Intel Core i3というCPUを搭載したパソコンの起動時間が遅い場合、どうすればそれが改善するのか。なかなか立ち上がらないときに考えられる原因は何か。
インテルのCPUの性能を比較した場合、Core i3は「標準」と枠にランクインする。性能が高くはないが低くもない。値段も安いほうであるため、経済的で財布にやさしいのが特徴である。
ネットサーフィンやMicrosoft Officeの作成のために使う程度であれば、Core i3で十分であり、高性能なCPUを導入する必要性は全くない。一方、動画エンコードや3Dゲームを行う際には少し物足りないかもしれない。
Core i3で起動時間は速いはず!

パソコンの起動については、CPUの性能はほとんど関係ない。したがって、Intel Core i3であってもまともなPCを使っているのであれば早いはずである。もし遅いのであれば、ほかに何か原因があるものと考えられる。
ハードディスクなどのストレージが満杯になっているのであれば、それが遅い原因である。古いPC機種の場合も機械の劣化が理由であると考えられる。
動画や写真、音楽などが大量に保存されている場合、それがストレージの容量を埋め尽くしている。外付けハードディスクやDVD・BDディスクにデータを移せば起動時間が遅いという問題は解消されるに違いない。
また、ストレージをHDDからSSDに切り替えるという方法もある。SSDはHDDよりも起動時間がかなり早いということでよく知られている。実際に両者を比較すると、SSDを搭載した方は約半分の時間しかかからない。1分ほどでWindowsが立ち上がる。
最終的な手段としては、自分のパソコンをSSDに換装するという選択肢を視野に入れておくのもいい。
いずれにせよ、CPUの性能差がパソコンの起動時間の長さに影響を与えることがほとんどない。たとえCore i3であっても機械的に問題のない場合は十分迅速にOSが起動するはずである。
まとめ
- CPUの性能の差は関係ない
- Core i3でも十分早い
- SSD換装すれば早くなる
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東京都江東区在住。1993年生まれ。2016年国立大学卒業。主に鉄道、就職、教育関連の記事を当ブログにて投稿。新卒採用時はJR、大手私鉄などへの就職を希望するも全て不採用。併願した電力、ガス等の他のインフラ、総合商社、製造業大手も全落ち。大手物流業界へ入社。
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