道路上の邪魔=公道カート+ロードバイク! 渋滞の原因にも

集団で走る邪魔なロードバイクと公道カート

道路上の邪魔な乗り物としては色々あるかもしれない。たが最近は特に目立つ厄介者がある。マリオカートを代名詞とする公道カートとロードバイクである。

いずれも小さい乗り物で、普通自動車のドライバーからすると迷惑であるとして批判の声がかなり多い。

集団で走る人が多数いて、渋滞の原因ともなりやすい。交通マナーも悪い例が後を絶たない。社会的な問題になっているのはまったく否定できない。


邪魔と思う根拠とは?

普通の乗用車のドライバーからすると、バスやトラックも邪魔であると感じるかもしれない。

しかし、気持ち的によりマイナスの感情が増える交通となりえるのは「公道カート」と「ロードバイク」ではないか。

原因 マナー
公道カート 小さくて視認性が悪い

騒音

集団で走行し爆音を発する

後続車がいても低速走行

ロードバイク 低速だが追い越ししにくい

交通ルールを無視

道を譲らない

道路の真ん中を走る

公道カートもロードバイクも乗り物そのものに問題があるのは確かだが、運転手のマナーにも悪い感情の理由になる点がある。

参照:車道を走るロードバイクが邪魔との意見多数! 最悪な印象の理由

道路という公共財を娯楽に使う

公共財である道路

いずれも公共物である道路を娯楽の場として利用している。本来は「人や物の移動」のためのインフラであるが、まるで遊園地であるかのように使っていることも、邪魔な存在になる根拠ではないか。

公共財は、本来は遊びのためのものではない。公園でさえ市民の憩いの場を提供することが目的であり、「遊ぶ」ところではない。

道路は自動車の往来のために建設された公共財である。経済活動や市民の生活のためにこそ作られたものである。

一方で道路を走るカートやロードバイクを見てみると、ほとんどは遊びで乗っている人たちである。

  • 道路:経済活動や生活のためのインフラ
  • サーキット・サイクリングコース:娯楽の場

当然ながら仕事や生活のために車を運転している人からすると、こうした人たちはまったく良くは映らない。自分の妨げになる厄介者となる。

道徳的に考えると、娯楽のために走るのであればサーキットなどの会場で行うのが好ましい。カートはサーキット、ロードバイクはサイクリングコースこそが、周囲に迷惑がかからない場所である。

集団走行はもっと邪魔で厄介

公道カートもロードバイクも、最も周辺の交通から邪魔だと感じられるのは集団で走行している場合である。

主な特徴
単独 追い越しが簡単

交通ルールを遵守する傾向

他人の目を気にする

集団 追い越しが難しい

調子に乗りやすい

他人の目を気にしない傾向

2輪車で言うと暴走族のようなイメージが強いが、公道カートやロードバイクさらに低速で走り、しかも視認性が悪いという特徴がある。

集団で走られると、追い越しするための時間が長くかかる。それらを避けるためには時計に時間がかかり、配慮と神経もつかう。

しかも集団の場合はマナーも悪くなりやすい。後続車の妨害となるように停車したり、左右に広がって走行(並進)するケースもある。

複数の人で行動すると調子に乗る心理が働きやすいといわれているが、公道カートもロードバイクも集団だとこれになりやすい。

こうした事情から、集団で走るカートやロードバイクは円滑な交通の妨げになるのは確かといえる。

マリオカートは人気キャラクターを反映していて「面白い」と感じる人もいるが、普通に自動車を運転するドライバーはまったく快く思わない。

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