上越新幹線のおすすめの座席! 目的ごとに一覧化

上越新幹線のおすすめの座席

上越新幹線のおすすめの座席について調査してみた。とき号、たにがわ号それぞれを目的ごとに号車・番・列まで一覧化。

上越新幹線は東京駅~新潟駅を走る路線である、とき号が速達型の種別、たにがわ号が停車型(各停)の種別である。いずれもグリーン車、普通車指定席、普通車自由席があり、一部ではグランクラス(E7系で運転)がある。

乗車駅・降車駅、コンセントの有無、窓からの景色、階段やエスカレーターの場所のどれを取るかでさまざま。指定席・自由席それぞれおすすめの座席はそれらによって変わる。


とき号|おすすめの座席

とき号
<とき号のおすすめの座席(10・12両編成)>
目的別項目 号車 番・列
途中駅を乗降(上野・大宮) すべて可 C席、D席(通路側)
コンセントの有無 すべて可 A席、E席(窓側)※
景色 すべて可 A席(海側)、E席(山側)
階段・エスカレーター 6,7号車 すべて可
電話がかかってくる すべて可 デッキに近い番号
C席、D席(通路側)
寝る すべて可 A席、E席(窓側)
トイレによく行く すべて可 C席、D席(通路側)

※コンセントに関しては、新型車両であるE7系のみ設置あり。

自由席・指定席の割り当ては各車両によって異なる。

とき号の車両ごとの座席区分

E2系:自由席=1-5号車、指定席=6-8,10号車、グリーン車=9号車
E7系:自由席=1-5号車、指定席=6-10号車、グリーン車=11号車、グランクラス=12号車

10両編成の場合は、2号車または7号車(E2系単独のみ)が空いている。

途中駅を乗り降り

次の駅が乗車駅または降車駅の場合はC席、D席をおすすめする。

  • 上野駅
  • 大宮駅
  • 高崎
  • 越後湯沢

とき号の場合は東京~新潟の全線を運転するのが主流だが、乗客層では東京~越後湯沢の利用が多い。

上野駅と大宮駅、高崎駅、越後湯沢駅を乗り降りする場合は通路側の座席を指定するのがおすすめ。

乗車の場合、窓側の座席を指定するとすでに通路側に誰がか座っている可能性が高い。

降車の場合、窓側の座席に座っていると通路側の座席に座っている人に進路を開けてもらう必要がある。

どいてもらう手間があることから、窓側と通路側の座席を比べると断然通路側だろう。したがって、C席、D席が推奨となる。

空席が多い曜日や時間帯についてはこの限りではない。窓側・通路側ともに埋まるほどの乗車率でない列車はどこの座席でもOKといえる。

だが、混んでいる時間帯や曜日なら通路側が好ましい。

なお、越後湯沢駅以北は、そもそも乗降客数が多いこともあり、窓側でも通路側でも大きなデメリットはない。長岡駅や燕三条駅はある程度乗降客数が多いが、座席はどちらでも問題ないと考える。

下りの新潟行の列車で窓側の座席に座っている場合でも、越後湯沢駅以北だと降りにくい空気にはなりにくい。

コンセントの有無

上越新幹線の場合、最新鋭の車両であるE7系にはコンセントが設置されている。

すべての列車でグリーン車・グランクラス車・普通のは全席にコンセントが設置されている。

普通車も指定席、自由席を問わず通路側の座席にもコンセントがある。他の新幹線とは違ってコンセントの事情はE7系に限っては極めて良好。

一方のE2系に関してはすべての列車でコンセント無しである。

製造年が古い時期であることから、グリーン車も普通車の窓側の座席もコンセントが設置されていない。

E2系が製造された2000年代はまだスマホやタブレットがほとんど普及していなく、いわゆる「ガラ携」が主流だったことから影響している。

>>上越新幹線にコンセントは付いていない!? 充電設備はない?

景色

新幹線の窓からの景色を楽しむのであれば、窓側であるA席・E席のいずれかに確定する。西側・東側のどちらを選ぶかによって外の景色が異なる。

ただし、どちらにせよ東海道新幹線の富士山のような大人気の車窓はない。

北陸新幹線とは違って海が見える区間もほとんどなく、トンネルの区間もかなり多い。

どちらの座席に座るかで景色の特徴が大きく違うことはないのが上越新幹線。

したがって、景色によるおすすめの座席はそれほどない。A席、E席はあくまでも外が見えるからという点に過ぎない。

自由席のおすすめ車両

~とき号の自由席のおすすめ車両・座席~

  • 1号車:ふつう(推奨)
  • 2号車:ふつう(推奨)
  • 3号車:混雑しやすい
  • 4号車:混雑しやすい
  • 5号車:やや混雑しやすい

10両編成、12両編ともに自由席は1~5号車に設定されている。1、2号車が空いている。

1号車側はホームの端になるが、ホームと改札口を結ぶ階段やエスカレーターの位置は中間付近であることが多い。

端まで歩くのが面倒だと考える人が多いことから、3,4号車当たりが最も混み合う。

5号車は自由席では端になることから、ボリュームゾーンとなる3,4号車よりは若干空いている。

こうした背景から、とき号の自由席を利用するなら1,2号車がおすすめである。

>>上越新幹線の乗車駅ごとの自由席の座れる確率! 混雑状況を調査

たにがわ号|おすすめの座席

たにがわ号
目的別項目 号車 番・列
途中駅を乗降 すべて可 C席、D席(通路側)
コンセントの有無 すべて可(E5・H5・E6系) A席、E席(窓側)
景色 すべて可 A席(海側)、E席(山側)
階段・エスカレーター 6,7号車 すべて可
電話がかかってくる すべて可 デッキに近い番号
C席、D席(通路側)
寝る すべて可 A席、E席(窓側)
トイレによく行く すべて可 C席、D席(通路側)

たにがわ号は近距離利用向けの種別のため、とき号よりもさらに自由席の車両が多い。

自由席・指定席の割り当ては各車両によって異なる。

たにがわ号の車両ごとの座席区分

E2系:自由席=1-7号車、指定席=8,10号車、グリーン車=9号車
E7系:自由席=1-5号車、指定席=6-10号車、グリーン車=11号車、グランクラス=12号車

おすすめの座席は基本的にとき号と同じ。

上野駅、大宮駅、小山駅、那須塩原駅を乗り降りするのであれば通路側がおすすめ。

高崎駅はたにがわ号だと大量に乗り降りするため、窓側でも問題ないだろう。

自由席のおすすめ車両

10両編成のE2系場合は1~7号車が自由席に設定されている。6号車、7号車が空いている。

E7系の12両編成の場合は、1~5号車が自由席に設定されている。こちらは1号車、2号車が空いている。

10両編成のE2系だと、6号車、7号車はとき号だと指定席になる列車が多いが、たにがわ号は自由席である。そのため、ここが指定席だと思い込んで避ける人が空くない。ゆえに狙えるところである。

一方のE7系の場合だと、たにがわ号でも自由席は1~5号車に限られるため、今度はホームの端に当たる1、2号車の方が空いている。

5号車はとき号でも自由席のため、たにがわ号でもやや混雑しやすい。

ただし、とき号に比べるとたにがわ号は1日を通して空いている。上越新幹線のみならず、北陸新幹線と合わせても最も空いている種別である。

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最高速度 東海道新幹線山陽新幹線東北新幹線上越新幹線北陸新幹線九州新幹線山形新幹線北海道新幹線
列車種別の違い 東海道新幹線山陽新幹線九州新幹線東北新幹線上越新幹線北陸新幹線
運賃 東海道新幹線山陽新幹線九州新幹線東北新幹線山形新幹線秋田新幹線上越新幹線北陸新幹線