大阪モノレールでSuica・PASMOは使える! でも運賃は切符と同じ?

大阪モノレールでは全国の交通系ICカードがすべての駅で利用可能。関東でお馴染みのSuicaやPASMOも使える。同じくTOICAやmanaca、Kitaca、SUGOCA、はやかけんも完全に対応している。

関西圏ではJR西日本のICOCAと私鉄のPiTaPaが主流であるが、2013年3月からはすべての交通系ICカードが全国相互利用ができるようになったため、首都圏のSuicaやPASMOでも乗れるようになった。


SuicaやPASMOでも、改札内でチャージができる

しかし、関東地区とは違ってICカードで乗車した場合でも切符の運賃と同じになる。料金が端数になることはなく、すべて10円単位となっている。

例えば、初乗り運賃はICカードでも券売機で切符を購入した場合でも200円となっている。

大阪モノレール

関東圏のSuicaやPASMOであっても、大阪モノレールの改札内にあるチャージ機で現金によりチャージできる。

金額は1,000円単位で可能。残念ながら、JR東日本や東京メトロのように10円や500円単位でもチャージはできない。お札によるチャージにしか対応していない。

改札の外の券売機ではチャージ不可

また、改札の外にある券売機ではチャージができない。これは大阪モノレール独特のシステムとなっている。他の鉄道事業者では関西であっても券売機からチャージができる。しかし、大阪モノレールに限ってはそれができない。

今ICカードに入っている残高の金額が初乗り運賃である200円未満の場合、どうすればいいのか。

suica

それも、改札に入ってからチャージすることになる。通常の鉄道会社では、初乗り運賃未満の残高しかない場合には改札内に入場できない。券売機で事前にチャージしてから改札に入ることになる。

しかし、大阪モノレールの場合は200円未満であっても改札を通過することができる。残高がゼロであっても、自動改札機にタッチしても「ピンポーン」と反応することはない。そのまま「ピッ!」ってパスできる。