女子高校生のほとんどがiPhoneという現状は以前から同じ。Androidのシェアが少なく、中でも全年齢の中で10代は偏っている。
iPhoneが全体の80%以上の割合を占めている中で「女子高校生でAndroidを使っているのはダサい」と考えている人も結構多いようだ。
GoogleやYahooで「アンドロイド 女子高生 ダサい」というキーワードを入れてみると、それに関するページがいくつも表示される。それだけ、Androidに対するマイナスイメージが強いことを示す。
なぜ女子高生でAndroidが少ない?
10代というのは男女問わず流行に敏感な年齢層である。これは今も昔も変わらない。
スマートフォンの機種の中で流行っているものといえばアップル社のiPhoneなのは間違いない。おしゃれ、操作の簡単さ、電池の持ちの良さで高い評価を獲得している。
女子高校生の8割以上がiPhoneを使っている理由もここにあるのだろう。IT音痴でも比較的操作しやすい構造のため、短期間で広く普及したものと考えられる。
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それに加えて、「みんなが使っているから」という理由でiPhoneを選ぶ人も続出した。
このような連鎖反応によって、10代女子のスマホの機種シェアでAndroidより大幅にiPhoneが広まった理由ではないか。
Androidがダサいという発想はどこから?
なぜ逆にAndroidを使っている=ダサいという発想が生まれたのか。これもまた疑問になるところである。
スマートフォンの機能上の問題から生まれたとは考えにくい。特に今ではAndroid機種でもiPhoneと同じくらいの性能がある。
格安スマホは別として、ハイエンドモデルならカメラの性能がかなり良く、操作性もわかりやすくなっている。
おそらく「少数派であることに対する恥ずかしさ」からこのようなマイナスの感覚が出たのではないかと考える。
Android=オタク!? なぜマニア系の多くはiPhoneを使わない?
具体的にいうと、以下のような感覚をしてしまう。
- みんなと違うのが嫌
- iPhoneがふつう、Androidはおかしい
- ちょっと変わった人に行われるのではないか
ダサいというイメージはこのような性能の面から発生したのではなく、多数派とは違った感性を持っているとみなされる可能性があるからこそダサいと感じてしまうのかもしれない。
20代以降はAndroidのシェアが大きくなるのは?
高校を卒業して大学に進学したり就職したりすると、iPhoneの割合は下がる。年齢が上がるごとにAndroid率が増えていく。
女子高校生の場合と事情が異なってくる。要因としては、年齢が上がると個人の視野が広くなるからではないか。
大学生や社会人になると、高校とは違ってさまざまな人と接するようになる。同じ近くの学区や出身地だけでなく、育ちが異なる人と接する機会が増える。
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これによって「みんなと同じでないとダメ」という考えが緩み、スマホの機種でも絶対iPhoneというわけではなくなる。
安くて機能が充実しているAndroidを選択するという行動に出やすくなり、高校生とは違って「Android=ダサい」という発想が消えるというわけである。