半蔵門線に乗り入れる車両の一覧

半蔵門線を走る車両

東京メトロ半蔵門線に乗り入れる車両の一覧。

地下鉄の区間のみならず、東急田園都市線・東武スカイツリーライン(伊勢崎線・日光線含む)それぞれと相互乗り入れを実施ているため、使用されている車両はさまざま。

所属は東京メトロに加え、東急電鉄・東武鉄道に所属する編成もある。


半蔵門線を走る車両一覧

所属 型式 登場年 最高速度 起動加速度
東京メトロ 08系 2003年 110km/h 3.3 km/h/s
8000系 1981年 110km/h(更新車) 3.3 km/h/s
18000系 2021年 110km/h 3.3 km/h/s
東急電鉄 5000系 2002年 110km/h 3.3 km/h/s
2020系 2018年 110km/h 3.3 km/h/s
8500系 1975年 110km/h 3.3 km/h/s
東武鉄道 50050系 2005年 110km/h 3.3 km/h/s
30000系 1997年 110km/h 3.3 km/h/s
※2019年6月現在
※最高速度は路線毎に異なる。半蔵門線は80km/h、田園都市線は110km/h、東武スカイツリーライン、伊勢崎線、日光線はいずれも100km/h。

半蔵門線こそは東京メトロの管轄下にあるものの、ほぼすべての電車が東急田園都市線または東武スカイツリーラインへ直通する。

東京メトロ所属で実際に走っている車両は全体の3分の1程度しかない。

引退予定の車両
東京メトロ8000系=2021年より廃車
東急電鉄8500系=順次廃車中

東京メトロ所属

08系

半蔵門線にて2003年より登場した車両。6編成しかないため、なかなか見かけない。

最高速度は半蔵門線内で80km/h。起動加速度は3.3 km/h/sに設定されている。

すべての車両が東急田園都市線および東武スカイツリーライン、伊勢崎線、日光線へ乗り入れられる。

8000系

半蔵門線8000系

出典:待画ガイド

8000系は登場してから40年近く経過することから、今後は18000系に置き換わる。

老朽化が進んでいること、消費電力が今の最新型と比べて大きいことが主な理由。

東急8500系も東京メトロ8000系も磁界チョッパによる制御となっている。メトロ8000系の一部は近年VVVFインバータ制御に更新されたものの、磁界チョッパのまま残っている編成も存在する。

近々廃止される予定となっている。

18000系

2021年より順次導入され、従来の旧式の8000系と置き換わる。

車内空調設備の高性能化、座席幅の拡大、車いす・ベビーカー用フリースペーをの全車両に設置。

さらに車内防犯カメラが車内に搭載され、脱線検知装置も車外に取り付けられる予定。

8000系に比べて乗車定員が若干多い。

田園都市線や半蔵門線の激しい混雑の緩和に一役買うことが期待。

東急電鉄所属

5000系

5000系

東急田園都市線および半蔵門線の主力車両。2002年より運転。

かつては「6ドア車」が運転されていたものの、ホームドアの設置に1両当たりのドア数を統一させる必要性があったため、すでに廃止されて4ドアに統一された。

東武線内へも乗り入れ可能。

JRのE231系と基本設計は同じ。

2020系

2020系

2018年から導入された田園都市線の最新型の車両。

8500系の置き換え用に投入された。基本設計のベースはJR東日本のE235系。

ドアチャイムもJR車と同じ。

2019年より東武線内への直通にも対応。

8500系

8500系

1975年からすでにある旧式の車両。半蔵門線の開業当初からも運転されている。

今後は2020系に置き換わる見込みで、近年中に引退する予定。

停車駅案内用のLCDやLED表示板が搭載されていない。路線図だけが貼られている旧式。自動放送がない編成もある。

東京メトロ所属の8000系よりも古い。

東武鉄道所属

50050系

50050系

2005年より運転されている東武鉄道所属の新しい方の車両。

東上線で運転されている50000系の半蔵門線・東急田園都市線直通用の車両。

東武スカイツリーライン、伊勢崎線、日光線内でも基本的には地下鉄半蔵門線へ乗り入れる列車にのみ運用されている。

30000系

30000系

1997年より運転されている東武鉄道所属の車両。

VVVFインバータ制御車としては比較的早い時期に当たる。

同じく地下鉄半蔵門線へ乗り入れる列車でのみ運転されている。

東武スカイツリーライン、伊勢崎線、日光線の単独運転ではこれ以外が使われる。


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