飛行機の機内でのアルコール類の「飲酒マナー」の注意点とは!?

機内での飲酒のマナー

飛行機の機内でのアルコール類の飲酒マナーについて。国内線・国際線ともに飲酒そのものは問題ないものの、節度ある行動が求められる。

飲み過ぎは厳禁に他ならない。飛行機は高度が変化することから、気圧が地上と比べて低い。

気圧が低くなると体が若干ながら低酸素状態が起こり、アルコール代謝が非常に悪くくなる。これによってアルコールの分解が体内で起きにくくなって、酔っ払いやすくなる。


飛行機で飲酒して良いレベルの範囲

機内での飲酒の上限

機内での飲酒の上限量の目安

普段の1/3~1/2くらいに抑える|通常と同じ量では体調悪化の可能性が上がる

基本的には、普段地上で飲んでいるアルコール類の量の1/3から1/2ほどに抑えておくのが好ましい。

酒に強いという人でも、気圧が低下する機内ではその流れは全く別になることが想定される。

もともとアルコール類の摂取には向いていない環境が飛行機。

間違っても限界まで飲み続けることは避けたい。

これは飛行時間に関係なく守りたいお酒の量の目安だろう。

あまり飲んでしまうと?

飛行機の気圧がどれくらいになるかというと、地上を1気圧とすると約0.8気圧くらいにまで低下する。

これは、高度約1万メートルを飛行中とすると、人が2,000メートルくらいの山に登っている状態とほぼ同じ感じになる。

低気圧による体の低酸素状態が起こりやすくなる。体内の酸素の濃度が下がると、アルコール代謝が悪くなる。

こうなると、お酒として飲んだアルコールを分解する能力が低下する。

普段こそはお酒に強いという人でもお酒が回りやすい形に変化する。これが、機内での飲酒をほどほどに抑える必要がある理由である。

酒の飲み過ぎによって、頭痛・吐き気・めまいが生じることもある。

深刻なケースを見ると、命の危険にさらされて飛行機がやむを得ず緊急着陸を行うような例もある。

なぜ過剰な飲酒がマナー的に悪いのか?

飛行機内での飲みすぎで生じるトラブル
主な事例 詳細な内容
騒ぐ、暴れる お酒が入ることで自分自身のコントロールを失って、機内で騒いだり、暴れたりする原因になる。騒音や器物損壊の行動に出てしまうこともあり得る。
吐いて周囲を汚染する 嘔吐物を吐くことで、それが周囲に飛び散ってしまうことも。隣の座席に座っている他人にかかることもあり、大きなトラブルの元。
頭痛、めまい、吐き気 体調が大幅に悪化する可能性がある。最悪の場合は死に至ることも。救急医療のため、近くの空港に飛行機が緊急着陸するなんてことも。

飛行機の中でいつも並みのお酒を飲んだところ、上のようなトラブルを生じさせてしまったという事例は少ないものではない。

人によって様々だが、興奮状態になりやすい人は機内で騒いだり、暴れたりするケースが見られる。

大声で叫んだり、言葉使いが悪い状態になりやすい。周囲の乗客に暴言や暴力を吐くという悪質行為に発展することもある。

体調不良になる場合だと、頭痛・吐き気・めまいが生じることにつながる例がある。

誰にも迷惑がかからないのであれば、他の乗客にとっては不利益がないものの、何らかの異変がでてくると深刻な結果をもたらしてしまう。

嘔吐物を吐くことで、飛行機の床や座席を汚してしまうことが見られる。

体調不良の度合いが深刻になり、飛行機が最寄の空港に緊急着陸をすることを強いられるなんてケースがある。

どちらにせよ、他の乗客に多大なる迷惑がかかることは事実。

特に酒に弱くなりやすい性質を持つ飛行機内だからこそ、いつもの1/2以下に抑える必要があると結論づけられる。

参照:新幹線で飲酒、酒臭いのは他の乗客に迷惑!? 禁止にならないのか?

それでも飲酒が禁止にならない理由

アルコール類の飲酒という行動が思わぬトラブルの元になりやすいのは事実。

しかし、国際線・国内線ともに機内での飲酒を禁止したいという意向は見えない。

理由として考えられるのが、お酒は飛行機の中でのちょっとした楽しみというステータスが定着しているからだと思う。

飛行機の中に乗っている時間は、中でも国際線は長い。

そこで何をして過ごそうかと考える人がたどり着くところの1つが飲酒である。

映画を見るという選択肢があるものの、飲酒という行為もそれとほとんど変わらない。

全面的に飲酒禁止にするには慣習がなくて、ハードルが高い。

このような大人の事情もゼロではないはず。


スポンサーリンク

おすすめ記事