中学校や高校の部活に友達が1人もいないというケースは決して珍しいことではない。しかし、これが学校生活を送る上で問題かというと、やはり否定するのはできない。
クラスで1人も友達がいないのが学校生活の上で好ましくないのと同じように、もし部活に所属しているのであれば、ここに仲のいい人が最低でも1人はほしい。
友達といっても、別に頻繁に遊びに行くような関係でなくてもよい。少しでも気軽に話せるような関係であれば、それで問題ないと思う。
部活で一緒に行動する人がいない
学校行事などで一緒に行動する人がいないという問題がまずある。クラスに仲のいい友達がいるのであれば、所属している部活にいない場合でもここでは支障が出ないかもしれない。
一方で部活での行動では、やはり仲のいい人がいないと問題になるかもしれない。しかも、中学校も高校も通常の学校行事とは違って部活は部ごとの単独行動になる。
部活で友達が少ないという分には特に支障をきたすことはないものの、1人もいないのは大きなデメリットとなる。
もっとも部活はその部の中でも行動の機会が多いことから、自然と友達ができるのも確か。
団体戦が多い運動部では特に常に他の人と行動することが多いため、友達がいないとうのは何か人間性に問題があるといっても過言ではない。
卒業後もデメリットに
<卒業後の行事>
- 同窓会
- 成人式
- 自治会の活動
以外と友達がいないことでデメリットとなるのが卒業後になる。中学校・高校ともに卒業後には同窓会を行うところが多い。
>>地元に友達がいないのは問題か!? 徹底的に考察してみた!
部活ごとに同窓会を開くところもほとんどであり、かつての仲間と集まる。ここでも運動部・文化部を問わない。
しかし、友達がいないとなるとそれに参加するのを躊躇することになる要因となりやすい。誰かから誘われたとしても、それに参加することに戸惑ってしまうかもしれない。
友達が1人でもいれば、一緒に参加しようと相談することもでき、参加することの動機付けにもなる。
一方で友達ゼロだと、1人で是非を決断しなければならず、思わず心身的な負荷になることもが考えられる。
さらに、そもそも誘われないこともあり得る。同窓会の開催の情報がなければ、そもそもそれを知る由もないが、仮にそれを知っても誘われていないとなると嫌な気分になってしまう。
卒業後の同窓会を考えると、なるべく同じ部活に最低1人の友達がいるのが大いに求められる。
同じく成人式や自治会の活動での友達がいない場合は支障をきたすことがある。こちらは部活内であるかないかは問わないが、やはり部活での友達の有無は小さいものではない。