Wi-Fi「0001softbank」がすぐ切れる、しかも遅い原因とは!?

「0001softbank」という名前のSSIDの公衆Wi-Fiがすぐに切れたり、応答が遅いことがよくある。そもそも接続できない時や、アンテナが1つか2つしか立たないことも見受けられる。

0001softbankというのはソフトバンクやワイモバイルの契約者ならだれもが無料で使える無線LANサービスである。

飲食店やショッピングモールなどでもよく提供されている。しかし、不具合が起きるか起きないかの有無は場所によって異なる。

よくある繋がらない原因

0001softbankのWi-Fiのアンテナが立っているということは、ルーターからの電波が拾えていることを意味する。

しかし、それでもWi-Fiを通じてインターネット環境へアクセスできない場合は、何か問題があると考えられる。

そして、よくある事例は上の3つである。今回は、Wi-Fiのルーターから距離が離れているというのは除いている。

Wi-Fiの同時接続者が多い

回線が混雑しているのが原因の1つとしてよくある。つまり、Wi-Fiの同時接続数が多い状態になるケースだ。

大勢の人が集まるショッピングモールではこの例が多くみられる。買い物客が集中する土日になると、「0001softbank」のWi-Fiに接続する人数も増えるため、ルーターの想定接続数を超えてしまう。

このように同時に0001softbankに接続している人数が過剰に増えると、Wi-Fiの電波を認識していてアンテナが立っていても、インターネットに接続できない。

仮にインターネットにつながったとしても、回線速度が大幅に遅くてうまく通信できないなんてこともある。

SIMカードが未挿入

SIMカードが未挿入だと、そもそもSSIDが「0001softbank」のWi-Fiには接続できない。

利用できるのはソフトバンク又はワイモバイルにてスマホを契約している人に限られるが、それに該当するかどうかはSIMによって自動認証される仕組みになっている。

SIMカードがスマートフォンに入っていれば、「あなたはソフトバンク又はワイモバイル利用者のため0001softbankが利用できる」と判断されるが、未挿入となれば確認できずにWi-Fiが使えない。

スマホのWi-Fi送受信に不具合

3つ目によくあるWi-Fiがうまく繋がらない原因とは、スマートフォン本体に問題がある場合である。iPhone、android問わず時々スマホの機種がうまくWi-Fiを送受信できないことがある。

「0001softbank」のWi-Fiだけではスマホに原因があるのか、それともWi-Fiの機器にあるのか判断できないが、ほかのSSIDに接続してみることで判別できる。

0001softbankだけでなく他のWi-Fiにもうまく繋がらない場合は、スマートフォン本体に不具合があると思われる。

この場合はWi-Fi通信をいったんOFFにしてもう一度ONにしてみよう。もしそれでもだめなら、スマホを再起動してみよう。

大抵の場合はこれで解消される。しかし、それでもWi-Fiへのアクセスが回復できないこともある。その時はソフトバンクやワイモバイルショップに相談してみることを推奨する。

回線が遅い原因、別の事情も

0001softbankのWi-Fiに物理的にはつながっても、回線が遅いことも決して珍しくはない。

すぐに切れるのは大いなる問題だが、回線が遅いとウェブサイトの読み込みが遅かったり、SNSの画像の表示がもたつく現象の原因となる。

Wi-Fiの回線が混雑

0001softbankそのものに接続できない場合と同じように、回線が遅い原因の1つに挙げられるのは、回線が混雑している点が考えられる。

1つのルーターから配信されている「0001softbank」への同時接続数が多いと、1つの端末当たりの通信量が下がる。ルーターが同時に対応できる情報量には上限がある。

5Mbps以下になっていて、さらに周囲にWi-Fiに繋いでいる人が多いところであれば、おそらくこれが理由と考えられる。

ルーターから離れている

Wi-Fiの親機であるルーターとの距離が離れていると、ネットの速度も下がる。

ルーターの近くであれば、Wi-Fiの電波が強いため、通信も安定して行える。同時接続している端末数が多ければ、ネット回線は遅くなるが、電波は強いことには変わりない。

しかし、ルーターとの距離が遠くなると電波が弱くなる。そうなると、回線は空いていても通信できる容量が少なくなるため、ネットの速度が下がる。

「0001softbank」に問題があるわけでなく、ルーターとの距離に問題があることで動作が遅くなる。