7SPOT Wi-Fiが繋がらないというトラブルは結構多い。スマホ・タブレット・ノートパソコンから無線LANをオンにしてもログインできないという事例がこれに当たる。
また、接続できても回線速度が遅いことが少なくない。YouTubeなどの動画を観るのが難しいというレベルだ。
セブンイレブンやイトーヨーカドー、デニーズなどのセブンアンドアイ・グループの店舗で設置されている無料Wi-Fiだが、こうした問題があるには理由がある。ショッピングモールアリオもこれに含まれる。
目次
Wi-Fiに繋がらない原因とは?
7SPOT Wi-Fiの電波が飛んでいて、スマホなどの自分の端末がそれを拾えている(アンテナが立っている)にもかかわらず繋がらない場合、問題は親機にある可能性が大きい。
- Wi-Fi利用者が多すぎる
- 電波が弱い場所にいる
- ログインできていない
親機とは「7SPOT Wi-Fi」そのものである。ただ、問題は機械そのものというよりも、Wi-Fiの利用状況にあるともいえる。
回線の混雑が原因
よくあるのが混雑が原因で繋がらない例である。7SPOT Wi-Fiと接続しているユーザーの数が多いと、親機側がパンク状態となってしまい、接続できる端末を制限せざるを得ない状態になる。
飲食店であるデニーズや大型ショッピングモールであるアリオに多い。スマホなどを操作する人が多いところだと混雑によって繋がらないことが多くなりやすい。
7SPOT Wi-Fiをはじめとする不特定多数の人が共有して使う無線LANサービスのことを「公衆Wi-Fi」というが、利用者が多すぎて回線が混雑し、それに伴って繋がらないケースはよく見られる。
ルーターとの距離が離れている
さらに、Wi-Fiのルーターとの距離が離れていても接続できない可能性が大きくなる。
セブンイレブンでもデニーズでもイトーヨーカドーでもどこにでもWi-Fiルーターを設置しているわけではない。店舗内でも繋がりやすいところもあれば繋がりにくいところもある。
ルーターとの距離が離れている場合、電波がうまく届く場所に移動する必要がある。
そもそもログインできていない
また、7SPOT Wi-Fiはログインしないとそもそも利用することができない。無料Wi-Fiとはいえ、最初にアカウントの登録を行う必要がある。
新規で利用する際は「7SPOT会員登録」を行う。内容としては、メールアドレスとパスワードを設定するだけと簡単。それでも、この作業は面倒かもしれない。
新規会員登録を一度でもやっていれば、次回からは登録したメールアドレス(7SPOT IDという名称)とパスワードを入力するだけでログインできる。
これが正しく行えていても7SPOT Wi-Fiに繋がらない場合、理由は回線の混雑である可能性が大いに考えられる。
接続はできたが遅い原因とは?
一方で7SPOT Wi-Fiに接続することはできたもののインターネットが遅い場合、考えられる原因とは何か。
こちらも回線の混雑で低速に
まずはまったくWi-Fiに接続できない場合と同じとうに回線の混雑が理由としてあり得る。
客数が少ないコンビニであるセブンイレブンはこの事例は少ない一方、デニーズやアリオは一度にアクセスする人数が多い。
1つの店舗の7SPOT Wi-Fiを大勢の人が使うことで、接続できても反応が全体的に遅い状態になる。
5Ghzと2.4Ghzかで
無線LANの周波数帯域が2.4Ghzと5Ghzのものがある。7SPOT Wi-Fiもこの2種類があるが、どちらが使われているかは店舗によって異なる。
5Ghzの場合はルーターと自分のスマホ・タブレットなどの端末との間に障害物がない限りは安定して接続できる。回線が遅い可能性も下がる。
2.4Ghzの場合は障害物には強いものの、周囲に飛んでいる他の電波に干渉されやすい。さらに規格そのものもスピードが遅い。
その結果、2.4Ghzが使われている7SPOT Wi-Fiだと回線が遅い原因となる。これに混雑が加わると動画が見られないレベルまで低速になりやすい。