九州新幹線の乗車駅ごとの自由席の座れる確率! 混雑状況を調査

九州新幹線の自由席の混雑レベル

九州新幹線(新大阪~博多)の乗車駅ごとの自由席の座れる確率について調査。混雑状況を時間帯および区間、種別ごとの違いにも着目。

博多~鹿児島中央間のみずほ・さくら・つばめでは、それぞれ空席は途中駅でもあるのか。平日と休日それぞれの満席で座れない可能性について取り上げる。

九州新幹線といっても、みずほ・さくらの2種類は、博多駅から山陽新幹線へ直通している。通しだと新大阪~鹿児島中央間で運転されていることになるため、博多駅も途中駅ということになる。つばめは各駅停車型の種別で、九州新幹線内だけで運転される。山陽新幹線へはまったくと言っていいほど乗り入れない。博多駅は常に始発駅である。

自由席はどの種別でも1~3号車が割り当てられている。混雑する時間帯になると、指定席よりも自由席が真っ先に満席となる。


乗車駅ごとの自由席に座れる確率

山陽新幹線の自由席の空席

乗車駅が同じでも、自由席に座れる確率は種別や時間帯によって異なる。

全体的にみると、博多駅に近い地域ほど自由席が埋まっていて座れない可能性が高い。反対に鹿児島中央駅に近い地域は確実に座れることが多い。

種別ごとでは、みずほ号にて途中駅での着席可能性が低い。その次に可能性が下がるのがさくら号。ただし、熊本駅以北でも本数が多いこともあり、自由席でも比較的空席が目立つ。

つばめ号は各駅停車で途中駅での優等列車の通過待ちが長いこともあって1日を通して空いている。ガラガラと考えてよいレベル。

<種別ごとの自由席の事情>

種別ごと(みずほ・さくら・つばめ)の混雑状況の事情に関してはこちらで詳細を説明する。

参照:山陽新幹線の乗車駅ごとの自由席の座れる確率! 混雑状況を調査

下り(鹿児島中央方面)

乗車駅 みずほ さくら つばめ
博多駅 ★★★★ ★★★ ★★
新鳥栖駅 ★★★ ★★
久留米駅 ★★★ ★★
筑後船小屋駅 ★★
新大牟田駅 ★★
新玉名駅 ★★
熊本駅 ★★
新八代駅
新水俣駅
出水駅
川内駅

下り列車の乗車駅ごとの自由席の混み具合は上のようになる。★印が少ないほど座れる確率が大きいことを示す。

みずほ号は九州・山陽新幹線の境界駅の博多駅こそは座れる確率はやや高めだが、それでも途中駅のため自由席だと通路側の座席しか空いていないことがほとんど。

途中駅は熊本駅のみが基本だが、この駅では降車客が圧倒的に多いため、ここから乗車する場合なら空いている。

さくら号は博多駅が始発の列車と山陽新幹線からの直通列車の2パターンがあるが、いずれも座れることが多い。

ただし、行楽シーズンになると自由席が満席で座れないことも出てくる。大型連休(年末年始・GW・お盆)は午前中を中心にどうしても満席になりやすい。

つばめ号は全区間にわたって空席が目立つ。やや乗車率が上がるのは朝夕の通勤ラッシュ程度にとどまる。

上り(博多・新大阪方面)

乗車駅 みずほ さくら つばめ
鹿児島中央駅 ★★
川内駅 ★★
出水駅 ★★
新水俣駅 ★★
新八代駅 ★★
熊本駅 ★★★★ ★★
新玉名駅 ★★★
新大牟田駅 ★★★
筑後船小屋駅 ★★★
久留米駅 ★★★ ★★
新鳥栖駅 ★★★ ★★

上り列車の乗車駅ごとの自由席の混み具合は上のようになる。同じく★印が少ないほど座れる確率が大きいことを示す。

みずほ号は始発駅の鹿児島中央駅でこそは確実に座れるほど確率が高い。その次の熊本駅はやや難易度が上がる。朝夕の混雑しやすい時間帯だと席取りが難しい。

自由席の列に前もって並んでおけば座れるが、最後に乗ると満席になっているかもしれない。

広島駅ではある程度降りていく人がいるものの、乗ってくる人の方が多い印象だ。博多駅始発だと座れる確率が下がる。ただ、のぞみは広島駅始発もあるため、これなら自由席でもかなりの高い確率で座れる。

さくら号は熊本駅の時点では自由席にほぼ確実に座れる。博多行・新大阪行(山陽新幹線直通)のいずれも満席になる可能性は低い。

それでも通路側の座席しか空いていない可能性は十分にある。

久留米駅や新鳥栖駅からだと満席になる可能性は若干だがあり得る。さらに、大型連休はほぼ確実に満席になる。

つばめ号は下りと同じく全区間にわたって空席が目立つ。自由席が満席になる例は繁忙期の一部のみ。

時間帯ごとの混み具合

時間帯 混雑度 時間帯 混雑度
6:00-7:00 1 14:00-16:00 3
7:00-8:00 3 16:00-17:00 4
8:00-9:00 5 17:00-18:00 5
9:00-10:00 4 18:00-19:00 4
11:00-12:00 3 19:00-20:00 2
12:00-14:00 2 20:00-21:00 1

各乗車駅を発車する時点での九州新幹線の自由席の混雑度はこのような形になる。

時間帯ごとの混雑状況でピーク時を「5」としてこれと比較すると、それ以外の時間帯の混み具合の目安は上記の通りになる。

九州新幹線のみならず、全国のすべての新幹線に共通すると考えてよい。

午前中は8~10時と午後は16~19時頃の便が1日の中でも混んでいる。時間帯だとみずほ号やさくら号の一部列車の自由席で座れる確率が低くなる。

11~15時までの日中の時間帯では、あまり移動する人は少ない。

ただし、大型連休(年末年始、GW、お盆)はこれが当たらない。本来なら空いているはずの11~15時でさえ大混雑していることがある。始発列車の早朝でも満員新幹線になっていることもある。夏休み、春休みのシーズンもやや全体的に混み合う。

列車ごとの傾向

同じ九州新幹線でも、通過駅が設定されているみずほ・さくらでは、自由席が混雑しやすい。

どちらも山陽新幹線の区間よりは空いているものの、さすがに行楽シーズンになると満席となって空席がゼロになることが頻繁にある。

みずほ・さくらはすぐ満席になる

山陽新幹線

下りの場合、博多駅を出発する時点で自由席が一杯になる。土日祝日の休日では、1日を通して自由席が満席またはそれに近い状態となる。

平日は、自由席でもそれほど混雑はしない。ただし、A席とE席は必ずといっていいほど埋まると考えてよい。途中駅だと、B・C・D席のいずれかしか空いていないケースが少なくない。

人が移動する朝と夕方では、平日としては混雑する。みずほ・さくらでは、新大阪方面と行き来する人が多い以上、自由席で窓側の席を見つけるのは難しい。

上りの場合、みずほ・さくらのいずれも始発駅の鹿児島中央の時点では、発車しても自由席に空席が残っていることが多い。行楽地へ行く人が多い土日祝日の休日でも、上りは途中駅で混雑していく。

ただし、鹿児島中央の次の大きな主要駅である熊本駅に到着すると、自由席へ多くの乗客が乗ってくる。休日はここでほぼ満席となる。閑散としている平日も、多くの座席が埋まる。

混雑する時間帯に九州新幹線に乗る場合、速達型のみずほ・さくらに乗るのであれば、自由席は避けたい。指定席を取ることをおすすめしたい。

つばめは自由席でも空いている

つばめの自由席

一方の各駅停車の種別であるつばめでは、自由席でも空席が空いていることが多い。全体的に混雑しやすい土日祝日であってもつばめだけは空いていることがほとんど。

自由席も空席がある列車が多い。上りも下りも、始発駅なら並ぶことなく座れるだろう。途中駅であっても、自由席の空席がゼロとなることはそれほど多くない。

満席となるのは、行楽シーズンの中でもピークの時間帯に限られる。本当に乗車率100%を超えるのは、年末年始・ゴールデンウィーク・お盆の時期くらいではないか。

なお、つばめ号に割り当てられる800系という車両は6両編成となっている。そのうち、自由席は1~3号車となっているため、半分は自由席というわけだ。

8両編成で運転されるみずほ・さくらと比べると自由席の比率が大きいのがつばめの特徴である。



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