない。
男女別でみると、性別による違いが見られる。女性の場合はさらにiPhoneが人気で、全体の80%程度となっている。Androidを使う女性はほとんどいないという結果のようだ。
しかし、世界的に見るとiPhoneはごく少数派となっている。ユーザーは男女問わず15%程度で、Androidを使う人は85%にも達する。
海外だとアップルはマイナー機種というわけだ。発祥の地であるアメリカでさえiPhoneは40%前後に過ぎない。Androidが過半数を獲得している。
男子高校生・男子大学生はiPhone多数
年齢のよる差も見られる。男子高校生と男子大学生においては、スマホを持つ人の中でiPhoneを持つのは70%程度になる。
Androidを使うのは3割程度とかなり少ない。同じAndroidでも、使われている機種はさまざまだ。
Xperia・Galaxy・Arrowsが代表的な機種で広く使われてるが、いずれもiPhoneには遠く及ばない。
格安スマホとして最近注目を浴びているHuaweiやASUS製のスマホも売り上げを藻場している。
携帯電話代を節約したい人に人気だが、学生の間ではほとんど注目されていないのが現状といえる。
男性は女性と比べて流行にはあまり敏感ではないと言われているが、高校生や大学生は流行を気にするケースが多い。
そんな傾向から、若い層ではみんなが使っているiPhoneの割合が大きい。
おっさんはAndroid?
年齢が上がると次第にiPhone率は低くなる。それに対してAndroidの割合が増える。
もっとも、年齢が上がるとスマートフォンを所持する人の割合そのものが少なくなり、一昔前の「ガラ携」を未だに使う人が多い。
しかし、スマホを持っている人の中ではAndroidの割合が増える。40代以上となると、Androidユーザーの男性の割合は60~70%に達する。iPhone利用者は逆転少数派のようだ。
おっさんだと、アップルよりもグーグルの方を好むのかもしれない。ただ、理由はいくつか考えられる。
iPhoneの本体価格はAndroidよりも高いことが多い。Androidではハイスペックの機種だけが存在するわけではない。安いローエンド機種だと1万円程度から購入できる。
iPhoneだと、新品で販売されているものだと10万円前後まで価格が跳ね上がる。結構語に通信費を抑えたいという人はAndroidに流れることが少なくない。
コストの事情から、iPhoneよりAndroidを選ぶ人が年齢が上になると多くなる理由と考えられる。