京浜東北線vs山手線、あなたはどっち!? 違いはあるのか?

JR京浜東北線と山手線は田端~品川間において互いに並行している。品川駅以外は2つの路線のホームは方向別に隣り合っている。停車駅や本数はほとんど同じ。本当に違いはあるのか。




どちらも上野駅や東京駅、品川駅などの主要なターミナル駅を結んでいる。行き先自体は違い、山手線は東京都内を環状運転するのに対して、京浜東北線は大宮と横浜駅を南北で結んでいる。

しかし、田端~品川間に限れば、山手線に乗っても京浜東北線に乗っても大きな違いは見当たらない。

京浜東北線と山手線

出典:www.youtube.com/watch?v=A0wBaSJzMkA

日中の京浜東北線が快速運転を行っている時間帯なら、所要時間が異なるが、朝と夕方以降は各停のため停車駅は変わらない。

分単位での所要時間には違いがない。しかし、秒単位だとどっちが速いのか。そんな疑問を持ったことがある人はいるのではないか。

京浜東北線の方が速い!

山手線と京浜東北線では、駅での停車時間に若干の違いが見られることが多い。京浜東北線の方が速やかに発車する傾向にある。

山手線にはホームドアがほとんどの駅に設置されている。ホームドアがあると、電車のドアが閉まった上でホームドアがすべて閉まらないと発車できない。

山手線のホームドア

ホームドアの方が車両の扉よりも閉まるのが遅い。そのため、車両側が閉まってから動き出すまでには5秒近くのタイムラグがある。

ホームドアで停車時間は増加!? 所要時間が長くなる?

京浜東北線の方は、今のところホームドアが付いていない。そのため、電車のドアが閉まったらすぐに発車する。結果的に停車時間が短いというわけだ。

ただし、車両の性能の面では山手線の方が加速は速い。E231系500番台とE235系0・500番台は起動加速度が3.0km/h/sに設定されている。京浜東北線のE233系1000番台の起動加速度は2.5km/h/sとなっている。

しかし、車両の加速度よりもホームドアの有無の方が所要時間への影響は大きい。




遅延は山手線の方が少ない

一方で、電車に遅延が生じる頻度は山手線の方が少ない。京浜東北線では頻繁に遅れが発生している。

1つの列車の走行距離も長いのが京浜東北線のためというのが理由として挙げられる。JR根岸線へ乗り入れて大船駅まで走ることが多い。また、東海道本線や東北本線とも並行して走っていることから、他路線での影響を受けやすい。

京浜東北線

これらの路線で、京浜東北線と並行する部分で人身事故が発生すると、同時に京浜東北線も運転見合わせとなってしまう。線路内立ち入りなどもダイヤが乱れる原因の1つである。

山手線は距離が短いことから、比較的遅延は少ない。時刻表通りに電車がやってくるのがメリットだろう。

ただし、山手線と京浜東北線の並走区間においてトラブルが起きてしまうと、両路線ともストップする。ホーム上にある非常停止ボタンが押されると、山手線も京浜東北線も止まってしまう。

この点では、京浜東北線も山手線も同じ。京浜東北線にはホームドアが普及していないため、それが付いている山手線にもホームドアなしの悪影響が少なからず移るのは避けられない。

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