JR京葉線にはトイレがまったくない!? 特急だけが例外?

トイレが付いてない京葉線

京葉線の通勤型車両はトイレがゼロ!

JR京葉線の電車にはまったくトイレが付いていない。東京~蘇我間を快速や各駅停車として走るE233系と209系はすべて御手洗なし仕様となっている。特急だけが例外ですべてに設置されている。

都心と千葉方面を行き来する点では共通する総武線快速の電車にはすべてトイレが設置されている。

京葉線と直通する内房線と外房線においても、水色と黄色のラインカラーが描かれている209系にはトイレがある。しかし、京葉線を走る赤色のラインカラーの電車にはまったくない。

もし仮に京葉線の電車の乗っている最中にトイレに行きたいとなると、途中の駅で一旦下車するしかない。

駅構内の改札内には必ずトイレが設置されているため、改札の外へ出る必要まではないものの、次の電車まで待つことが求められる。

近距離型の車両しか使われていないことから、トイレの設置が省略されている。山手線や京浜東北線、総武線各駅停車と同じシステムになっているといえる。

通勤快速さえもトイレがない

京葉線でもこまめに駅に停車する電車であれば、途中の駅で降りるという選択肢が存在する。しかし、中には長時間ノンストップとなる電車もある。

それが「通勤快速」である。平日の朝と夕方に運転されている種別で、東京~蘇我間の停車駅は八丁堀と新木場の2駅のみ。

京葉線の通勤快速

特に新木場~蘇我間は距離が長いため約30分間ノンストップとなる。この間に停車駅がないため、途中では絶対に降りられない。

この区間を走る通勤快速に乗っている最中にトイレに行きたくなった場合はかなりまずい。次の駅までひたすら我慢するしかないだろう。

さらに、特に朝ラッシュの時間帯は多くの人がトイレに行く時間帯でもある。次の駅に到着しても、駅構内のトイレがすでに満杯で自分の順番がなかなか来ないということも考えられる。

もし京葉線の通勤快速に乗るのであれば、トイレに間違いなく行きたくならない状態で電車に乗り込む必要がある。

直通する武蔵野線もトイレなし

京葉線と直通する武蔵野線についても、どの車両にもトイレは付いていない。オレンジ色のラインカラーの電車が武蔵野線に該当するが、トイレの有無は同じ。

武蔵野線

E231系・209系・205系のいずれも京葉線と同じく近距離型の通勤電車という位置づけになっている。

武蔵野線はすべて各駅停車として運転されているため、一度に長い時間ノンストップで走り続けるということはない。

途中の駅で降りて用を足すという選択肢が用意されている。こちらは特に心配する必要性は薄いだろう。


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