イオンWi-Fiが繋がらない理由とは!? 接続できても遅いのはなぜ?

イオンの一部の店舗で提供されている無線LAN「Aeon Wi-Fi」だが、スマホやタブレットからアクセスしようとしても繋がらない時がある。ログインしようとしてもできない。

何度が試してみるとやっとつながることもある。しかし、ようやく接続できたとしても回線速度が遅いケースが多い。通信が不安定で途中で切れることも決して珍しいものではない。

イオンのWi-Fiがつながらなかったり、通信が遅かったりする理由として、どんな要因が考えられるのか。


回線そのものが非常に混雑しているから

イオンWi-Fi

イオンのWi-Fiが繋がらない時の共通点は、来店客が多い時間帯ではないか。回線へのアクセスがあまりにも多いと、通信ができなくなることがある。

人が多い時間帯だとイオンのWi-Fiへアクセスする人の総数も多い。すでに混線している状態だと、新たに追加でWi-Fiへ接続しようとする人がいても反応しない。

スマホやタブレット、あるいはノートパソコンから「Aeon Wi-Fi」の電波をキャッチしてログインしようとしても繋がらないこととなる。

もし同じ方法で平日や休日の空いている夜の時間帯にWi-Fiへアクセスしてみると、何も問題なくスムーズに繋がるだろう。

もし、それでも「Aeon Wi-Fi」へ接続できないのであれば、端末自体に何らかの問題があると考えられる。しかし、休日の昼間などの限られた時だけ繋がらないのであれば、その原因は回線の混雑にあると判断できる。

回線速度は1~5Mbps程度と遅い

イオンに設置されている「Aeon Wi-Fi」の回線速度がどのくらいの数値になるかというと、概ね1~5Mbps程度である例が多数。

通信規格は2.4Ghz、リンク速度は72Mbpsまたは144Mbpsとなっている。いわゆる11nという種類が使われている。

近年主流となっている5Ghz、11acという高速通信が可能な規格はイオンではまだ採用されていない。これもまた、回線速度が多い理由となっている。

2.4Ghzの電波が周辺に飛んでいる電波と非常に干渉しやすい。情報伝達量も今日では少ないため、接続数が多いとパンクしやすい性質もある。

イオンモールはさらに繋がらない!

同じイオンでも、スーパー単独店舗の場合とイオンモール併設店では、後者の方が繋がらない可能性が大きい。

イオンモールは休日となると膨大な来店客が来る。Wi-Fiへ接続数もかなり多くなり、それに伴って通信も不安定になりやすい。

イオンモールでは、「Aeon Wi-Fi」とは別に「Aeon Mall Wi-Fi」という無線LANが飛んでいる。前者は食料品売り場があるスーパーで設置されているのに対して、後者は専門店側に電波が飛んでいる。

「Aeon Mall Wi-Fi」の方が接続する人が多い。旧ジャスコ・サティよりも専門店をめぐる人が多く、その分店内でインターネットへのアクセス数も多い。

イオンモールWi-Fiよりもまた単なるイオンWi-Fiの方が繋がりやすいといえる。しかし、どちらにしても通信速度が遅いことには変わりない。


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