JR鹿児島本線の快速と普通列車にはすべての車両にトイレが設置されている。西鉄や地下鉄などのようにまったく付いていない車両はJR九州には存在しない。
ただし、便器のタイプに関しては洋式の場合もあれば和式の場合もある。車両によって異なり、種別に関係なくランダムにやってくる。
最近導入されたものなら洋式タイプになっていて、同時に車椅子対応の御手洗となっている。一方の古い時期に作られた車両だと和式トイレとなっているケースがほとんどである。
洋式・和式の違いの見分けるポイントとは?
車両の種類 | トイレのタイプ |
811系 | 和式が多い |
813系 | 和式が多い |
815系 | 洋式 |
817系 | 洋式 |
JR鹿児島本線の快速と普通に充てられている車両は、811系・813系・815系・817系の4種類がほとんどである。
811系と813系に関しては、基本的には和式になっている。後期に製造された型式と最近更新が施された車両はトイレのバリアフリー化に伴って洋式化されている。
ただ、その数は多くはない。811系と813系の大半は前期車で未更新車となっているものが多く、狭い和式トイレになっているのが現状。
815系・817系では原則として洋式トイレとなっている。2000年代に入ってから登場した車両ということで比較的導入された時期が新しい。
バリアフリー化が原則となった時代に登場したため、トイレのスペースは広く取られている。和式トイレとなっている車両と比べてより利用しやすい形になっている。
どの車両が来るかはわからない
トイレの種類は車両によって違うことがわかったが、実際にどの車両が割り当てられているか時刻表上で調べたいところだろう。
しかし、残念ながらどの車両がやってくるかは非公開となっている。駅ホームに電車が到着するまでは和式か洋式かを判断できないのが現状となっている。
最近は洋式トイレしか使えず、和式のタイプは無理という人が増えている。年配者では少ない一方で若い世代に非常に多い。
もし和式の便器が苦手なのであれば、電車に乗る前に可能な限りトイレを済ませておくことを強くおすすめする。
洋式トイレの付いている車両が来ると期待していたところに和式のみの古い旧式の車両が来たら焦ってしまう。これは避けたいところだ。